高橋芳朗 × 渡辺志保 対談「洋楽を聞けば、文化や社会が見えてくる」【前編】 〜2010年代の音楽シーンとアメリカ〜

渡辺志保さん(左)、高橋芳朗さん(右)

英語学習者の中でも、「洋楽にはなじみがない」という方も多いのではないでしょうか。洋楽は、英語学習にうってつけであることは言うまでもありませんが、それ以上に文化や政治、社会まで知ることができる優秀なツールです。今回、月刊誌『ENGLISH JOURNAL』の人気連載「EJ's Playlist」の執筆者である音楽ジャーナリストの高橋芳朗さんと渡辺志保さんに、2019年度(2019年4月~2020年3月)の音楽シーンを振り返りつつ、洋楽の魅力や、洋楽を聞くことの意義について伺いました。

2019年度EJ’s Playlistで取り上げた楽曲(シングル&アルバム)

2019年
4月号『H.E.R.』 by H.E.R.
5月号『thank u, next』by Ariana Grande
6月号「Please Me」 by Cardi B & Bruno Mars
7月号『WHEN WE ALL FALL ASLEEP, WHERE DO WE GO?』 by Billie Eilish
8月号HOMECOMING: THE LIVE ALBUM』 by Beyonce
9月号「You Need To Calm Down」by Taylor Swift
10月号「Old Town Road」by Lil Nas X
11月号「God Controlby Madonna
12月号「Be Honest (feat. Burna Boy)」 by Jorja Smith

2020年
1月号
『Cuz I Love You (Super Deluxe)』 by Lizzo
2月号『Jesus Is King』 by Kanye West
3月号Romanceby Camila Cabello

※偶数月=渡辺さん選曲、奇数月=高橋さん選曲

 

日本とアメリカ、エンターテインメントのあり方の違いとは

編集部:お二人は『ENGLISH JOURNAL』の連載「EJ's Playlist」で、今注目の楽曲の背景や社会的文脈を解説されています。2019年度(2019年4月号~2020年3月号)をあらためて振り返って、どのような基準で楽曲を選ばれてきたか、教えていただけますか?

高橋:僕は、意識的にすべて女性アーティストを選びました。女性アーティストでチャート上位に曲を送り込んでいる、時代を象徴する人。かつ、政治的、社会的なメッセージ、もしくは女性のエンパワーメントソングを歌っている人を取り上げています。

渡辺:私は男女比についてはそこまで考えていませんでしたが、高橋さんと同じくメッセージ性の強い楽曲や、人とは違うメッセージを発しているアーティストを選んできました。

編集部:その結果、女性が10アーティストで男性は3アーティストという比率になりましたが、これはアメリカの今の社会がフェミニズムに向きあっている、ということを読者のみなさんに伝えたいということだったのでしょうか?

高橋:ここ2~3年で起きたMe TooムーブメントやTime's Upムーブメント*1の空気を日本にも伝えたいという意識はありますね。特に日本ではあまりムーブメントの意義が浸透していないような気がしているんです。海外では女性アーティストが新しいフェミニズム運動を積極的に拡大していこうとする動きも多いので、読者の皆さんにも目を向けてもらえたらと思っています。

渡辺:日本では20代ぐらいの女性シンガーが自分の意志を持って、社会的、政治的なメッセージを歌で伝えることはなかなかないと思います。日本だと、良くも悪くもエンタメはエンタメ。でも、今のアメリカのエンターテインメント社会は真逆で、アカデミー賞にしろグラミー賞にしろ、何かしらその時の社会的背景や文脈ありきで、みんなが共感して楽しむもの、そして議論が生まれるものになっていますね。

高橋:特にトランプ政権になってからは、メッセージを強く訴えるアーティストが増えています。人種問題、銃規制、LGBTQやフェミニズム。社会が混迷している中、確実にメッセージソングは増えてきています。最近のグラミー賞では、楽曲だけでなくスピーチでも反トランプ的な意見をアーティストが積極的に述べていますよね。2020年3月号で取り上げたカミラ・カベロ*2もそう。彼女は移民なので、トランプの移民政策に対して異議を唱えるスピーチをグラミー賞でしていました。

「意思表明のないアーティストはいない」アメリカの音楽事情

高橋芳朗さん

編集部:音楽の送り手にはそういう変化がある一方、聞き手には彼らのメッセージを受け取る土台はできているのでしょうか?

