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「授業中に騒ぐ」って英語でなんて言う?「体罰の是非」を英語で考えてみよう

英語で意見を求められて、詰まってしまった経験はありませんか?この連載では、毎回トピックを一つ取り上げ、英語で意見を伝えるときに便利な表現を紹介します。第4回のテーマは「学校での体罰」です。

目次

[:contents] 

学校での体罰、全面禁止にすべき?

子どもたちのための民間の国際援助団体(NGO)である「セーブ・ザ・チルドレン」によると、世界で子どもに対する体罰を全面的に法律で禁止している国は63ヶ国((Countdown | Global Initiative to End All Corporal Punishment of Children))。日本も、児童福祉法等改正法の成立、その施行にともなうガイドラインの作成などをうけ、2020年に「体罰全面禁止国」として認められました。

一方で、依然として部活動における体罰などがしばしば報じられています。

Corporal punishment should be banned in schools.

学校での体罰は禁止すべきです。

今回は、この意見について賛成か反対か、5人の英語ネイティブスピーカーに聞いてみました。アメリカ、イギリス、オーストラリア、カナダ出身とさまざまなバックグラウンドを持つ彼らの意見を見てみましょう。

意見を述べるときに便利な表現は太字にしています。皆さんも、下記の意見を参考に、ぜひ英語で自分の意見を伝えてみてくださいね!

賛否両論!ネイティブスピーカーの意見

ネイティブスピーカーの意見1

Corporal punishment should be banned in schools. But not only in schools – it shouldn't be allowed to be carried out anywhere on any occasion by any adult that is not the legal parent or guardian of the child. Even then, it should only be used in an extremely limited scope as it may otherwise constitute abuse.

学校での体罰は禁止されるべきです。ただ、学校だけでなく、子どもの法的な保護者でない大人は、どんな場合でも、どこでも体罰することを許されるべきではありません。その場合であっても、虐待につながる可能性があるので、極めて限られた範囲でのみ行われるべきです。

ネイティブスピーカーの意見2

I completely disagree. With the removal of corporal punishment in schools, students wil show less respect to teachers and become more disruptive in class with little or no consequence. I feel corporal punishment tips the balance of power and control towards the teacher and actually allows them to do their job more effectively.

私は全く同意できません。学校での体罰がなくなれば、生徒たちは教師への敬意を示さなくなり、授業中に騒いで、ほとんどあるいは全く授業に重要性を見出さなくなるでしょう。 体罰は、権力と支配のバランスを教師の方に傾け、実際に教師がより効果的に仕事をすることを可能にしていると思います。

ネイティブスピーカーの意見3

I disagree. I believe that occasional use of corporal punishment for serious behavioral issues is necessary, especially when other means of punishment may not work to correct behavior in some students.

In addition, corporal punishment sets a clear boundary between who is in charge and who follows the rules, and it helps students develop a sense of self-discipline. It also has an effect on the students who witness it, they will behave in order to avoid physical pain and embarrassment.

私はそうは思いません。深刻な問題行動に対してときに体罰を行うことは、特に、一部の生徒の行動を正すのにほかの罰がうまく機能しないような場合には必要だと思います。

また、体罰は、誰が監督者で誰が規則を守るべき者かという境界を明確にします。そして、生徒の自制心を養うことにもつながります。体罰を目撃した生徒にも効果があります。つまり、肉体的な痛みや恥ずかしさを避けるために行動するようになるということです。

ネイティブスピーカーの意見4

Corporal punishment should be banned everywhere. It sends a message that the powerful have a right to hurt those without power. It is far more effective to encourage, praise and reward good behavior.

体罰はどこであっても禁止されるべきです。体罰は、力のある者は力のない者を傷つける権利がある、というメッセージを送るものだからです。良い行いをするように励まし、褒め、ご褒美を与える方がはるかに効果的です。 

ネイティブスピーカーの意見5

I disagree. To a certain extent corporal punishment does serve a purpose at school. By not having corporal punishment it would mean that those children who do something wrong have no form of punishment to deter them from doing it again.

私は反対です。体罰はある程度、学校の目的にかなうものです。体罰を禁止するということは、悪いことをした子どもたちが、二度と同じことをしないようにするための罰がないということなのです。

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「学校での体罰」について話すときに使えるキーワード

同意できる意見はありましたか?最後に、体罰について話すときに覚えておきたいキーワードをおさらいします。

  • corporal punishment

体罰(corporalは「身体の・肉体の」)

  • guardian

保護者

  • abuse

虐待

  • use in a limited scope

限られた範囲で使用する

  • show less respect to

~にあまり敬意を示さない

  • be disruptive in class

授業の妨げになる、授業中に騒ぐ

  • tip the balance

局面を変える、結果に決定的な要因になる

  • set a clear boundary between A and B

AとBの間に境界線をひく、けじめをつける

  • self-discipline

自制心、自分を律すること

  • deter (人) from doing

(人を)おじけづかせて~することを思いとどまらせる

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英文校正:Peter Branscombe(アルク)

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ENGLISH JOURNAL ONLINE編集部
ENGLISH JOURNAL ONLINE編集部

「英語を学び、英語で学ぶ」学習情報誌『ENGLISH JOURNAL』が、英語学習の「その先」にあるものをお届けします。単なる英語の運用能力にとどまらない、知識や思考力を求め、「まだ見ぬ世界」への一歩を踏み出しましょう!

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