「どっちが偉いか教えてやる」って英語でなんて言う?

写真を描写したりそこから連想できたりする、ちょっと笑えて考えさせられる英文でフレーズを学びましょう。同時通訳者の横山カズ先生が解説する、1カ月、毎日 更新 の記事です。英文を音読するだけでも、スピーキング力が上がりますよ!第3回のお題は「ネコとPC」の写真です。

どっちが偉いか教えてやる・・・

画像: free-materials.com/

I’d better show this computer who’s boss!

このPC、オレをバカにしてるのか・・・!?

I had better は自分以外の他人(Youなど)に使うと、上から目線で失礼になりますが、Iと(自分)が主語であれば「(少し怒り気味・自戒の意味を込めて)~しとかないとな/~しておいた方がよさそうだな」のような感じで使うことができます。そのため、独り言としてもよく使われます。

show this computer who’s bossは、直訳的に訳すと「このPCに誰がご主人様(boss)か教えてやらんとな!」となります。ネイティブでも感情的になると時に、the bossのtheが抜け落ちたりすることはよくあります。映画などでもこの知識があると聞き取りに役立ちますよ。

It’d be very satisfying to just smash it into the ground now!

このポンコツをぶっ壊したらすっとするだろうな・・・。

intoを使うと、「地面にめり込まんばかりに」という激しいイラ立ちが表現できます。

家の中にいるなら

It’d be very satisfying to just throw it out the window right now!

今このポンコツを窓からぶっ飛ばしたらすっとするだろうな・・・。

「すっとする」と聞くと、いかにも擬音のようなイメージがありますが、英語では satisfying (満足感が得られる)という訳がしっくりと当てはまり、よく使われます。

何か荒っぽい手段や言動で鬱憤(うっぷん)を晴らしたときには、It was satisfying .と言えばいいのです!

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文:横山カズ @KAZ_TheNatural

関西外国語大学外国語学部スペイン語学科卒。同時通訳者。翻訳家。武蔵野学院大学元実務家教員。 三重海星中・高等学校 英語科特別顧問。学びエイド、リクルート・スタディサプリENGLISH講師。英語を日本国内で独学し、多分野で同時通訳者として活躍中。楽天では英語社内公用語化に貢献する。英語4技能・英語スピーキングのエキスパートとして日本全国で授業と講演を行う。発音テストEPT(R) 100(満点)。ICEE(国際英語コミュニケーション検定)2回優勝。英検1級。著書多数。

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