渡辺:日本の状況はさておき、アメリカ国内ではリスナーの意識が高まっているというか、皆さん受け入れながら聞いていると思いますね。ケンドリック・ラマー*3の曲がブラック・ライヴズ・マター*4のデモ運動にシュプレヒコールとして使われたり、フェミニズムのデモ行進でもカーディ・B*5の歌詞をボードに書いて行進する方がいたりすることからも、社会問題と音楽が直結して受け取られていることが窺えます。

高橋:むしろ、メッセージを発信していない人はいないぐらいです。ビリー・アイリッシュ*6は「all the good girls go to hell」で地球温暖化について歌っていましたが、実際環境問題に積極的に取り組んでいるんですよ。彼女はスウェーデンの若き環境活動家、グレタ・トゥーンベリさんが呼び掛けた気候変動のためのストライキへの賛同を自身のInstagramを通じて表明していますからね。逆にバックグラウンドやメッセージがない人は今の音楽シーンで居場所を失ってしまうんじゃないかと思いますね。

渡辺:リアーナ*7は、歌だけではなくコスメブランドも立ち上げていて、ファンデーションの色展開が40色もあるんです。白く明るい肌からディープなダークトーンまで、あらゆる女性のためのものだということを、彼女は歌以外のところでも表明している。そういったことでさらに彼女の支持が高まっていくんです。与えられた曲だけを歌うアイドルは、今のアメリカのポップシーンにはいないんじゃないかなと思います。

高橋:テイラー・スウィフト*8も、これまで政治的スタンスは明らかにしていませんでしたが、この間のアルバム『Lover』でついに反トランプ的な意見表明をしました。自分の政治的立場を明らかにしない状態での活動は、テイラーもやりにくいところがあったと思うんですよね。

編集部:「明らかにしないと活動しづらい」という時代になってきているんですね。

渡辺:どっち付かずなのが一番ファンが離れていくのかもしれないですね。テイラーが今まで左派的なアピールを避けてきたのは、彼女のファン層には共和党支持者も多かったからです。彼女の地元であるナッシュビルも、共和党の支持基盤たるエリア。だからこそ、あえて何も言わないままだったのですが、テイラーもそういうことを発信しないとファンの理解も支持も得られないところまで来てしまった。それぐらい、今アメリカのエンターテインメント社会では意思表示が求められているということなのでしょうね。

高橋:2013年にケイシー・マスグレイヴス*9という新世代のカントリー女性シンガーが出てきて、彼女がカントリーシンガーとして南部に拠点を置きながらもLGBTQや人種問題を扱った活動で批評家筋の評価を獲得していたので、そういう動きも意識したのかなと思いますけどね。かつてはカントリーシンガーがリベラルな動きを取ると南部のメディアから締め出されるという悪しき風潮がありましたが、そんな状況も少しずつ変わってきているようです。

渡辺:自由度も増えたし、今はソーシャルメディアでファンと直接繋がることができるので、広告代理店的な権力にびびらなくても(笑)、自分で発信できる、自分でファンにリーチできることの意義は大きいんじゃないかなと思いますね。

グラミー賞にも変化の兆し?

渡辺志保さん

編集部:そこがまさに2000年代から今にかけて変わった点ですよね。聞かれ方も、アーティストの発信方法も変わり、より自由度が出てきた。この前のグラミー賞も、全体的にマイノリティーの意見を汲み取った受賞結果のように表向きは感じましたが、その辺りはどうですか?

