ネイティブ講師の先生に「こんなとき英語でなんて言う?」と聞いてみました。今回のテーマは「試着する」。海外で買い物するときに使える便利なフレーズです。
何の話をしてるかな?
本日の会話はこちら。2人がどんな話をしているか、わかりますか?
A: Would you like to try on a pair of shoes?
B: No, I'm just looking.
A: Let me know if you need help.
問題
英文の意味が理解できたか、クイズで確認。質問も答えも英語ですが、挑戦してみましょう!
Question: Where does the woman most likely work?
- On a talk show.
- At a shoe store.
- On a ship.
- At a restaurant.
解説
冒頭の会話はこんな意味です。
Aさん:この靴、お試しされてみますか?
Bさん:大丈夫です、見てるだけなので。
Aさん:失礼いたしました、用がありましたらお呼びください。
ということで、クイズの答えは【2】ですね。
今日のフレーズ:「試着する」
Would you like to try on a pair of shoes?
今日のフレーズは「試着する」“try on”。買い物の際に使えるフレーズです。動詞"try"と副詞“on”がセットとなった句動詞です。「似合うかどうかを確かめるために、着てみる」という動作が“try on”の基本イメージ。
そもそも副詞“ on”は「何かを身に着ける」というニュアンスを持っています。例えば、動詞“put”に副詞“on”が付くと「(服)を着る」という意味になります。
“try on”や“put on”使う際の要注意ポイントがこちら。
1.名詞を使う場合
【正】put this sweater on
【正】put on this sweater
名詞の位置は“on”の前でも後でもどちらでも構いません。
2.代名詞を使う場合
【正】try it on
【誤】try on it
代名詞は、必ず“try”と“on”の間に入ります!間違いやすいので要注意です。
海外でお買い物の際は、ぜひ“try on”を使ってみてくださいね!
語彙力&フレーズ力を磨く、おすすめの本
ネイティブと渡り合える、知的で洗練された英単語力。
本書は、アルクの『月刊ENGLISH JOURNAL』(1971年創刊~2023年休刊)に掲載されたネイティブスピーカーの生のインタビューやスピーチ、約300万語のビッグデータから、使用頻度の高い英単語300個を厳選し、一冊に編んだものです。
すべての英単語は日本語訳、英英定義、例文と共に掲載、無料ダウンロード音声付きで、読んでも聞いても学べる英単語帳です。また、難易度の高い単語をしっかり定着させるため、穴埋め問題やマッチング問題、さらに構文や使用の際に気を付けるべきポイント解説も充実しています。伝えたいことが明確に伝えられる、上級者の英単語力をこの一冊で身に付けましょう!
英語中級者と上級者の違いは、的確で、気の利いたフレーズ力!
50余年の歴史を持つ、アルクの『月刊ENGLISH JOURNAL』(1971年創刊~2023年休刊)に掲載されたインタビューやスピーチ約300万語というビッグデータの中から、頻出する英語フレーズ300個を厳選。日常会話やemail、SNSではよく使われているのに、日本人が言えそうで言えない、こなれたフレーズを例文と英英定義と共に収載しました(全音声付き)。
厳選した300種類の穴埋め問題&マッチング問題を通して、「見てわかる」のレベルから「自分でも使える」ようになるまで、しっかり定着させます。上級者への壁をこの一冊で打ち破りましょう!
難関大を目指す受験生が英単語を「極限まで覚える」ための単語集
大学入試などの語彙の問題は、「知っていれば解ける、知らなければ解けない」ものがほとんど。昨今の大学入試に登場する単語は難化していると言われており、文脈からの推測や消去法では太刀打ちできない「難単語の意味を問う問題」が多数出題されています。こうした問題をモノにして、周囲に差をつけるには、「難単語を知っていること」が何よりのアドバンテージです。