
写真を描写したりそこから連想できたりする、ちょっと笑えて考えさせられる英文でフレーズを学びましょう。同時通訳者の横山カズ先生が解説する、1カ月、毎日更新の記事です。英文を音読するだけでも、スピーキング力が上がりますよ!第5回のお題は「水辺の女性」の写真です。
いったい誰を頼ればいいの?

My mind goes in all directions, and I have nothing in me to express.
悩みが止まらないし、 話したいこともない。
go in all directionsで心がバラバラになっていることを表現できます。
このたった一つのフレーズで、「迷っている」「心がぶれている」「気持ちが揺れ動いている」「悩んでいる」「思考がまとまらない」「右往左往している」「目移りしちゃう」「煩悩が多くて」 といった、さまざまな感情の機微を瞬間的に表せます。
Nothing in meは、in meを付けることで、「心の中にぽっかり穴が開いて」いるようなうつろな精神状態を表現しています。
Who can I turn to now ...?
いったい誰を頼ればいいの?
turn to~には「~の方を向く」という意味がありますが、そのイメージから派生して、「~を頼る/~を頼りに助けを求める」という意味で使われることも多いです。
She/He has nobody to turn toで、「身寄りがない」という意味になりますね。さらに同じ型を使って、She/He has nobody to talk withとすれば、「話し相手/相談相手がいない」となります。日常における助け合いやうわさ話に頻出することは想像に難くないと思います。
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