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"Can you use chopsticks?”に思わぬ落とし穴! 日本人が気づかないストレートすぎる英語

みなさんこんにちは。来年には、以前働いていたこともあるWalt Disney Worldに遊びに行けたらなと考えているかおちんです。今年はWalt Disney World50周年のお祝いが開催されているので、とっても気になっています。みなさんは何か楽しみな予定を立てられていますか?

さて今日は「失礼な英語表現」について、みなさんと一緒に考えていきたいと思います。

日本語でも同じなのですが、英語にも失礼に当たる表現はあります。前回の「初心者が気をつけるべき丁寧な英語」でもお話したのですが、日本人の方で接客経験や会社勤めなどを経験された方は「丁寧」のベースが自然に身についていると思います。今回も実際に私が経験したミスなども交えながら、楽しく進めていきたいと思います。

「それはちょっと・・・」日本人が気づかないストレートすぎる英語

私の連載を読んでくださっている方だとお気づきかもしれませんが、英語はストレートな表現という勘違いには気をつけましょう。確かに日本語と比べるとストレートな表現は多いですが、それが間違って伝わってしまうと相手に不快な思いをさせてしまう可能性があります。

Can you use chopsticks? 実は思わぬ落とし穴

これは私が実際にアメリカで働いていた時のお話。あるカップルがお寿司を注文しました。日本食なので基本的にはお箸が用意されているのですが、人によってはお箸が不慣れな方もいらっしゃいます。まだ渡米したての私は、良かれと思い「お箸は使えますか?」という意味をこめて「Can you use chopsticks?」とお声がけをしました。

英語的に間違ってはいないのですが、そのカップルが「おや」となったのを私は見逃しませんでした。

日本語と同じで「伝え方」はとても大切

後で気づいたのですが、この表現だと「あなたはお箸を使う能力がある?」という若干失礼な伝え方をしてしまっていたんです。この時のゲストは、私の英語の意図を汲み取ってくれたのでとても助かりました・・・。

こういう場合は「お箸は使い慣れていますか」「フォークをお持ちしましょうか」というアプローチが良いと思ったのは後の祭り。それ以降はアプローチの仕方を色々と考えるようになりました。

「失礼」と思われないためには文法よりも笑顔で乗り切れ?

大事なのは「人柄」と「笑顔」

「英語勉強してるのに、え、そこなの?!」と思われた方。ごめんなさい、そうなんです(笑) 確かに、細かいことを伝え合ったり、理解し合うのに英語力は大切です。ないよりあった方が絶対に良いと思います。ただ「英語が超流暢だけど、無愛想でチームワーク力のない人」と「英語はぼちぼちだけど、いつもニコニコしている協力的な人」がいたら、間違いなく後者の方が何かあっても許して貰える人だと思います。

困った、困った、困った!そんな時にできたのは「笑顔」

船員の時にとても困ったことがありました。実は私、オーストラリアイングリッシュが全然聞き取れなかったんです。留学はカナダ、米国勤務経験はあったものの、オーストラリアへの渡航経歴は旅行で1回のみ。身近な人にもオーストラリア出身の方がいなかったので、とても困りました。

その時のクルーズは、全体の8割はオーストラリアのお客様でした。そして期間も22日間というロングクルーズだったのです。(お客様が22日間変わらないということ)そんな「終わった…」な状況で私にできる精一杯のことは「笑っていること」でした。せめて理解できないのであれば、笑顔でいようと必死だったのを覚えています。

最後に言われた「All we need is smile like YOU.」

そのロングクルーズ中に、たくさんのオーストラリアのお客様と仲良くさせてもらいました。みんなきっと私の発音を聞き取るのも大変だったでしょうし、私も彼らの英語を聞き取るのが大変だったのを覚えています。クルーズも終盤、後数日で下船…という時に、ひとりの年配の女性が私のところへやってきました。

「All we need is smile like YOU.」

正直、分からないこともあったけどあなたの笑顔はいつもとても素敵だった。と伝えにきてくださいました。もう嬉しくて嬉しくて、ひたすらThank youを繰り返しました。あぁ、やっぱり言葉じゃないんだな、気持ちなんだなぁ。と心から感じた私の経験です。

もし誤解されてしまったときは?

素直に謝る

下手に取り繕うよりも、その場ですぐに誤解を解くに限ります。この時にちゃんと「何か勘違いさせてしまっていたらごめんなさい…」と伝えましょう。

・I’m sorry if I make you misunderstand.
・I’m sorry for making you misunderstand.

などはすぐに出てくると良い表現かと思います。

可能であればネイティブに対策を聞く

もし職場やオンライン英会話などでネイティブの人と話すチャンスがある人には、ぜひオススメしたい方法です。

私も船で働いている時「むむむ?」と思った表現や、なんと伝えればスムーズだったのか困った時はいつも同僚に聞くようにしていました。

ニュアンスが分からない言葉は使うのを避けたいところなので、そういうところも含めて聞けると自分のステップアップにも繋がるのではないかと思います。

英語に自信がない人が絶対に使うべきではないNGワードは?

Can you 〜?表現には気をつけて

最初にも出てきましたが、Can you〜? の表現だと「その能力があるのかどうか」を問われていると受け取られる可能性があります。もし仕事の方とお話しするときは、Are you familiar with~?やIs that OK for you〜?など伝え方を変えてみるのも良いかもしれません。

How old are you?は本当に失礼

突然あまり親しくない人から「何歳ですか?」と聞かれたら、どうでしょうか。「なんでアンタに教えなかんねん!!」と私なら思わず関西弁が出てきそうになります。これは海外でも同じ。むしろ特に女性が相手だと大変失礼になります。どうしても仕事や並々ならぬ事情があって年齢を聞かなくてはいけない場合、慎重にアプローチしましょう。

Excuse me. I apologize but may I ask your age?など「聞くの大変申し訳ないのですが・・・」というニュアンスは伝えておいたほうが良いと思います。「あの人はデリカシーがないわっ」とご婦人を怒らせるのは、避けたいところですよね。

Whateverは「なんでも良いよ」じゃない

友人や仕事の仲間とご飯に行く時「何が食べたい?」と聞かれて「なんでも良いよ」と答える人は、どれくらいいるでしょうか?この時に日本語から翻訳したWhateverを使うと大惨事になるので気をつけてください。お客様にはもちろん、親しくない同僚などにも使わない方がいい表現です。

Whateverは「なんでも・どちらでも」という意味ですが、ニュアンス的には「別になんでもいい〜」という感じです。どちらかと言うと、関心がないと思われてしまう可能性があります。もし前向きな意味で「何でもいいよ」と伝えたい時は

・I’m good with anything.
・Anything is OK.

など前向きな表現をしてみるのがオススメです。

まとめ

・英語でも「伝え方」が大切
・笑顔で乗り切れることは意外にたくさんある
・もし間違って伝わってしまっても素直に謝る
・気をつける表現があることを頭の片隅に入れておく

ビクビクしていても英語は上達しません。しかし失礼に当たる表現は避けたいですよね。今日の内容をちょっと頭の片隅に入れつつ、どんどんチャレンジしていきましょう!!大切なのは「気持ち」なのを忘れないでくださいね♪ それではまた次回、お会いしましょう!

かおちん
かおちん

豪華客船クルー/フリーライター 大学在学中にカナダへ6ヶ月間留学。テーマパーク勤務を経験したのち渡米。米国にて文化交流大使として13ヶ月の任期を務める。米国で乗った豪華客船が忘れられず、帰国後は客船業界へ。英語は気持ちと笑顔!がモットー ブログ: かおちん |ごきげん×大好きな人生を|note

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