「そういえば」は英語でなんて言う?意味と使い分けを一気に整理

「そういえば」は、話の途中で思い出したことを伝えたり、関連する話題へ自然に切り替えたりするときに使われる日本語表現です。英語では Come to think of it や By the way など、話し手の意図によって言い方が変わります。この記事では、「思い出したとき」「話題を関連づけたいとき」「流れを変えたいとき」という3つの場面別に、「そういえば」に近い英語表現を整理します。

「そういえば」は英語でどう言う?

日本語の「そういえば」にぴったり一致する英語表現はありません。英語では、話し手が何をしたいのかによって表現を使い分けます。

  • Come to think of it:考えた末に思い出したとき
  • Speaking of which / On a related note:話題に関連づけたいとき
  • By the way:流れを変えて別の話を切り出すとき

以下で、それぞれの表現を詳しく見ていきましょう。

考えていて思い出したときの「そういえば」

Come to think of it(考えてみると/そういえば)

話している途中で、考えを巡らせた結果、何かに気づいたり思い出したりしたときに使います。偶然ではなく、「考えた結果として思い当たった」感じがあります。

  • Come to think of it, I haven’t seen her in ages.
    そういえば、彼女にずいぶん会っていないな。

Now that I think about it(今考えると)

Come to think of itとほぼ同じ意味ですが、やや説明的で落ち着いた響きがあります。文章や、少し改まった会話でも使われます。

  • Now that I think about it, that explanation makes sense.
    そういえば、今考えるとその説明は納得できる。

話題に関連づけるときの「そういえば」

Speaking of which(その話で言えば/そういえば)

前の話題に関連する別の話を続けたいときに使います。

  • Speaking of which, have you decided where we’re going for dinner?
    そういえば、今夜どこで食べるか決めた?

Speaking of whichよりもややフォーマルで、説明的な文章やビジネス寄りの会話でも使われます。

  • On a related note, I recently read an article about sustainable living.
    関連した話だけど、最近サステナブルな暮らしの記事を読んだんだ。

Now that you mention it(そう言われてみると)

相手の発言をきっかけに思い出したことを述べるときに使います。

  • Now that you mention it, I do remember seeing her last week.
    そう言われてみると、先週彼女を見た気がする。

話の流れを変えるときの「そういえば」

By the way(ところで)

それまでの題とは直接関係のない、新しい話を切り出すときに使えます。

  • By the way, did you hear about the new restaurant downtown?
    ところで、ダウンタウンに新しい店ができたの知ってる?

Incidentally(ついでに言うと)

By the way よりもやや硬く、補足情報を添えるときに使われます。

  • Incidentally, they’re opening a new branch next month.
    そういえば、来月新しい支店ができるらしいよ。

You know what?(ねえ、ちょっと聞いて)

相手の注意を引いて、新しい話題を切り出したいときの口語表現です。

  • You know what? I ran into Mark yesterday.
    そういえばさ、昨日マークに偶然会ったんだ。

よくある質問(FAQ)

「そういえば」は英語で一語で言えますか?

いいえ、日本語の「そういえば」に完全に対応する一語の英語表現はありません。英語では、「思い出した」「関連づけたい」「話題を変えたい」といった話し手の意図によって表現を選びます。

Come to think of itとBy the wayの違いは何ですか?

Come to think of itは「考えた結果、思い出した」ことを伝える表現です。一方、By the wayは前の話題と直接関係がなくても、新しい話題を切り出すときに使われます。

会話で一番よく使われるのはどれですか?

日常会話では、Come to think of itとBy the wayが特によく使われます。ただし、どちらを選ぶかは話の流れ次第です。

まとめ

「そういえば」は、日本語では一言で済む便利な表現ですが、英語では話し手の意図によって言い方を選ぶ必要があります。考えていて思い出したときはCome to think of it、話題を関連づけたいときはSpeaking of which、流れを変えたいときはBy the wayといったように、場面ごとに使い分けることで、より自然な英語表現になります。

ENGLISH JOURNAL編集部
ENGLISH JOURNAL編集部

「英語を学び、英語で学ぶ」学習情報誌『ENGLISH JOURNAL』が、英語学習の「その先」にあるものをお届けします。単なる英語の運用能力にとどまらない、知識や思考力を求め、「まだ見ぬ世界」への一歩を踏み出しましょう。

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