「TOEICのスコアアップを目指せば、年収は上がるの?」と疑問に思っていませんか?
この記事では、平均年収とスコアの相関関係について解説します。
TOEICスコアを年収アップにつなげるためのステップや、TOEICで年収を上げるためにするべきことについても紹介していますのでぜひ参考にしてください。
TOEICの勉強をはじめるなら、まずは現在のスコアを確認することが重要です。目標スコアまでの差分を明確にすることで、学習計画をたてやすくなりますよ。
Santaアルクでは、AIによる精度95%の診断テストで、現在のTOEICスコアがわかります。
また、診断結果からあなたに必要なコンテンツを選んで出題してくれるので、効率よくスコアアップを目指せますよ。1日1問から学習できるため、忙しい方でもスキマ時間を利用しての学習が可能です。スコア診断は約3分で完了するので、ぜひ一度お試しください。
目次
TOEICスコアと年収の相関関係
TOEICスコアと年収の相関関係を、日経転職版の大卒年収調査2022の調査結果をもとに紹介します。
- TOEIC700点以上から年収がアップする傾向にある
- 500点未満と比較すると800点以上から大きな差がつく
- 499点以下と900点以上では200万円の差がある
- 499点以下と900点台の年収差は年代が上がるほど広がる
TOEIC700点以上から年収がアップする傾向にある
以下の表は、日経転職版の大卒年収調査2022が示しているTOEICスコア別の平均年収です。
引用:【連載 その希望年収、適正ですか?】大卒年収調査2022年版 TOEICスコア編 499点以下と900点以上の年収差は50代で360万円差に!|日経転職版 (nikkei.com)
TOEICスコアが600点台まではあまり年収に差がありませんが、TOEIC700点台から年収がアップする傾向にあるのがわかります。
TOEICスコアを採用の条件にしている会社があること、年収の高い企業にはTOEICスコアの高い社員が多いことから、TOEICスコアによる年収差が出ていると考えられます。
500点未満と比較すると800点以上から大きな差がつく
TOEICのスコアが500点未満の平均年収と、800点台・900点台の平均年収との差を見てみましょう。
引用:【連載 その希望年収、適正ですか?】大卒年収調査2022年版 TOEICスコア編 499点以下と900点以上の年収差は50代で360万円差に!
TOEICのスコアが800点台の人は500点未満の人に比べて、平均年収が約150万円多いことがわかります。
TOEICのスコアが900点代の人は、500点未満の人に比べて、平均年収が約200万円多いです。
TOEICのスコアが上がるにつれ平均年収も上がる傾向にあり、とくにその差は、800点台から大きな差がついていることがわかります。
499点以下と900点以上では200万円の差がある
TOEICのスコア別の平均年収と、499点以下との年収差を見てみましょう。
TOEICスコア | 平均年収 | 499点以下との年収差 |
---|---|---|
499点以下 | 703.3万円 | - |
500~599点 | 734.4万円 | 31.1万円 |
600~699点 | 750.8万円 | 47.5万円 |
700~799点 | 805.4万円 | 102.1万円 |
800~899点 | 855.1万円 | 151.8万円 |
900~990点 | 903.7万円 | 200.4万円 |
TOEICのスコアが499点以下と900点以上では、平均年収200万円の差がついています。
TOEICスコアが高いほど、平均年収の差が大きくなっていることがわかります。
このことから、TOEICスコアアップを目指せば年収が上がる可能性は高いと言えるでしょう。
499点以下と900点台の年収差は年代が上がるほど広がる
年代ごとのTOEICスコア別平均年収を見てみましょう。
引用:【連載 その希望年収、適正ですか?】大卒年収調査2022年版 TOEICスコア編 499点以下と900点以上の年収差は50代で360万円差に!
