
「英会話をゼロから始めたい」、または「ずっと英語を勉強しているけれど、発音には自信がない」。そんな人におすすめの本『通じすぎて怖いカタカナ英会話』を紹介します。ページをめくると、英文の代わりにカタカナばかり。一体どんな内容なのでしょう?
英文なし!カタカナで英会話を学ぶ
中学生のころ、教科書の英文にカタカナを振って、先生から注意された経験はありませんか?「カタカナ英語」といえば、ネイティブとはほど遠い日本人的な発音を指すのが普通。やっぱり「カタカナ英語」ってダメなんじゃないの・・・と思ってしまいますが、本書の「カタカナ英語」はこれらとは別のものです。
さっとめくってみるとこんな感じ。

日本語にない音は図入りで詳しく解説されています。また、カタカナの振り方も、いわゆる「カタカナ英語」とはずいぶん違いますね。
英単語の読み方が、大中小、3つの大きさのカタカナで表示されています。
読み方のコツはこちら。
・大文字ははっきりと大きく
・中文字は少し早く
・小文字は小さく素早く
これに従って、先ほどのカタカナを声に出して読んでみてください。なんだか英語らしい感じがしませんか?
大切なのは、必ず声に出して読むこと。そして、この本のカタカナ英語に慣れてきたら、スピードを上げ、早く読む練習をすることです。実際に声に出して言ってみると「英語で話してる!」という実感が持てるはず。
翻訳アプリで発音をチェック!
単語だけでなく、英文を読む段階になっても、本書では徹底してカタカナ表記です。「これでいいのかな?」と思う場合もあるかもしれませんが、とにかく実践あるのみ。
次のページの右側、カタカナの文章を声に出して言ってみてください。

どうでしょう?
実際口に出していってみると、かなりネイティブに近い発音になった感じがするのでは?リズムやイントネーションも英語らしくなりますよね。
本書では、ある程度練習を重ねたら、翻訳アプリなどを使って、自分の発音が意図したとおりの英語として認識されているかどうか確認することを勧めています。
やってみると、これが意外とできないんですよ・・・。単語レベルでも、全く違う音として認識されることもしばしば。何度か繰り返しているうちに、自然と声が大きくなってきて、口の周りが痛くなってきます。やっとのことで意図した通りに認識されると、とてもうれしい!
ゲームみたいで楽しいですし、家族や友だちと勝負してもいいかもしれません。この方法なら、モチベーションを維持できそう。
英会話への抵抗感をなくす本
本書は、最初から最後までカタカナ表記。アルファベットで書かれた英文は登場しません。長年英語を学んでいる人ほど、「これでいいのかな?」という気持ちになるかもしれませんが、自然と大きくクリアな声で英語を口にするようになるので、やってみる価値は大いにありです。
ある80代の女性は、イギリス留学を目的としてこのメソッドで6カ月間英会話を学び、夢を実現したそう。それだけ学習効果を得やすく、続けられるメソッドだったということでしょう。
高齢者だけでなく、自力では英文が読めないお子さんや、英語の発音を磨きたい方にもぴったり。まずは試してみませんか?
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・こだわりの学習トレーニング
音声を聞いてすぐにスクリプトを確認する、一般的なリスニング教材とは異なり、英文や日本語訳をあえて後半で確認する構成にすることで、英語を文字ではなく音から理解できるようにしています。英文の書き取りやシャドーイングなど、各トレーニングを一つずつこなすことで、最初は聞き取りが難しかった英文も深く理解できるようになります。
・あらゆる角度から耳を鍛える豊富なコンテンツ
なぜ英語が聞き取れないのか? には理由があります。全15種類のシリーズは、文法や音の規則、ニュース英語など、それぞれ異なるテーマでリスニング力強化にアプローチしており、自分の弱点を知るきっかけになります。月に一度、TOEIC 形式のリスニング問題を解いたり、書き取りのコンテストに参加したりすることもできるため、成長を定期的に確認することも可能です。
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