
種類が多く、意外と扱いが難しい助動詞の用法、マスターできていますか?文法問題に挑戦して、助動詞の基礎を押さえましょう!
助動詞の文法クイズ
日本語訳を参考にして、空所に入る英単語を考えましょう。
Q. 1
・Kate( )speak Japanese.
ケイトは日本語を話すことができる。・Robert( )arrive soon.
ロバートはそろそろ到着するかもしれない。・You( )study harder.
あなたはもっと一生懸命勉強しなければならない。
Q. 2
・You( )( )apply for the job.
あなたはその仕事に応募したほうがいい。・I( )( )travel a lot.
私は以前は旅行をしたものだった。・Denis( )read and write at the age of three.
デニスは3歳の時には読み書きができた。
Q. 3
・You( )go now.
もう行ってもよろしい。
Q. 4
・I( )stand his behavior.
彼の態度には我慢できない!・You( )( )to tell lies.
うそをつくべきではない。・I( )( )to like coffee.
私は以前はコーヒーが嫌いだった。
Q. 5
・( )I ask you a question?
1つ質問してもいいですか?・( )I( )apologize to her?
彼女に謝るべきでしょうか?・( )you( )to smoke?
以前はよくたばこを吸いましたか?
Q. 6
・You( )not worry about it.
あなたはそのことについて心配する必要はない。・How( )you say such a thing to me?
よくもそんなことを私に言えますね。
クイズの答えと解説
答え合わせをして、太字のフレーズを覚えましょう。
Q. 1の答えと解説
・Kate( can )speak Japanese.
ケイトは日本語を話すことができる。・Robert( might )arrive soon.
ロバートはそろそろ到着するかもしれない。・You( must )study harder.
あなたはもっと一生懸命勉強しなければならない。
◆【解説】助動詞とは?
助動詞は「助動詞+do(動詞の原型)」の形で用いられ、可能・推量・義務などの意味を動詞に添える。上の問題ではcan speakで「話すことができる」という可能を、真ん中ではmight arriveで「到着するかもしれない」という推量を、下ではmust studyで「勉強しなければならない」という義務を果たしている。
Q. 2の答えと解説
・You( ought )( to )apply for the job.
あなたはその仕事に応募したほうがいい。・I( used )( to )travel a lot.
私は以前は旅行をしたものだった。・Denis( could )read and write at the age of three.
デニスは3歳の時には読み書きができた。
◆【解説】助動詞の種類
助動詞には、現在形だけのもの、過去形だけのもの、現在形と過去形の両方があるものがある。ただし、時制の一致で過去形に変える場合を除き、過去形の助動詞でも現在の意味を表すことが多いので注意(used toは過去形用法のみ)。
Q. 3の答えと解説
・You( may )go now.
もう行ってもよろしい。
◆【解説】助動詞を使った肯定文の形
助動詞を使った肯定文は「助動詞+do(動詞の原形)」の形になる。時制が現在で、主語が三人称単数(he/she/it)でも同時に -s をつけないように注意。
Q. 4の答えと解説
・I( cannot )stand his behavior.
彼の態度には我慢できない!・You( ought )( not )to tell lies.
うそをつくべきではない。・I( didn't )( use )to like coffee.
私は以前はコーヒーが嫌いだった。
◆【解説】助動詞を使った否定文の形
1語の助動詞は、助動詞の後にnotをつける。ought toの否定形はought not to。used toの否定形は、didn't use toが普通 (used not to、used't toを使うこともある)。
Q. 5の答えと解説
・( May )I ask you a question?
1つ質問してもいいですか?・( Ought )I( to )apologize to her?
彼女に謝るべきでしょうか?・( Did )you( use )to smoke?
以前はよくたばこを吸いましたか?
◆【解説】助動詞を使った疑問文の形
1語の助動詞は、文頭に助動詞を置く。ought toの場合はOught S toの語順になる。used toの疑問文はDid S use toの語順になる(Used S toを使うこともある)。
Q. 6の答えと解説
・You( need )not worry about it.
あなたはそのことについて心配する必要はない。・How( dare )you say such a thing to me?
よくもそんなことを私に言えますね。
◆【解説】動詞のneedとdareの用法
否定文と疑問文でのみ用いられるneed(~する必要がある)とdare(あえて~する)。いずれも、肯定文で用いる場合は、動詞としてneed to do(~する必要がある)、dare to do(あえて~する)のように、目的語に to 不定詞を取る。
(この記事は『キク英文法』を基に作成しました)
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- 作成:2022年4月25日、更新:2025年6月7日
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