
白いご飯のお供である「納豆」ですが、健康効果の高い食品として、世界でも注目されているようです。海外の人に「納豆」について英語で説明することができますか?

- 作者: 松本 美江
- 出版社: アルク
- 発売日: 2014/04/25
- メディア: 単行本
「納豆」は海外でも“natto” で伝わる?
アルクの本『改訂版 英語で日本紹介ハンドブック』の内容を基に、日本にやって来た外国人が疑問に思うこと、質問したいと思うことを紹介します。
今回取り上げるのは「納豆」。「納豆」は英語で“natto” や “fermented soybeans”と言います。海外ではなじみが薄い食品のため、“natto”と伝えても、ぴんとこない外国人もいるかもしれません。そんなときは、「納豆」について正しく英語で説明する必要があります。
早速、英語でどう説明したらよいかを見てみましょう。
Natto is made of soy beans. They are steamed and put in straw pipes with natto yeast where they ferment and become sticky . People mix natto with soy sauce, chopped green onions and mustard and eat it with hot rice. Foreigners may take a while to get used to its peculiar smell. Miso is another common Japanese food made of soy beans, and natto and miso are said to prevent cancer.【語注】ferment:発酵する、chop:刻む、peculiar:独特の、 prevent :予防する
納豆は大豆から作られます。 ゆでた大豆を、納豆菌のいるわら筒の中に入れ、発酵させるとねばねばしてきます 。さらに、しょうゆ、刻みネギ、カラシなどを入れて混ぜ、熱いご飯の上に載せて食べます。独特の匂いがあるため、外国人は、慣れるまでに 時間がかかる かもしれません。 同様に 大豆を発酵させた食品にはみそがあり、納豆とともに、がんの予防になるといわれています。
納豆は独特の匂いや食感があるので、苦手に感じる人も多いです。しかし、がん予防にも効果があると知ると、健康のためにチャレンジしたい人もいるはず。卵やキムチなどの他の食材や調味料を組み合わせることで、おいしさも倍増し、気になる匂いや食感も紛れるかもしれません。
ぜひ、一押しのアレンジ法も教えてみてはいかがでしょうか。
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- 作者: 松本 美江
- 出版社: アルク
- 発売日: 2014/04/25
- メディア: 単行本
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