高橋:最近は授賞セレモニーに、その時々の社会的なムーブメントが反映されるようになってきましたね。2018年の第60回グラミー賞では当時のレコーディングアカデミー会長のニール・ポートナウが女性アーティストのノミネートが少なかったことに対して「もっと頑張らなきゃだめだ」という趣旨の発言をして厳しく批判されました。結局彼は退任することになりましたが、グラミーの旧体制を変えようと新会長に就いたデボラ・デューガンも今年、授賞式の10日前に職務停止処分を受けるという異例の事態に発展しています。その後彼女がレコーディングアカデミーの腐敗ぶりを糾弾したことで、映画界でいうハーヴェイ・ワインスタイン事件*10のようなことが音楽業界で起こる可能性もありますね。

渡辺:ケン・アーリックという40年間グラミーのエグゼクティブプロデューサーを務めていた裏方の重鎮が今年で退任したので、2021年からはドラスティックに動くのかなと私も注目しているところです。

編集部:テイラー・スウィフトやアリアナ・グランデ*11は、2019年にメッセージ性のある重要なアルバムを出したのにもかかわらず、受賞を逃しました。グラミーにはどんな選考基準が設けられているのでしょう?

渡辺:グラミーは必ずしも売り上げに頼った受賞結果にはならないというのが大前提で、受賞者はレコーディングアカデミーという委員会によって決定されます。ただ、その委員会のメンバーの大半が白人男性かつ年齢層も高い方々ばかりだそうで、ジェンダーと人種の面で偏りがあるのではないかとも言われています。少なくともブラックボックスになっているのは確かなので、そこはもっと透明性を追求した方がいいんじゃないかという高まりが出ています。

編集部:テイラー・スウィフトが受賞できなかったのも、その偏りによるものなのでしょうか?

渡辺:一概には言えませんが、ビリー・アイリッシュがデビューした年に4冠制覇するというのも、彼女がいくら素晴らしいアーティストとはいえ、グラミーの極端さを露呈してしまった印象を受けます。2017年開催のグラミーでも、ビヨンセ*12とアデル*13の一騎打ちみたいなことがありました。結果、アデルだけが主要部門すべてのトロフィーを取ってしまって、アデル本人でさえも「え、私じゃなくてビヨンセにあげるべきじゃない?」って。

高橋:なぜか受賞者が気を使うという(笑)。

渡辺:それ以前にも、ベストヒップホップアルバムでマックルモア&ライアン・ルイス*14という白人の2人組ラップグループがノミネートされた年、ケンドリック・ラマーもアルバムを出していて、世論としてはケンドリック・ラマーで決まりだろうと言われていましたが、蓋を開けてみると受賞したのはマックルモア&ライアン・ルイス。彼らも受賞は喜んでいたものの、後日「これはケンドリックのための賞だったのではないだろうか?」という携帯メールのスクリーンショットが流出して話題になりました。獲ったアーティストが困惑する、しかもその構図が、奇しくも白人対黒人というコントラストになっている。さらに白人の受賞が続いているので、アーティスト自身も見ているわれわれも「何だかな」と思ってしまいますよね。

今、ヒップホップが音楽シーンを席巻している理由

編集部:人種的な話も出ましたが、この10年ほどでヒップホップやブラックミュージックの地位や売り上げが各段に向上し、一説によればヒップホップは今もっとも聞かれている音楽だそうですね。

渡辺:2016年の市場調査の結果で売り上げがロックを完全にひっくり返したという話ですね。今のストリーミング市場ではヒップホップ・R&Bではなくヒップホップ単体で選曲率No.1の音楽ジャンルになっています。

高橋:体感的には1994年頃からポップミュージックの潮流はヒップホップに寄り始めていたと思いますね。TLC*15やノトーリアス・B.I.G.*16、デス・ロウ*17が台頭してきた頃で、ムードとしては完全にその頃からヒップホップが制圧していました。90年代後半になるとヒップホップやR&Bのプロデューサーがポップスシンガーの曲を手がけるのが普通になって、音楽的にもヒップホップ・R&Bがメインストリームに進出していきました。ジャスティン・ビーバー*18も軸足はR&Bですよね。

編集部:とすると、純粋なロックミュージックというのはあまり聞かれなくなってきているのでしょうか?

