英語での催促メールやリマインドメールを書く際、どのように返信を促すべきか迷ったことはありませんか?こちらでは、ネイティブが実際に使う丁寧な催促フレーズを10選ご紹介します。返信がないメールへのアプローチ方法を効果的に学べる内容です。
目次
ネイティブが使うメール催促フレーズ
メールの返事がなかなか届かないときに使える催促フレーズをシーン別に紹介します。
件名はどうすればいい?
Reminder:
Friendly Reminder:
Gentle Reminder:
催促をする際は、単に前回のメールの件名のまま再送するのではなく、「Reminder:(+前回送ったメールの件名)」などと付けると目に留まりやすくなるでしょう。
友達にカジュアルに催促するとき
Hey, just wondering if you got my last email ...
ねぇ、前回のメール、見てくれたかな?
Sorry, I know you've been busy, but did you get a chance to read my last email?
ごめん、忙しいと思うんだけど、前回のメールを読んでもらえたかな?
Um ... have you read your latest email messages yet?
あの・・・前回のメールはもう読んだ?
Hey, (name),
I haven't heard back from you yet. I hope everything is OK!
ねぇ○○さん、
まだお返事もらってないけど、何事もないことを祈ってます!
同僚に催促するとき
宛名と本文の書き出し(I am just wondering ~)の間は、改行するのが通例です。いつまでに返事がほしいのか、具体的な日時を明確に伝えましょう。
Good morning, (name),
I am looking forward to hearing your answer about my proposal for a new product.
○○さん、おはようございます。
新商品の企画書について、ご回答をお待ちしています。
Dear (name),
I am just wondering if it would be possible to reply to the message I sent you yesterday by this Tuesday.
拝啓○○さん
昨日お送りしたメッセージのお返事を、今週の火曜日までにいただくことは可能でしょうか。
英語ビジネスメールの基本フォーマット
ビジネスメールの基本フォーマットについては、こちらの記事をご覧ください。
あまり親しくない仕事仲間に催促するとき
「メールが見過ごされているのかも?」と思ったら、こんな風に確認しましょう。
Good morning, (name),
I am a little afraid that you might not have received my message sent at 10:00 on May 30.
おはようございます、○○さん。
5月30日の10時に送ったメッセージが届いていないかもしれないと思って、少し心配しています。
顧客や取引先に催促する
(name),
I hope this message finds you well! I am eagerly awaiting your response to the email I sent you on May 31.
○○さん
お元気でお過ごしのことと存じます。5月31日にお送りしたメールへのお返事を心待ちにしています。
I hope this message finds you well.は、「お元気でお過ごしのことと存じます」という英語の決まり文句です。
(name),
this is just a gentle nudge to remind you that I am awaiting your response to my message sent on May 30.
○○さん
念のため、私が5月30日に送ったメッセージに対するお返事を待っていることをお知らせしておきます。
nudgeは、ひじで軽くつつくこと。a gentle nudge to remind you that ~で、直訳すると「あなたに~を思い出させるために優しくつつくこと」という意味になります。
(name),
please forgive me if you have already replied and I somehow missed it, but I am waiting for your response to my email of May 30.
○○さん
すでにお返事をいただいていて、私が見逃していたらお許しください。5月30日にお送りしたメールへのお返事をお待ちしています。
You haven't replied to me yet!(あなたはまだ返信していない)などと、Youを主語にして一方的に責める表現はNGです。メーラーの不具合や自分の不注意などの可能性も考えて、丁寧な表現を選びましょう。
Dear (name),
I would just like to follow up on the message I sent on May 30 at 10 a.m.
○○さん
5月30日午前10時に送信したメッセージのフォローアップをしたいのですが。
follow up<には「~を追跡する」という意味があり、「○○の件、どんな感じでしょうか?」と優しく確認したい時に便利な英語表現です。
返事がほしいことを明確にしておくことも大切
使ってみたいと思うフレーズは見つかりましたか?催促メールを送る前に、「自分の送ったメールは、返信を必要としていることが明確に伝わる内容だったか」を振り返ることも重要です。丁寧な表現を使って、円滑なコミュニケーションを目指しましょう!
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