「湿気」って英語でなんて言う?

梅雨シーズンに突入して困ることの一つに、湿気があります。では、湿気や湿度が高いことや、じめじめしている状態を英語でなんと言うか知っていますか?本記事では、「湿気」に相当する英語表現とそれぞれのニュアンスの違いを紹介します。

「湿気」って英語でなんて言う?

「湿気」を正確に表すには、文脈や具体的な意味によって使う表現が異なります。以下に、一般的な「湿気」に相当する英語表現と、それぞれのニュアンスの違いを紹介します。

  • humidity(湿度)
    湿気を表す最も一般的な表現の一つと言えるでしょう。これは、湿気の状態や大気中の水蒸気の量を表します。

  • moisture(水分)
    物質や表面に含まれる水分を指します。例えば、湿ったタオルや植物の葉の上の水滴です。

  • dampness(じめり)
    表面が湿っている状態を表します。少し湿った感じや、じめっとした感触を想起させます。部屋や場所が湿った状態であることを指すこともあります。

  • mugginess(じめじめとした湿気)
    蒸し暑く、じめっとした湿気のある状態を表します。例えば、夏のジメジメとした天気など、暑くて湿度の高い気候を指します。

上で紹介した単語は全て名詞ですが、形容詞を使って湿度の高さを表すこともできます。一例とその単語を使った例文を紹介します。

  • humid(湿った、むしむしする、湿度の高い)
    空気が湿っている状態を指します。

    It’s humid today.
    (今日は湿気がすごいです)

  • damp(湿気ている)
    通常、物体や材料が湿っている状態を指します。

     The rice crackers are damp.
    (このせんべいは湿気ています)

  • clammy([湿気が多くべたべたしていて]気持ち悪い)
    熱や緊張によって手や肌が湿ってべたつく感じを表します。

    My forehead was always clammy due to the humidity.
    (湿気がすごくて、常に額がべたべたしていました)

    I think my hands were clammy because I was so nervous.
    (とても緊張していたので、手が汗でべたべたしていたと思います)

「湿気」に関する英語フレーズ

上で紹介した単語を使った英語フレーズを紹介します。

humidity

The humidity is high today.
(今日は湿度が高いです)

It’s annoying when my hair goes all frizzy because of the humidity.
(湿気で髪がうねるのはイライラします)

The humidity level in the room was so high that the windows became foggy.
(部屋の湿度がとても高かったため、窓が曇ってしまいました)

moisture

The moisture from the rain caused the paper to become wrinkled and damp.
(雨の湿気で紙がしわくちゃに湿ってしまいました)

Wooden furniture should be kept in a controlled environment to prevent damage caused by moisture.
(湿気による損傷を防ぐため、木製の家具は管理された環境で保管する必要があります)

dampness

The dampness in the room made the clothes take longer to dry.
(部屋がじめじめしていて、服が乾くまでに時間がかかりました)

The musty smell is a result of the dampness in the old building.
(その古い建物はじめじめとしていて、カビ臭い匂いがします)

mugginess

I couldn’t sleep well last night because of the mugginess.
(昨夜はじめっとしていたので、よく眠れませんでした)

I can’t stand the mugginess of the tropical climate; it feels like being in a sauna all the time.
(ずっとサウナにいるような熱帯気候のじめっとした感じには、我慢できません)

まとめ

「湿気」には幾つかの英語表現がありますが、具体的な文脈や意味によって使い分ける必要があります。

湿度を指す場合にはhumidityやmoistureが一般的です。じめっとした感じやカビ臭さを表現する場合にはdampnessやmugginessが適しています。

状況に応じて適切な表現を選び、湿気に関する会話をスムーズに行いましょう。

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