高橋:いわゆるギターバンドがこの時代にどういう音楽スタイルを打ち出していくかというのは難題ですよね。そんななか、イギリスのThe 1975*19は「今、ロックバンドはどんな音を鳴らすべきか」にすごく自覚的な活動を展開していて個人的にもとても注目しています。

渡辺:音楽の聞き方もストリーミングが中心になって、YouTubeやSoundCloudが主流になりましたが、楽曲の作り方もどんどん変わってきています。ヒップホップはPC1台でオケも作れてしまうし、そこにマイクを挿して歌を吹き込めば曲が完成する。今なんてiPhoneレベルでMVも撮れてしまいますよね。みんなで集まって、いちから楽器を弾いて、レコーディング頑張ろうとかよりも、そっちの方が今の潮流に合っているのかなと思います。

高橋:ビリー・アイリッシュのトラックはすべてお兄さんのフィネアスが手掛けているんですが、自宅のベッドルームにキーボードやパソコンを置いてスタジオ代わりにしているんです。今やベッドルームが世界につながっている時代なんですよね。

ベテランの戦い方と、世代を超えて受け継がれる音楽

渡辺志保さん(左)、高橋芳朗さん(右)

編集部:そういった状況下で、昔からいるベテラン勢はどう戦っていくべきなのでしょうか。EJ’s Playlistでは、マドンナ*20による銃社会への強い批判を伴った新曲「God Control」を紹介されていましたが。

渡辺:2年前にジェイ・Z*21が『4:44』というアルバムを出したんですが、アフリカンアメリカンで、貧しい地区の団地に生まれ、あらゆる困難を乗り越えてアメリカを代表するエンターテイナーへとのし上がった、彼にしか作れない素晴らしいアルバムでした。「成熟性の追求」はわれわれも待っているところだとは思います。

高橋:ヒップホップはどうしても若者の音楽というイメージが強いので、それを加齢と共にどう表現していくか、ジェイ・Zが一つの道を示したと言えますね。一方、マドンナはデビュー当時から現在活躍中の女性アーティストたちの指針になるような活動をしてきた人だから、本人の意識としてはずっとスタンス的には変わっていない感覚なのかもしれませんね。

渡辺:EJ’s Playlistでも紹介したリル・ナズ・X*22は、マイリー・サイラス*23の父、ビリー・レイ・サイラス*24をフィーチャーしています。世代を2.5世代ぐらい超えたコラボでヒットを出すというのも、今やまったく不可能ではないことが証明されたので、そういう世代もジャンルも国籍も肌の色も超えたコラボは今後より活性化するかもしれません。

編集部:たしかにリル・ナズ・Xを聞くと、90年代のオルタナっぽい雰囲気を感じますね。若いアーティストが、自分の親が聞いていたようなものを吸収して新しく音楽にしたら売れて、その結果「親世代」も懐かしく感じる、というサイクルが生まれています。

渡辺:ポスト・マローン*25は、お父さんが地元のラジオDJで、家でヒップホップがよく流れていたそうです。本人はめちゃめちゃロック少年で、自分でもベースやギターを弾いていたらしいですが、そういうバックグラウンドが時代にフィットして、ラッパーとして一躍ストリーミングキングになった。彼はユダヤ系の血筋を引いているんですが、そういうアーティストがマジョリティーになることもこれまではあまりなかったですよね。シーンやカルチャーそのものが変わってきてるのかなと思います。

 

※後編は2020年3月12日に公開予定!

