
「英語多読ニュース」(7月17日号)。今回は「パスポート」の話題。世界ランキングというものがあるんですね。
経済大国ランキング、世界で最も住みやすい国ランキング・・・。毎年いろいろなランキングが発表されています(ご存じとは思いますが、参考までに前者の2018年ランキングで日本は3位、後者では24位でした)。
各国が発行するパスポートにも、Henley Passport Index というランキングがありました。市民権などのアドバイスを専門とする、ロンドン 拠点 の顧問事務所 Henley & Partners が、毎月 更新 しているランキングのようです。
The list was compiled by the Henley Passport Index , which analyses how many countries a passport holder can enter visa-free or on a visa- on -arrival basis . ヘンリー・パスポート・インデックスによるリストは、パスポート所有者がビザなし、または到着ビザで何カ国に入国できるかを 分析 している。www.thesun.co.uk
そんなランキングで、日本のパスポートはなんと世界一。すごいですね。
Japan and Singapore have held onto their joint top spot, with each country offering visa-free access to 189 destinations. This latest ranking marks an 18-month long winning streak for both countries, after they unseated Germany from its long-held 1st position at the beginning of 2018.今回取り上げたニュースは The Sun のもの。イギリスのメディアの記事のため、後半ではイギリスの Brexit(イギリスの EU 連合離脱)の話題にも触れています。日本とシンガポールが1位の座を分け合った。両国はビザなしで189カ国に入国することができる。日本とシンガポールは、2018年の初めに長い間1位だったドイツからその座を奪い、以来18カ月にわたり連続して1位を守り続けている。
なんでも今、イギリス人によるEUやアイルランドのパスポートの申請数が急増しているそうで、現在、世界第6位というパスポートランキングは 今後 、さらに低迷する 可能性がある とのこと。
世界の情勢やお国事情も垣間見ることができる、このパスポートランキング。日本はいつまで1位を維持できるのでしょうか。
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