仕事帰りに駅ビルやショッピングモールに立ち寄るのは危険なときがあります。それはバーゲンが開催されているとき・・・!「バーゲン」にまつわる英語表現をチェックしてみましょう。
「バーゲン」ってそもそも何語?
ネットショップの普及で、バーゲンもだいぶ様変わりしました。静かな場所で落ち着いて買い物するのもいいのですが、デパートやショッピングモールで行われるそれには、やはり血湧き肉躍るものがあります。
店員さんの「いらっしゃいませえ~~!」「ご覧くださいませえ~~!」という嬌声に加え、闘争心をあおるBGM、さらに共に戦う仲間兼ライバルことほかのお客さんたち。こうした道具立てがそろってこそ、真のバーゲンというもの。ハンターの血もたぎります。
そういえば、そもそもバーゲンって何語なのでしょうか?日本語のバーゲンは、英語の bargain から来ています。
bargain= 安売り、格安品、お買い得品
意外とそのまま、ちゃんとした?英語だったんですね。これだけでなく、次のような意味もあります。
bargain= 駆け引き、取引、売買契約
覚えておきたい、こんなフレーズも。
That’s a bargain! 契約成立!
That’s a bargain! は、「それで決まり!」「賛成」というニュアンスでも使われます。
いざ出陣!「バーゲン」にまつわる英語フレーズ
大きなショッピングモールは、そこを歩き回ること自体が娯楽。ついついこうなります。
I keep shopping at the nearby mall ever since it opened.
近くにモールができてから、そこばっかり。
こうした大型施設にはこんな悩みがつきもの。
Parking lots are too crowded on holidays.
休みの日は、駐車場がいっぱいだ。
日本語だと「パーキング」だけで駐車場を意味しますが、英語では parking lot です。
The only space to park is on the roof.
屋上に行くしかないかな。
買い物したあとのことを考えると、屋上まで行くのはちょっと面倒なんですが・・・。
さて、ショッピングモールにはさまざまなお店が入っているから、こんな悩みも発生しますね。
Hmm ... the price of jeans runs the gamut.
うーん、ジーンズの値段って、ピンキリだなあ。
run the gamut で「全範囲に及ぶ、ピンキリだ」 。同じように見えるものが、お店によってひと桁違うことも。
そして値段に惑わされないことも大切。買う前にしっかりチェックしましょう!
Excuse me, but where is the fitting room?
すみませんが、試着室はどこでしょうか?
そうそう、服はやっぱり着てみないとね。
This skirt is a little too long, so I need to have it altered.
このスカートはちょっと長いので、直してもらわないと。
お直し代のほうがスカートの値段より高くなっちゃったりして・・・。
さて、バーゲン中もポイントが使えるお店だと、こんなうれしいこともありますね。
I bought this entirely using points!
全額ポイントでこれ買っちゃった。
ああ、この達成感!勝った!
This is only 20,000 yen now? It's a must-buy.
今なら2万円か。これは買いだね。
興奮してきた!調子が出てくると、アドレナリンがぴゅーぴゅー出ますね。こうなると、買い物ではなくもはやスポーツ!
I can't resist the words “ limited-time offer ”.
「期間限定」って言葉に弱いんだよねえ~。
そうなんですよねえ~。ついにはこういうことに。
That's over my budget.
予算オーバーだ。
勝ったのか(買ったのか?)、負けたのか、もうよく分かりませんが、試合が済んだあとはすがすがしいもの。
Recreation is essential in life.
人生には気分転換が必要。
ですよね!
まとめ
書籍『起きてから寝るまで英語表現1000』『起きてから寝るまで英単語帳』から、「バーゲン」にまつわるフレーズを紹介しました。
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思わず笑っちゃうような英会話フレーズを、気取らず、ぬるく楽しくお届けする連載。講師は藤代あゆみさん。国際唎酒師として日本酒の魅力を広めたり、日本の漫画の海外への翻訳出版に携わったり。シンガポールでの勤務経験もある国際派の藤代さんと学びましょう!
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