 

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高橋芳朗
音楽ジャーナリスト、ラジオパーソナリティ、選曲家。TBSラジオ「ジ ェーン・スー 生活は踊る」にレギュラー出演中。著書に『生活が踊る歌』(駒草出版)、『ライムスター宇多丸の「ラップ史」入門』(NHK出版)など。

Twitter:@ysak0406

渡辺志保
音楽ライター。主にヒップホップ関連の文筆や歌詞対訳に携わる。これまでにケンドリック・ラマー、A$AP・ロ ッキー、ニッキー・ミナージュ、ジェイデン・スミスらへのインタビュー経験もあり。block.fm『INSIDE OUT』 をはじめ、ラジオ MCとしても活躍中。

Twitter:@shiho_wk

 

構成・文:吉澤瑠美/進行:水島 潮(ENGLISH JOURNAL編集長)/写真:山本高裕(ENGLISH JOURNAL編集部)

*1:2006年、アメリカの市民活動家タラナ・バークが、家庭内性虐待や性暴力の被害者支援のスローガンとして提唱した言葉が発端。2017年アメリカの映画プロデューサーのハーヴェイ・ワインスタインによる数十年に及ぶセクシャルハラスメントへの告発で一気に注目を集め、SNS上で「#MeToo」を付けて性的被害を告白するムーブメントになった。これを受けてハリウッドでは、「セクハラを見て見ぬ振りをするのは終わり」にしよう、というメッセージを表明する「Time's Up(タイムズ・アップ)」運動が起こった。

*2:キューバ生まれ、アメリカ・フロリダ州出身のシンガーソングライター。6歳のときに父親の故郷であるメキシコへ向かい、その後アメリカへ移住した。第60回グラミー賞授賞式では、アメリカの移民についてスピーチを行った。その後第61回グラミー賞では2部門にノミネート、第62回グラミー賞ではショーン・メンデスとのコラボ曲「セニョリータ」で、最優秀ポップ・デュオ/グループ・パフォーマンス賞にノミネートされた。

*3:アメリカのラッパー、ソングライター、音楽プロデューサー。カリフォルニア州コンプトン出身。2018年第60回グラミー賞では主要2部門を含む、7部門にノミネート。2018年12月、第61回グラミー賞ではプロデュースしたアルバム『ブラックパンサー:ザ・アルバム』が8ノミネートを獲得した。

*4:Black Lives Matter(通称:BLM)。黒人に対する暴力や形式的な人種差別の撤廃を訴える社会運動。2013年に起きた、白人警官による黒人銃殺事件が発端となっている。ケンドリック・ラマーの楽曲「Alright」はこの運動のアンセムとなった。

*5:アメリカのヒップホップミュージシャン、テレビパーソナリティ。2018年、アメリカ「TIME」誌の「世界で最も影響力のある100人」に選ばれている。

*6:アメリカのシンガーソングライター。第62回グラミー賞で、年間最優秀楽曲賞、最優秀新人賞、年間最優秀アルバム賞、年間最優秀レコード賞の主要4部門を含む5冠の快挙を史上最年少の18歳で達成した。

*7:バルバドス出身のシンガーソングライター、女優、モデル。コスメブランド「フェンティ・ビューティ・バイ・リアーナ」やランジェリーブランド「サヴェージ×フェンティ」のプロデューサーとしても活躍している。

*8:アメリカのシンガーソングライター、音楽プロデューサー、女優。2020年までにグラミー賞をのべ10回受賞(35回ノミネート)している。2019年にアルバム『Lover』を発表した。

*9:アメリカのカントリーシンガーソングライター。第61回グラミー賞において、年間最優秀アルバム賞をはじめ4部門で最優秀賞を獲得した。

*10:ハリウッドにおけるMeTooムーブメントのきっかけになった事件。*1参照

*11:アメリカのシンガーソングライター、女優。世界的な人気を誇り、マライア・キャリーを彷彿とさせる歌声を特徴としていることから「ネクスト・マライア」とも評されている。2019年にアルバム『thank u, next』を発表。

