「館内放送」を英語で言うと?病気やトラブルの対応に使える接客フレーズ〔医療・緊急時編〕【みんなの接客英語⑤】

日本各地を訪れる海外からの観光客・ビジネス客は日に日に増えています。好評発売中の『改訂版 みんなの接客英語』から、今回は病気・ケガへの対応や、迷子・盗難といったトラブル時に使える接客フレーズをご紹介します!

困っている訪日客に寄り添う接客英語フレーズ

旅先、それも海外で病気やケガになってしまった、あるいはトラブルに巻き込まれてしまったら・・・。誰しも不安になったり焦ったりするに違いありません。今回は、そんな緊急時の対応に使える、「備えあれば憂いなし」な表現を集めました。

とっさの対応

ご気分が悪いのですか?
Do you feel sick?

お水をお持ちしましょうか?
Would you like me to bring you some water?

110番/119番しましょうか?
Should I make an emergency call?

アメリカ、カナダでは警察・救急・消防の緊急番号はすべて911、イギリスでは999です。110は伝わりにくいかもしれませんので、emergency callという表現を使うといいでしょう。

病院・クリニック

保険証をお持ちでないと全額自費になります。
You must pay all your bill yourself if you don’t have a health insurance card.

今日はどうされましたか?
What’s bothering you today?

お大事にどうぞ。
Take care.

日本語と同様に、あいさつのように使います。この他、Keep well.やLook after yourself.という言い方もあります。

ドラッグストア・薬局

服用している薬はありますか?
Are you taking any medication?

1日3回より多く服用しないでください。
Please don’t take this more than three times a day.

「3回より多く服用しないで」とは、つまり「服用は3回までにしてください」ということです。

眠くなることがあります。車の運転は控えてください。
You may get drowsy. Please do not drive.

drowsyとほぼ同じ意味の語にsleepyがありますが、「薬の副作用」という文脈では前者の方がよく使われます。

迷子・呼び出し

(親に)
お子様は何歳ですか?
How old is he/she?

ジェンダーニュートラルの観点から、he、sheを使わない人が英語圏で増えています。そのため、子供1人であっても、How old are they?も使えます。

(親に)
館内放送でお呼び出しいたします。
I’ll announce it over the PA.

PAはpublic address(system)の略で施設内の「拡声装置」のことです。

(子に)
どこから来たの?誰と一緒に来たの?
Where do you come from? Who are you with?

文法的にはWho were you with?で間違いではありませんが、はぐれてしまっていることをいたずらに意識させないよう、現在形のareを使うといいでしょう。

万引き・盗難

【万引き】かばんの中を見せてください。
Please let me look inside your bag.

【万引き】警察に通報します。
We’ll call the police.

【盗難】どこで盗まれたか、心当たりはありますか?
Any idea of where it was stolen?

接客現場での「こう言いたい」が見つかる1冊

『改訂版 みんなの接客英語』には、接客業に携わる3000人以上へのリサーチ結果を基に、覚えやすく、「これが言いたかった!」という表現を厳選して収録しています。発音のフリガナ付きで、英語が苦手な方や初心者の方もすぐに話せるので安心です!もちろん、ネイティブによる無料音声付き(ダウンロード形式)。

さらには付録として、「[英・中・韓 完全対応]すぐに使える貼り紙・POP例文集」を収録。使用頻度の高い例文については、PDFでダウンロード&印刷して店舗や施設などに掲示していただける読者特典付きです。

※この記事は、『改訂版 みんなの接客英語』から一部編集部・抜粋してお届けしています。

広瀬 直子
広瀬 直子

翻訳者・ライター。同志社大学と同志社女子大学嘱託講師。トロントに25年間在住していた。カナダの公認翻訳者資格を有し、トロント大学の継続学習スクール翻訳講師などを経て、現在、翻訳・語学サービス会社を経営している。著書に『書いて伝える接客英語』『カラー改訂2版 日本のことを1分間英語で話してみる』『1分間英語で京都を案内する』(KADOKAWA)、『多業種に対応! 受付・案内の英会話』(三修社)などがある。語学・旅行・文化についての記事を多数執筆。同志社女子大学(英語英文)卒業。トロント大学修士課程(翻訳)修了。

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