
「英語多読ニュースフラッシュ」(3月1日号)をお届けします。過去1週間の海外ニュースから、GOTCHA! 編集部が気になった話題をピックアップしてご紹介!
アメリカ人とあいさつ。さて、あなたならどうする?
日本人ならあいさつのときにお辞儀をする人が多いでしょうか。欧米の人にあいさつをするときは…握手?それとも抱き合って肩をたたき合いますか?
今回、最初に紹介する記事は、フィギュアスケートのアメリカ代表として平昌オリンピックに出場した長洲未来さんに関するもの。茨城出身のご両親にアメリカで育てられた長洲さんが、2つの国の文化にどのような思いを抱いているのかがよく分かる、とても印象に残る記事です。
典型的なカリフォルニア・ガールの性格を持ちながらも、子どもの時は『ちびまる子ちゃん』や『ドラえもん』を見て育つなど、知れば知るほど長洲さんに親近感がわいてきます。
さて、そんな彼女が記者から受けた質問について、記事の最後に記されています。
As Nagasu fielded questions about her background, she was asked whether she bows when greeting people. Instead , she said, she opts for something that reflects the two cultures in which she grew up.bow(お辞儀をする)ではなくてnod(うなずく)なんですね。クールにうなずけば、ぜったいかっこいいと思います。 www.latimes.comShe nods.
長洲が自分の経歴に関する質問に対応していた際、人にあいさつをするときにお辞儀をする かどうか を問われた。彼女は、お辞儀はしない、自分が育った2つの文化を織り込んだことをする、と語った。
彼女はうなずくのだ。
カリフォルニアは「熱いベッド」…って何、それ?
自動運転車(autonomous cars)の最先端を行くアメリカ・カリフォルニア州で、いよいよ全く無人の自動運転車のテストが始まるようです(これまでは何かあったときのために運転席にドライバーが座っていなければいけませんでした)。
そのニュースに「熱いベッド」というワードが出てきました。
California is an obvious hotbed for autonomous vehicle testing , so changes made to the state ’s rules governing these tests are followed closely by companies like General Motors, Waymo, and Uber that are developing fleets of self-driving cars for public use . There are currently 50 companies testing nearly 300 autonomous vehicles that are licensed with the DMV, officials said.hotbed を「熱いベッド」と受け取っても、あながち間違ってはいなかったようです(ホッ…?)。カリフォルニアが自動運転車のテストを後押ししていることは疑う余地がない。そして、これらのテストを管理する州法に変更が加えられれば、ゼネラル・モーターズやウェイモ、ウーバーなど、一般利用を目指して自動運転車を開発する企業は、(無人自動運転のテストに向けて)すぐ動き出すだろう。
辞書には「温床」という定義がありました。ただ、「悪の温床」「ダニの温床」など悪い意味ばかりが目立つようなので、ここでは「~を後押しするもの」のように意訳してみましたが、いかがでしょう。
それにしても、自動運転車がドア・トゥ・ドアで目的地まで運んでくれる時代が待ち遠しいです!ラクしたい!
www.theverge.com缶を開けたら大きな音が!そのときトランプ大統領は…
昨年末、トランプさんが一日12本(!)のダイエット・コーラを飲むことが話題になっていました。
それだけ炭酸飲料を摂取するこでは、人体にはどんな 影響 があるのか――そんなことを 米メディアはこぞって取り上げていました 。体に 影響 がある かどうか はともかくとして、「そんなに飲んだらトイレに行く回数がきっと半端ない!公務に 影響 はないのか!」などと 心配 になりますが…。
余計なお世話ですね。
そして今週、トランプさんとダイエット・コーラの話題が、また記事になっていました。
「トランプ氏、机の下に隠れる!コーラの缶を開けたときの音にびっくり」
いつも三面記事的な内容ばかりだから、たまには国際政治も…と思ったのですが、結局、三面記事的なものになり、どうもすみません。
According to one aide , when Pence opened the can, it made “an unusually loud noise,” sending Trump ducking under his desk in a millisecond.メディアはトランプさんを「臆病者」とからかいたかったようですが、ホワイトハウス関係者はこれを真面目に否定しています。側近の一人によると、(副大統領の)ペンスが缶を開けた際に「驚くほど大きな音」がして、トランプは瞬速で机の下に身を隠したとのこと。
「彼はどんな事態にも対応できるということを示した」
「必要があればわが国への攻撃を防御できる体勢に身を置いたのだ」
「彼は実年齢の半分の若さのスピードで退避できる能力がある」
コメントにどこまで本心が含まれているやら… ( ´ー`)フゥー...
www.newyorker.com

文:山本高裕(GOTCHA! 編集部)
GOTCHA(ガチャ、g?t??)は、I GOT YOUから生まれた英語の日常表現。「わかっ た!」「やったぜ!」という意味です。英語や仕事、勉強など、さまざまなテー マで、あなたの毎日に「わかった!」をお届けします。
【1000時間ヒアリングマラソン】 ネイティブの生音声を聞き取る実践トレーニング!
大人気通信講座が、アプリで復活!
1982年に通信講座が開講されて以来、約120万人が利用したヒアリングマラソン。
「外国人と自由に話せるようになりたい」「仕事で困ることなく英語を使いたい」「資格を取って留学したい」など、これまで受講生のさまざまな夢を支えてきました。
アプリ版「1000時間ヒアリングマラソン」は、アウトプット練習や学習時間の計測などの機能を盛り込み、よりパワーアップして復活しました。
「本物の英語力」を目指す人に贈る、最強のリスニング練習
・学校では習わない生きた英語
実際にネイティブスピーカーと話すときや海外映画を見るとき、教科書の英語と「生の英語」のギャップに驚いた経験はありませんか? 1000時間ヒアリングマラソンには、オリジナルドラマやラジオ番組、各国の英語話者のリアルな会話など、学校では触れる機会の少ない本場の英語を届けるコーナーが多数用意されています。
・こだわりの学習トレーニング
音声を聞いてすぐにスクリプトを確認する、一般的なリスニング教材とは異なり、英文や日本語訳をあえて後半で確認する構成にすることで、英語を文字ではなく音から理解できるようにしています。英文の書き取りやシャドーイングなど、各トレーニングを一つずつこなすことで、最初は聞き取りが難しかった英文も深く理解できるようになります。
・あらゆる角度から耳を鍛える豊富なコンテンツ
なぜ英語が聞き取れないのか? には理由があります。全15種類のシリーズは、文法や音の規則、ニュース英語など、それぞれ異なるテーマでリスニング力強化にアプローチしており、自分の弱点を知るきっかけになります。月に一度、TOEIC 形式のリスニング問題を解いたり、書き取りのコンテストに参加したりすることもできるため、成長を定期的に確認することも可能です。
1000時間ヒアリングマラソンは、現在7日間の無料トライアルを実施中です。さあ、あなたも一緒にランナーになりませんか?