499点以下と900点台の年収差を年代別にまとめてみました。
年代 | 499点以下と900点台の年収差 |
---|---|
20代 | 125万円(1.3倍) |
30代 | 192万円(1.32倍) |
40代 | 263万円(1.35倍) |
50代 | 360万円(1.39倍) |
TOEICのスコアと年収の差は、年代が上がるほど広がる傾向にあります。将来的なことも考えると、高いスコアを取得しておくほうがよさそうです。
TOEICスコアが高いと平均年収も上がる理由3つ
TOEICのスコアが高いと平均年収も上がる理由は以下の3つです。
- 高待遇ポジションの求人はTOEICスコアが条件になることが多い
- TOEICスコアが昇進・昇格や海外赴任の条件になることが多い
- TOEICスコアが転職時に有利になる
1.高待遇ポジションの求人はTOEICスコアが条件になることが多い
年収が高いなど高待遇のポジションへの応募には、一定レベル以上のTOEICスコアが必要なケースがあります。
たとえば新卒採用の場合、以下の企業では800点または900点のTOEICスコアが必要です。
会社名 | 新規採用に必要なTOEICスコア | 平均年収 |
---|---|---|
ジョンソン・エンド・ジョンソン(ファイナンス職) | 900点が必要 | 848万円 |
楽天 | 入社までに800点が必要 | 797万円 |
参照:オープンワークに寄せられた268人の口コミの情報
楽天 有価証券報告書(2023年3月)P8
900点以上のハイスコアを目指す方は、こちらの記事も参考にしてみてください。
2.TOEICスコアが昇進・昇格や海外赴任の条件になることがある
TOEICのハイスコアを持っていることで、昇進・昇格や海外赴任のチャンスが手に入りやすくなります。
TOEICを運営しているIIBC(国際ビジネスコミュニケーション協会)が発表した「英語活用実態調査2019」では、以下のような結果が出ています。
引用:英語活用実態調査2019
調査対象となった企業の33.4%がTOEICを「昇進・昇格の基準」に、27.3%がTOEICを「海外赴任・海外出張者の選抜の基準」にしています。TOEICでハイスコアを持っていることで、収入が上がりやすいと言えるでしょう。
3.TOEICスコアが転職時に有利になる
TOEICでハイスコアを持っていると、転職時に有利にはたらく場合があるため、高収入につながりやすいです。
TOEICを運営しているIIBC(国際ビジネスコミュニケーション協会)が発表した「英語活用実態調査2019」では、社員のTOEICの結果を以下のような用途に利用しています。
調査対象となった企業の24.4%が、TOEICの結果を「新卒採用、中途採用の基準」にしています。とくに英語を使う職種の場合は、高いスコアを取得しておくことで転職の際に有利となり、収入アップを見込めるでしょう。
引用:英語活用実態調査2019
英語を使用する部署での中途採用では、10.2%の企業がTOEICスコアを要件に、43.6%の企業がTOEICスコアを参考にしていることがわかりました。
採用時の基準にしている企業があることから、TOEICスコアが転職の際に有利にはたらくと言えるでしょう。
TOEICスコアを履歴書に書く際の注意点について気になる方は、以下の記事も参考にしてみてください。
採用時に必要なTOEICスコアを企業別に紹介
主な企業の採用時に必要なTOEICスコアを紹介します。
TOEICスコア | 企業例 |
---|---|
600点以上 | 出光興産、王子製紙、大正製薬、大和ハウス工業、ニトリホールディングス、日本航空(JAL)の客室業務職、ジョンソン・エンド・ジョンソン(Quality Assurance職)、日本自動車工業会、パークハイアット東京の宿泊部、トヨテック(営業職) |
700点以上 | 三菱自動車、東京電力、ブリヂストン、ヤマト運輸、三菱電機、ファーストリテイリング、NTT東日本、日本ロレアルガルーダ、インドネシア航空武田薬品工業の研究職、研究技術職、ジョンソン・エンド・ジョンソン(サプライチェーン職)、伊藤忠アビエーション株式会社(総合職・事務職)、理想科学工業(海外営業職)、ベッセルの一般職(事務職) |
800点以上 | 韓国LG、韓国ヒュンダイ、住友不動産、野村不動産、ユニリーバ・ジャパンイリソ電子工業(海外営業・海外事務)、ひかり味噌(海外営業職) |
900点以上 | 韓国サムスン、マッキンゼーAIGグループ、Google、リソース・グローバル・プロフェッショナル・ジャパンジョンソン・エンド・ジョンソン(ファイナンス部)、デロイト・トーマツ・コンサルティング |
TOEIC以外で年収を上げるためにするべきこと3つ
TOEIC以外で年収を上げるためにするべきことは、以下の3つです。
- 専門スキルを身につける
- TOEICの勉強をしながら本質的な英語力をつける
- 英語が活かせる仕事やポジションを見つける
1.専門スキルを身につける
