everydayとevery day、どっちが正しい?【英文法の落とし穴】

日本人が苦手な項目で英文法をマスターしていく書籍『英文法の落とし穴』から、クイズ形式の記事をお届け!第3回は、everyday とevery day、sometimeとsome time・・・など1語か2語かで意味が異なる語の「落とし穴」です。このような複合語をざっくりと同じ意味だと思って使ってしまう人がけっこういます。文法的にもおかしなことになったりするので、いくつかの例で違いを確認しましょう。

まずは、○×クイズに挑戦!

第1問

正しい英文には( )に○を、間違った英文には( )に×を入れましょう。

1.( )Junko studies English everyday.
2.( )Junko studies English every day.
3.( )Studying English is an everyday activity for Junko.

第2問

正しい英文には( )に○を、間違った英文には( )に×を入れましょう。

4.( )Let’s plan to meet some time soon.
5.( )Let’s plan to meet sometime soon.
6.( )I need some time to prepare for the meeting.
7.( )Junko sometimes takes English lessons.

第3問

正しい英文には( )に○を、間違った英文には( )に×を入れましょう。

8.( )I can’t do this any more.
9.( )I can’t do this anymore.
10.( )Do you want any more rice?

解答と解説

それぞれ、解答と解説を見ていきましょう!

第1問:everydayとevery dayの違いをチェック!

1.(×)Junko studies English everyday.
2.(○)Junko studies English every day. (ジュンコは毎日英語を勉強する)
3.(○)Studying English is an everyday activity for Junko. (英語の勉強はジュンコの日課だ)

everyday(1語)は「日常の」、every day(2語)は「毎日」という意味です。2語のevery dayが必要なところに1語のeverydayを使う人が多いので、ご注意を。everydayはevery dayほど頻繁に使われませんが、次のような語句で一般的です。

〇 everyday items(日用品) *=daily necessities
〇 everyday use(日用)*=daily use

everydayが形容詞なのに対し、every dayは頻度を表す副詞として扱われることも覚えておいてください。

第2問:sometimeとsome timeの違いをチェック!

4.(×)Let’s plan to meet some time soon.
5.(○)Let’s plan to meet sometime soon.(近いうちに会う予定を立てよう)
6.(○)I need some time to prepare for the meeting.(会議の準備に少し時間が必要だ)
7.(○)Junko sometimes takes English lessons.(ジュンコはときどき英語のレッスンを受ける)

sometime(1語)は「いつか」の意味で「ある時点」を示します。some time(2語)は「少しの時間」を意味し、someとtimeの組み合わせによって「期間」を示します。後者は次のような文でよく用いられます。

I need some (more) time.(私には(もう)少し時間が必要だ)
Please give me some (more) time.((もう)少し時間をください)
I’d love some (more) time to myself.(私は(もう)少し自由な時間が欲しい)

sometimesは「ときどき、たまに」という意味で、文字通りの意味では「多数の機会に起こる」ということです。だから語尾に-sがついているのです。

第3問:anymoreとany moreの違いをチェック!

8.(×)I can’t do this any more.
9.(○)I can’t do this anymore.(もうこれをすることはできない)
10.(○)Do you want any more rice?(ご飯をもっといかがですか)

anymore(1語)は「もはや(~しない)」という意味の副詞で、通常、否定文で用いられます。「時」を表す際はこのanymoreを使い、それ以外の「量」を述べる場合は形容詞としてany more(2語)を使いましょう。次の例も参照してください。

I don’t want any more cookies.(もうこれ以上クッキーは要りません)
Would you like any more cookies?(クッキーをもっといかがですか)
I don’t want to eat cookies anymore.(もうクッキーを食べたくない)

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厚い文法書では探すのに苦労する、入門の文法書ではカバーしきれない内容が盛りだくさんなので、英文法の総仕上げにうってつけです。ぜひ手に取ってみてください。

ENGLISH JOURNAL編集部
構成:ENGLISH JOURNAL編集部

英語を学び、英語で学ぶための語学情報ウェブサイト「ENGLISH JOURNAL」が、英語学習の「その先」にあるものをお届けします。 単なる英語の運用能力にとどまらない、知識や思考力を求め、「まだ見ぬ世界」への一歩を踏み出しましょう!

編集:湯直樹(アルク)

※ 本記事は、書籍『英文法の落とし穴 ~ 日本人が苦手な100項目でマスターする!』(アルク)の内容の一部を再構成したものです。

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