電子辞書は紙の辞書と比べて、コンパクトで持ち運びも楽。また、辞書だけでなく、参考書など多くのコンテンツを収録しており、紙の辞書をそろえるのに比べてコストパフォーマンスも高くなっています。英語学習アプリも多数搭載しているので、きっと良い投資になるでしょう。現在、学生用電子辞書を生産している国内メーカーはシャープとカシオ。今回は、2018年の最新モデル、中学生向けの電子辞書を比較してみました。
2018年最新モデル中学生向け電子辞書
カシオのXD-Z3800は170コンテンツ収録とありますが、英語系の辞書だけでも10冊分も入っています。スピーキング学習にも対応した自分の発音を収録、採点できるアプリ「発音トレーニング」も搭載。
シャープのPW-SJ5は画面が5.5型と大きく綺麗。辞書だけでなく、画面を切り替えて、タブレットのように英単語の暗記学習をすぐにスタートできる機能もあるので、ゲーム感覚で楽しみながら英語学習ができそうです。
それぞれの特徴的な点に注目してご紹介します。
カシオ エクスワード XD-Z3800 中学生モデル

写真引用元:カシオ公式サイト
動画や音声で楽しみながら英語学習
カシオの「エクスワード XD-Z3800」の特徴は、4技能の英語学習ができるアプリが充実していること。
搭載している英語アプリの一つ「ATR CALL」はタッチペンやマイクを使って、「聞く」「話す」「読む」「書く」を取り入れたトレーニングができます。英語の音の違いを聞き分けたり、正しい発音やスペリングを覚えられます。
また、「英会話スキット・トレーニング」は、実践的な会話のトレーニングができるコンテンツです。相手のせりふに答えるように発音し、実際にネイティブ・スピーカーの発音と自分の発音を聞き比べることができるので、スピーキングの勉強になるでしょう。
エクスワード 中学生モデル XD-Z3800 の特徴
- 中学生の毎日の学習から高校受験まで対応
- 英語教材『リトル・チャロ』や、キング牧師などの演説『英語名演説・名せりふ集』動画や音声で英語の理解度を深められる
- 生きた英語を学習できるネイティブ発音コンテンツが充実
エクスワード 中学生モデル XD-Z3800の紹介ビデオ
シャープ 電子辞書 ブレーン(Brain) 中学生モデル PW-SJ5

写真引用元:シャープ公式サイト
タブレットのように使える!
シャープの「Brain PW-SJ5」の特徴は、本体の液晶画面を約360度回転させて、利用シーンに合わせてキーボードと画面が裏表になる状態に切り替えることができる点です。
スマホやタブレットのように使える「学習スタイル」と、ノートパソコンのように使える「調べるスタイル」の2パターンあります。また、カラーシートで単語や意味を隠して暗記をしたり、タッチペンで英単語を書いて暗記学習をスタートできる機能も付いています。通学などの移動中のスキマ時間を利用した暗記学習に便利です。

写真引用元:シャープ公式サイト
また英検対策のアプリも、過去の出題問題を収録した「英検過去6回全問題集」(旺文社)や英検合格に必要な語彙力の向上が図れる「英検でる順パス単」(旺文社)なども収録されています。
さらにやる気がアップできるうれしい機能として、英単語暗記学習の進捗を確認できる「学習進捗管理」を搭載。自分のペースに合わせて、1日の学習目標英単語数を設定し、日々の目標達成と、英単語暗記学習の進捗を確認することができます。
このように勉強を見える化すると、勉強の成果を客観的に見ることができるようになるだけでなく、その結果が次の勉強へのモチベーションのアップにも繋がります。
Brain 中学生モデル PW-SJ5の特徴
- 利用シーンに合わせて画面が縦横に切り替わる
- 英検対策などのアプリが充実
- 暗記学習の目標と学習進度の見える化でやる気がアップ
Brain PW-SJ5の詳細はこちらでご確認ください。
2つの電子辞書の機能まとめ
2つの辞書の特徴を表にまとめました。目的に合った電子辞書を見つけてくださいね。
カシオ エクスワード XD-Z3800 |
対応教科:5教科 |
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シャープ Brain PW-SJ5 |
対応教科:5教科 |
構成:GOTCHA! 編集部
GOTCHA(ガチャ、gάtʃə)は、I GOT YOUから生まれた英語の日常表現。「わかっ た!」「やったぜ!」という意味です。英語や仕事、勉強など、さまざまなテー マで、あなたの毎日に「わかった!」をお届けします。