専門スキルがあることで、市場価値が上がり年収も上がりやすくなります。
以下のようなスキルを英語と組み合わせることで即戦力のある人材になるでしょう。
- プログラミング × 英語
- マーケティング × 英語
- 接客 × 英語
- 医療 × 英語
- 教育 × 英語
たとえば、こちらはユニクロの「グローバルDX推進リーダー候補」という職種の求人です。
英語以外にも、プロジェクトマネジメントの経験や問題解決能力、データ分析経験などが求められます。
こちらは同じくユニクロの「デジタルマーケティング」という職種の求人です。
英語以外に、デジタルマーケティングの実務経験やデータマーケティングなどの経験が必要になります。
専門スキルを身につけるには、自分が続けられる方法で継続して学んでいくことが大切です。
本・動画・スクールなど自分が続けられる方法でインプットしたり、その分野の専門家から学んだりしながら、ぜひ専門スキルを身につけてください。
2.TOEICの勉強をしながらスピーキング・ライティング力をつける
企業の採用時に使われるTOEICはL&R(リスニング&リーディング)のため、ハイスコアを持っていてもスピーキングやライティングの能力は証明できません。
英語を使う職場では、面接時や実際の現場でスピーキングやライティング力を求められる場面が多くあるため、話したり書いたりする力をつけておく必要があります。
スピーキングやライティング力を身につけると、市場価値が上がり年収が上がりやすくなります。
たとえば、以下の学習方法でスピーキング・ライティング力を高めることが可能です。
- 実際の仕事で使いそうな英単語・フレーズを中心に暗記する
- 実際に仕事で起こりそうなシーンを意識したシャドーイングをおこなう
- 業務に関する英文記事のリーディングをおこなう
- 仕事の分野に関する国際ニュースを読み、視野を広げる
仕事で実際に使う英単語・フレーズを中心に、スピーキングやライティングの学習をしていきましょう。
スピーキング力を鍛えたいなら、オンラインでマンツーマンレッスンが受けられる「アルクオンライン英会話」をお試しください。1回25分のレッスンが、24時間365日好きな時間に受けられます。
一人ひとりのレベルに合わせた丁寧なレッスンが受けられるため、オンライン英会話がはじめての方でも安心です。今なら25分のレッスンが1回無料で受けられます。まずは無料レッスンを試してみてください。
3.英語が活かせる仕事やポジションを見つける
英語が活かせる仕事やポジションを自分から見つけにいくと、年収が上がりやすくなります。
せっかく英語力があっても、英語の実務に結びつかない仕事をしていては年収アップにつながりません。
TOEICのハイスコアがとれる英語力を武器にして年収が高い業界に転職したり、今の仕事の幅を広げて昇給や昇進を狙ったりするなど、英語力を活かして活躍できる環境を自分から積極的につくっていきましょう。
TOEICスコアを上げたい人におすすめのアプリ3選
TOEICスコアを上げたい人におすすめのアプリは、以下の3つです。
- Santaアルク
- TOEIC公式アプリ
- レシピー(ポリグロッツ)
Santaアルク
Santaアルクは、「キクタン」や「究極の模試」などのヒット作を創出したアルク監修のTOEIC専用アプリです。
Santaアルクの強みは以下のとおりです。
AIによる精度95%のスコア診断
- 12問の診断テストでTOEICのスコアを精度95%のAIモデルが予測してくれる
- 定期的に診断テストを受ければ、その都度自分のレベルを確認できる
AIでパーソナライズされた質の高い豊富なコンテンツを提供
- AIが「今あなたが解くべき問題」を出題してくれる
- 1日1問から学習できるため「毎日まとまった時間がとれない」という方でも英語学習の継続が可能
パーソナルチューター「Santa Tutor」で疑問点を解決
- 問題や英語学習に関する疑問をSantaTutorに質問でき、不明点をすぐに解決できる
- ※質問は英語学習に関するもののみ可能
TOEIC公式アプリ
TOEICの関連情報や学習コンテンツが充実した公式アプリです。
TOEIC公式アプリの強みは以下のとおりです。
TOEICに特化したエピソードのリスニングができる
ネイティブによる生の英会話を収録した音声コンテンツです。
音声を聞きながら英文のトランスクリプトや日本語訳、フレーズ一覧が表示でき、ダウンロードも可能です。
エピソードで使われたフレーズの意味が確認できる
ダウンロードしたエピソードで紹介したフレーズの意味やフレーズサンプル、音声が確認できるので、効果的に学習を進められます。
TOEICに役立つフレーズが毎日更新される
日常場面に即した例文や覚えておきたいフレーズが毎日更新されます。音声付きなので発音と一緒に語彙を増やせます。
TOEICアプリ公式サイト:https://www.iibc-global.org/toeic/support/app/01.html
