英語のスピーキングでのつまずきを解消してくれる「しゃべり出しパターン」に詳しく迫る連載第5回!今回ご紹介する「I gotta + 動詞の原形」「How about + 主語 + 動詞の原形?」「Why don’t we + 動詞の原形?」は、いずれもカジュアルな表現。どんな風に使うのか、『英会話は3週間だけ続けなさい』(共著:名郷根 修、リノ)著者で英語講師のリノさんが解説してくれます。
目次
①「I gotta + 動詞の原形」|「~しなきゃ」をカジュアルに表現
これまでに8種類の「しゃべり出しパターン」をご紹介し、一緒にアウトプットの練習をしてきました。そして今回も引き続き、ネイティブも会話でよく使い、映画などでもたびたび出てくるしゃべり出しパターンについて見ていきましょう。
【連載「しゃべり出しパターン」 これまでの記事を読む】
・第1回(しゃべり出しパターンの効果や学び方)
・第2回(しゃべり出しパターン【I have+名詞】【Can I+動詞の原形 ?】)
・第3回(しゃべり出しパターン【You can/I wanna/I’m gonna+動詞の原形】)
・第4回(しゃべり出しパターン【Let me/You should/You could+動詞の原形】)
まず1つ目は、「I gotta + 動詞の原形」という表現を使いこなせるようになりましょう。「<動詞>しなきゃ」という意味で、必要性や義務を伝えるカジュアルな表現です。ネイティブとの会話や映画でも頻出のフレーズなので、聞いたことがある方も多いのではないでしょうか?
この I gotta は I have got to の省略形。フレンドリーな表現なので、フォーマルな場面では使わないように注意が必要です。
そして、これまでに紹介してきた「Can I + 動詞の原形 ?」「I’m gonna + 動詞の原形」などもそうでしたが、このフレーズも発音が重要となります。文字通り「アイガッタ」と読むのではなく、「アイガラ」のように発音するとネイティブっぽくなりますよ。
さて、それでは以下の文章を英語に訳してみましょう。
① 行かなきゃ。
② 部屋を掃除しなきゃ。
③ 荷物をまとめなきゃ。
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アウトプットできましたか?以下に回答例の1つを示します。
① I gotta go.
② I gotta clean my room.
③ I gotta pack my bags.
特に文章ごと覚えておきたいのが①の I gotta go. で、映画やネイティブの友達との会話で非常によく使われるためです。
③の pack は「荷造りする」という意味。日本語でも「パッキング」など言いますよね。
「自分がこれからしなければいけないこと」について、「I gotta + 動詞の原形」で表現する練習をしていきましょう。
②「How about + 主語 + 動詞の原形 ?」|友達に提案するときの鉄板表現
次に、「How about + 主語 + 動詞の原形 ?」というしゃべり出しパターンについて見ていきます。「<主語>が<動詞>するのはどう?」という意味で、相手に提案するときの鉄板フレーズです。
学校教育では、「How about + 動詞の ing形 ?(<動詞>するのはどう?)」という形で教わり、そちらの形も使うのですが、友達同士の会話では「主語 + 動詞の原形」がそのまま続くことも多いんです。
そして、このフレーズは発音がなかなかトリッキーです。「ハウアバウト」ではなく、「ハウバウ」のように短めに発音してみてください。How と about の間にスペースがないかのように発音するのがコツですよ。
では、このフレーズを使って、アウトプットしてみましょう。
① 私たちが午後4時に会うのはどうですか?
② 私たちが散歩に行くのはどうですか?
③ 私たちがハリーポッターを観るのはどうですか?
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答えられたでしょうか?早速回答を見てみましょう。
① How about we meet at 4 p.m.?
② How about we go for a walk?
③ How about we watch Harry Potter?
「How about + 主語 + 動詞 ?」を使って、シンプルに表すことができますね。日常生活でよく聞くフレーズなので、ぜひ練習してみてください。
③「Why don’t we + 動詞の原形 ?」|柔らかく相手を誘える表現
最後のしゃべり出しパターンは、「Why don’t we + 動詞の原形 ?」です。「<動詞>しない?」と相手を誘うときに使えます。
「Let’s + 動詞の原形」も「<動詞>しよう」と相手を誘うフレーズですが、「Why don’t we + 動詞の原形 ?」の方がやや当たりが柔らかくなります。
「Let’s + 動詞の原形」ほど強くは響かないので、日本人好みのフレーズですね。文末に疑問符がつくのを忘れないようにしましょう。
発音については「ワイドントウィー」ではなく、「ワイドンウィ」のように一気に発音しましょう。アメリカ英語では、don’t の t をしっかり発音しません。
それでは、以下の文章を英語に訳してみましょう。
① 車を借りない?
② 休憩しない?
③ 今日はこのくらいにしない?
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「Why don’t we + 動詞の原形 ?」をしっかり使えましたか?それぞれ回答を見ていきます。
① Why don’t we rent a car?
② Why don’t we take a break?
③ Why don’t we call it a day?
②の take a break は「休憩する」という意味のフレーズです。
③の call it a day はよく使われる表現で、「仕事を切り上げる」という意味になります。「今日はここまで!」と宣言するイメージを持つと覚えやすいでしょう。これに似たフレーズで、call it a night(今夜はここまでにする)というフレーズもあります。こちらもセットで覚えておきましょう。
間違いを恐れず『英会話は3週間だけ続けなさい』でアウトプットの練習を!
これまでの記事で、スピーキングに必要なしゃべり出しパターンの数々を見てきました。
習って終わりではなく、これらのフレーズを使って自分でも文章を作ってアウトプットすることがとても重要です。英語力が一番伸びるのは「間違えたとき」です。だからこそ、間違えることを恐れずにぜひアウトプットの練習をしていただきたいと思います。
これまでの記事で紹介したフレーズを含め、さまざまなしゃべり出しパターンについて、私の著書『英会話は3週間だけ続けなさい』でも取り上げています。ぜひ活用してみましょう!
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