せっかく英語を学ぶなら、ネイティブ・スピーカーがよく使う自然なフレーズを身につけたいものです。書籍 『その英語、ちょっとカタすぎます!』 から、日本人が知らないネイティブならではの英語表現を紹介します。どんどん覚えて使ってみてくださいね!
「あの店なら、先月閉店しました」を英語で言うと?
久しぶりにランチに行ってみたら、お気に入りのお店が閉店していた!
休み明けにこんな経験をした方もいるのでは?お気に入りのお店が無くなるのは寂しいものですね。
さて、「あの店なら、先月閉店しました」を英語で言えますか?これは結構簡単。次のようになりますね。
That store closed last month.
日本語の「閉店」には、「営業時間が終わった」という意味のほかに、「営業をやめた」という意味もあります。
英語の close も同じで、永久に閉まるときにも、一時的に閉まるときにも使えます 。
「店じまい」は close 以外の言い方もある
「ある店が営業をやめた」という場合には、close を使う表現のほかにもこんな言い方があります。
A:That store went out of business . (あの店なら、閉店しましたよ。)
B:Really? When? (ほんと?いつ?)
go out of business は、直訳すると「ビジネスから撤退する」ですが、ネイティブ・スピーカーにとっては「店じまいをする」や「つぶれる」というニュアンスに近いそう。
「会社がつぶれる・倒産する」には、go bankrupt という表現もあります。
「閉店セール」を英語で言ってみよう
好きなお店が無くなるのはショックですが、せっかくだから閉店セールには行っておこうというのが人情です。
「閉店セール」は、英語で have a going-out-of-business sale 。
A:The store is having a going-out-of-business sale. (その店なら、今、閉店セールをやっているわよ)
B:Do you know how much longer they’ll be open? (いつまでやっているか知っている?)
go out of business は寂しいけれど、have a going-out-of-business saleはちょっぴりうれしいというのが、顧客側の複雑な心理。
ちょっとお得な買い物をしてハッピーな気持ちになったら、また、お気に入りのお店を探しましょう。
今回ご紹介した表現を、英会話や英語日記でぜひ使ってみてください!
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