TOEIC公式アプリをダウンロードするならこちらから。
レシピー(ポリグロッツ)
「好きを学びに」がコンセプトの英語学習アプリ。
スキマ時間を利用して、最短で成果を出したい方におすすめのアプリです。
レシピー(ポリグロッツ)の強みは以下のとおりです。
- 学習者一人ひとりに最適化された学習カリキュラムをAIが生成
- 先生が自習だけでは手の届かない部分(勉強の仕方や疑問点の解決)やモチベーション維持をサポート
- 学習者のレベルや興味、学習時間、伸ばしたいスキルに合ったコンテンツを選び、最短で英語力が上がるようにカリキュラムを作成
- TOEIC によく出る単語リスト(初級・中級・上級)、TOEIC Part5 模擬問題集、TOEIC Part7 模擬問題集をベースにTOEIC得点アップを目的としている学習者に対してもっとも効率的に効果的な英語学習レシピ(カリキュラム)を作成
レシピー(ポリグロッツ)公式サイト:https://www.polyglots.net/app/polyglots/
レシピー(ポリグロッツ)をダウンロードするならこちらから。
SantaアルクがTOEICスコアアップに使える理由3つ
Santaアルクは、「キクタン」や「究極の模試」などのヒット作を創出したアルク監修のTOEIC専用アプリです。
TOEICの点数アップにSantaアルクが使える理由は、以下の通りです。
- AIによる高精度な診断で現在のスコアがわかる
- 20時間で165点アップの実績がある
- AIでパーソナライズされた質の高い豊富なコンテンツで学習できる
ひとつずつ詳しく見ていきましょう。
1.AIによる高精度な診断で現在のスコアがわかる
12問の診断テストで、TOEICのスコアを精度95%のAIモデルが予測します。解答時間、問題の難易度、選択肢などさまざまなログデータを考慮して、かなり正確な予想スコアを分析できるのが特徴です。
現在のスコアを知ることで、目標スコアとの差分が明確になるため学習計画がたてやすくなります。また、定期的に診断テストを受け自分の現在地を明確にすることで、モチベーションを保ちながら継続的な英語学習が可能です。
2.20時間で165点アップの実績がある
3億以上の学習データをもとにAIがスコアアップへの最短経路を提示してくれるため、効率のよいTOEIC学習が可能です。
利用者の中には20時間で165点アップした方もおり、短期間でスコアアップを目指す人にはぴったりのアプリです。
利用者の声を一部紹介します。
3.AIでパーソナライズされた質の高い豊富なコンテンツで学習できる
Santaアルクは、TOEIC学習に必要な要素が入ったオールインワンアプリです。
質の高いコンテンツが各カテゴリごとに定期的に追加され、パーソナライズされた学習に反映されます。
【単語学習】
TOEICに特化した英単語を収録しており、ユーザーのレベルごとに単語学習を進められます。
【リーディング】
以下のようなリーディング学習をサポートする機能が用意されています。
- SVO、 SVCなど文章の構造を表示させる文章構造分析機能
- 長文を解く際に活用できるアンダーライン(下線)が引ける機能
【リスニング】
リピート再生や倍速再生などの調整ができ、復習がしやすいのが特徴です。
また、TOEICに登場する5か国の英語(アメリカ・カナダ・イギリス・オーストラリア・ニュージーランド)の音声でリスニング学習ができます。
TOEICスコアを上げれば年収アップの可能性が広がる
TOEICのスコアが高いほど年収がアップする傾向にあり、その差は年代が上がるほど広がることがわかりました。
TOEICのハイスコアで年収が上がる理由は以下の通りです。
- 高待遇ポジションの求人はTOEICスコアが条件になることがある
- TOEICスコアが昇進・昇格や海外赴任の条件になることがある
- TOEICスコアが転職時に有利になる
年収が高い企業ではTOEICスコアを採用の目安にしているところも多く、TOEICのハイスコアをとることで年収アップの可能性が広がります。
年収を上げたいなら、TOEICのスコアアップを目指してみましょう。
TOEICのスコアを効率よく伸ばしたい方は、Santaアルクをぜひ活用してみてください。
AIによる精度95%の診断テストで、現在のTOEICスコアがわかるため、学習計画をたてやすくなります。また、診断結果からあなたに必要なコンテンツを選んで出題してくれるので、最短でスコアアップを目指せますよ。
1日1問から学習できるため、忙しい方でもスキマ時間を利用しての学習が可能です。スコア診断は約3分で完了するので、ぜひ一度お試しください。
【Santaアルク】3分でできる英語力診断
AIが弱点・伸びしろ・TOEICスコアを予測
- Santaアルクを使って学習しているユーザーは世界で400万人以上!
- 20時間の学習で平均165点のスコアアップ実績
- AIがユーザーのTOEICスコア・弱点・伸びしろを診断し、個別最適化されたカリキュラムを提供