中学英文法を30日で復習するには?

「英語の勉強をやり直したい」「ゼロから身につけたい」・・・それは多くの日本人が思うこと。英語が得意な人を見ていると、自分ができないことに劣等感を持ってしまいそう。

5文型をやり直して基礎固め

英語やり直しのカギは中学英文法!

英語のスキルがないと、社会から置いていかれるような不安に駆られることもありますよね。かといって、英語が苦手な人がいきなり英語ニュースや英字新聞、ビジネス英会話に手を出しても、挫折してしまうことも。あせって上級者向けの単語や熟語を覚えようとしても、英語への苦手意識が高まるばかり・・・。そんなときに手に取ってほしいのがこの本『Mr.Evineの中学英文法を修了するドリル』です。2007年発行、10年近く売れ続けているロングセラーで、ついに15万部を突破。 Amazonの「英語・外国語」部門ランキングでも1位 になっています。

Mr. Evine の中学英文法を修了するドリル (Mr. Evine シリーズ)
 
「今さら中学レベル?」と思うかもしれませんが、本書によれば 「中学英文法こそがネイティブ・スピーカーたちが普段自然に行っている英語でのコミュニケーションの核(コア)」 。このコアが抜けたままで難しいものにトライしても、ほとんど頭に入っていかないのです。中学英文法をしっかり身につければ、英語に対する理解力も、学ぶ楽しさもかなり変わってくるはず。

実は苦手な人が多い「5文型」がきっちり身につく

まずは、「自己評価チェックテスト」にトライ。自分の弱点がどの分野なのかを 把握 します。その後は、英語の「5文型」の知識をしっかりと身につけるレッスンへ。

「5文型って中学でやったような気がするけど、結局よくわからない・・・」という方も多いですよね。なんだか面倒くさそうなイメージがあると思います。しかし、 5文型を理解することは「英語の並べ方のルール」を身につける近道 。これをマスターすれば、複雑に見える長い文章も、意外と単純な作りになっていることがわかります。本書では特に5文型について丁寧に解説しているので、「今度こそ5文型を克服したい」という方におすすめ。5文型をしっかり身につけることで、常に正しい語順で英語をとらえられるようになります。

続けやすい構成だから成果が出る!

順を追ってレベルアップするから無理がない

5文型をマスターしたあとは、中1・中2・中3とレベル別の学習へ進んでいきます。順を追ってレベルアップすることで、学習内容が無理なく頭に入ってくるはず。この構成は、あとから文法事項を確認したくなったときに、学年別・項目別に調べられるだけでなく、該当するページでささっと復習もできるので便利です。

すべてやり終えたら、制限時間60分の「全レッスン修了テスト」に挑戦すれば、どれだけ力がついたかを確かめることができます。

1日の学習量が決まっているので勉強がスムーズ

1日の学習の流れは「インプットステージ」「アウトプットステージ」から構成されています。「インプットステージ」では必須の文法項目を、1日1レッスンのペースで解説。教科書のような役目を果たす部分ですが、やさしい話し言葉で書かれているので、すーっと頭に入ってきます。

次の「アウトプットステージ」では問題演習に挑戦。解説には、必要に応じて、その問題が何の文型かも示されているのでスムーズに復習できます。

各章の最後では「コミュニケーションステージ」で「疑似会話」にトライ。ネイティブ・スピーカーを相手にした会話にチャレンジします。と言っても難しいことはなく、その章で学んだ文法の知識を総動員すればOK。ヒントとして示された単語を並び替えることでクリアできますよ!

使いやすいから学習が続く

書き込み式のドリルなので読み流すことがなく、「勉強している!」という充実感を味わえる のも、本書のいいところです。誌面のデザインは全体的にすっきりとした見やすい構成。イラストの量もほどよく、青系と黒系の落ち着いた2色使いなので、ストレスなく学習を進められます。

また、解答集が別冊になっており、本体から簡単に取り外して使うことができるのもいいですね。ドリルの横に解答集を置いて、双方をチェックしながら学習することができます。解答集ではすべての問題に解説がついているので、「なぜこの答えになるの?」という学習書にありがちなモヤモヤもありません。

「今年も英語が苦手なままだった・・・」という人も、30日間で学習できる本書なら大丈夫。英語に対する抵抗感が薄れ、苦手克服につながるはず。中途半端な知識に足を引っ張られるよりも、思い切って学び直してみるのもいいのでは?

Mr. Evine の中学英文法を修了するドリル (Mr. Evine シリーズ)
 

構成・文:GOTCHA!編集部
GOTCHA(ガチャ、g?t??)は、I GOT YOUから生まれた英語の日常表現。「わかっ た!」「やったぜ!」という意味です。英語や仕事、勉強など、さまざまなテー マで、あなたの毎日に「わかった!」をお届けします。

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