*12:アメリカのシンガーソングライター、音楽プロデューサー、ダンサー、女優。これまでのCDセールスは全世界で1億枚以上にのぼる。2017年の第59回グラミー賞では、最優秀アーバン・コンテンポラリー・アルバム賞、最優秀ミュージック・ビデオ賞を受賞したが、主要4部門(アルバム賞、レコード賞、楽曲賞、新人賞)からは選に漏れた。

*13:イギリスの歌手。2017年、第59回グラミー賞では最優秀アルバム賞、最優秀レコード賞、最優秀楽曲賞の主要3部門含む5冠を達成した。

*14:2008年に結成されたアメリカのヒップホップデュオ。2014年の第56回グラミー賞では最優秀新人賞を含む計4部門を受賞した。2017年活動休止。

*15:1992年にデビューした、アメリカの女性3人組R and Bグループ。2000年の第42回グラミー賞では,7部門にノミネートされ、ベストR and Bアルバム、ベストR and Bソング、ベストR and Bボーカルの3部門を受賞した。オリジナルメンバーのレフト・アイが2002年に死去し、現在は2人で活動している。

*16:アメリカのMC、ラッパー。1994年に発表したデビューアルバム「レディ・トゥ・ダイ」は東海岸ヒップホップシーンの興隆を象徴する屈指の名作として今なお高く評価されている。1997年ロサンゼルスで銃撃を受け死去。

*17:1991年に設立されたヒップホップ・レコードレーベル。ドクター・ドレ、スヌープ・ドッグ、2パックなどを輩出し、90年代のヒップホップシーンを牽引する存在となった。

*18:カナダのシンガーソングライター。YouTubeに投稿したR and Bのカバーが話題となり、2009年に15歳の若さでデビュー。グラミー賞ではのべ7部門にノミネート、第58回グラミー賞において最優秀ダンス・レコーディング賞を受賞したほか、過去4回のワールドツアーを開催するなど、世界的な人気を誇る。

*19:イギリス、マンチェスター出身のロックバンド。発売したアルバム3枚がすべてUKチャートで1位を獲得し、現在の人気は不動のものなっている。2020年4月発売のニューアルバム『Notes On A Conditional Form』では環境活動家グレタ・トゥーンベリのスピーチをフィーチャーした楽曲を収録するなど、社会的メッセージも打ち出し始めている。

*20:アメリカの音楽家。「クイーン・オブ・ポップ」と称され、2008年にはロックの殿堂入りを果たしている。2019年にはアルバム「Madame X」をリリース。銃暴力をテーマにした収録曲「God Control」のMVは議論を呼んでいる。

*21:アメリカのラッパー、ソングライター、音楽プロデューサー、起業家。ニューヨークで生まれ育ち、幼少期には生活保護を受けていたが、1996年にデビューするとまたたく間に音楽的地位を確立。2017年にソングライターの殿堂入りを果たし、第60回グラミー賞では「グラミー賞アイコン・アワード」を受賞した最初のラッパーとなった。2017年、アルバム「4:44」をリリース。

*22:アメリカのラッパー、シンガーソングライター。2018年にTikTokで配信したカントリーラップソング「Old Town Load」が世界的に話題に。2019年には同曲のリミックスでカントリーミュージック界のレジェンドともいわれるビリー・レイ・サイラスをフィーチャーした。

*23:アメリカのシンガーソングライター、女優、音楽プロデューサー、慈善家。彼女が主演したドラマ「シークレット・アイドル ハンナ・モンタナ」は40ヶ国以上で1億3,000万人以上の視聴者を獲得する社会現象となった。

*24:アメリカのカントリー歌手、俳優、慈善家。デビューアルバム「Some Gave All」は、リリースされた1992年の春から秋にわたりビルボード200チャート17週連続1位を記録した。

*25:アメリカのラッパー、歌手、作詞家、音楽プロデューサー。産みの母親はイタリア系アメリカ人で、またネイティブアメリカンの祖先を持つとも語っている。第62回グラミー賞では年間最優秀レコード賞と最優秀ポップ・パフォーマンス賞にノミネートされた。