イチローが英語でスピーチ!気になる英語表現をチェック

今年3月に現役を引退した、シアトル・マリナーズのイチロー氏。9月14日に行われたマリナーズの功労者をたたえる表彰式で、英語のスピーチを披露し話題になっています。

まずは動画でスピーチをチェック!

渡米して18年になるイチロー氏。英語でのスピーチも堂々としたものです。まずは聞いてみましょう。

動画の長さは、およそ5分間です。

クールな印象の強いイチロー氏が、時おり言葉に詰まりながら話す様子が胸に迫りますね。

聞き入るチームメイトや球団関係者たちの表情からは、イチロー氏に対する信頼の厚さが伺えます。

ぐっとくる英語表現をチェック

それでは、気になる英語表現を見ていきましょう。

ファンや関係者が見守るなか、スピーチを始めたイチロー氏。彼ほどのスターでも、やはりこんな気持ちなんですね。

I am so nervous. OK, let’s do it.僕はとても緊張しています。よし、始めましょう。
そして、アメリカや応援してくれた人たちへの 感謝 を伝えています。
Baseball is truly a national pastime in America.野球は、アメリカで本当に国民的な娯楽です。
次に、自分の選手生活を振り返ります。
I was so happy to play in front of the people who love and respect the game so much.野球を愛し、敬意を持ってくれる人たちの前でプレーすることができ、とても幸せでした。
後半では、後輩たちへの熱いメッセージが。
As we enter the final days of a long season, every player should remind himself “What does it mean to be a professional?”長いシーズンの最後の時期に入り、すべての選手が思い出すべきことは、「プロフェッショナルとは何か」ということです。
Every day you need to go about your business with the same passion.毎日、同じ情熱をもって自分の仕事に取り組まなくてはなりません。
身にしみます・・・。これは、彼自身がまさにずっと続けてきたことなのでしょう。
To the Seattle Mariners organization , I am forever grateful to you for giving me the chance to play the game I love in the city I have come to love.

シアトルマリナーズの皆さん。私が愛する街で、私が愛する野球をするチャンスを与えてくださったことに、永遠の 感謝 をささげます。

そして、最後はこの一言!
Now, let's play baseball!

さあ、プレイボールです!

イチロー選手(という呼び方がやっぱりしっくりきますね)、本当にありがとう。お疲れでした!

文:尾野七青子

都内某所で働く初老のOL兼ライター。

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