超簡単!元キャビンアテンダントに聞いた使える英語表現

いよいよ春ですね!海外旅行を計画している人も多いのでは?「でも、英会話ができるか心配で・・・」そんな人におすすめの使える英会話本をご紹介。著者はInstagramで8万3000人ものフォロワーを持つ元キャビンアテンダント。これは期待できそうですね。早速チェック!

著者のmamiさんはどんな人?

『1回で伝わる短い英語』の著者 mami さんは、海外の航空会社に勤務していた元キャビンアテンダント。今では Instagram のアカウント「 超絶シンプル英会話 」で、「短くてわかりやすい英語」を発信しています。

ちらっと見ただけでも、海外旅行ですぐに使えそうな表現がいっぱい!(Instagram の投稿ページを開くと、コメント欄に解説があります。)

mami さんが Instagram で発信してきた「超絶シンプル」な英会話のエッセンスを、さらにパワーアップさせ1冊にまとめたのが本書。もちろん、お手本となる英語の音声は、ダウンロードして聞くことができます。本書と音声、さらに Instgram も活用すれば、英会話に自信が持てそうです!

旅行で使える英語表現をクイズ形式で紹介

海外旅行用の英会話本などで紹介されているフレーズを見て、「長すぎて覚えられない」と思ったことはありませんか?

本書で紹介しているのは、短いのにちゃんと使えるフレーズばかり。さらにクイズ形式になっているので、取り組みやすいのが特徴です。

例えば、英会話本の定番に次のようなフレーズがありますよね。飛行機に乗る前や機内でのシーンです。

I'd like an aisle seat.

通路側の席がよいです。

Can you give me an extra blanket, please?

もう1枚ブランケットをもらえますか?

それぞれのフレーズをもっと簡単に、3語ずつで言うとどうなるでしょう?下の答えを見る前に、ちょっと考えてみてください。



できましたか?さて、答えはこちら!

Aisle seat, please.
通路側の席をお願いします。

Another blanket, please.
ブランケットをもう1枚お願いします。

これでオーケー!かなり簡単な言い方になりましたが、pleaseを使っているので失礼だと受け取られることもないそうです。

続いてレストランなどでよく使う表現を見てみましょう。

Do you accept credit cards?
クレジットカードは使えますか?

I orderd the chicken salad, but it hasn't arrived yet.
チキンサラダをオーダーしたのですが、まだ来ていません。

これらのフレーズも3語で言えます。さて、ちょっと考えてから答えを見てくださいね。

こうなります!

Is card OK?
カードはOKですか?

Where's my order?
私のオーダーはどうなってるの?

いかがでしたか?頼んだ料理がいつまでたっても来ないようなとき、なんと声を掛けたらいいのか迷いますね。でも、この3語で伝わるのです!

接客も「短い英語」で乗り切れる!

接客業の方なら、一度や二度は、お店に外国人のお客さまが来て慌てたことがあるのでは?

この本には、自分が接客する側になったときの表現も載っています。えば次のような表現。よく使いますよね?

Hello, may I take your order?
いらっしゃいませ。ご注文をお伺いしてもよろしいでしょうか?

Would you like a smoking seat or a non-smoking seat?
喫煙席と禁煙席、どちらになさいますか?

これらの表現も、スパッと3語で言えてしまいます。さて、考えてから次の答えを見てください。

Ready to order?
ご注文は?

これでちゃんと意味は伝わります。ただし]カジュアルな表現なので、高級レストランなどでは、Are you ready to order? と言ったほうがいいそう。

Do you smoke?
タバコはお吸いになりますか?

こちらは何も省略していないきちんとした文になっているので、相手を選ばず使えます。

ごく簡単なフレーズで、外旅行も接客もできちゃいますね!

まとめ

先ほども書いた通り、本書の著者 mami さんは、元キャビンアテンダント。仕事で使っていた言語は、もちろん英語です。

働き始めたころは、文法的に正しく、きれいな発音の英語を話さなくてはと思っていたmamiさん。やがて、求められているのは「言いたいことを端的に伝えることができる短い英語」だと気がつきました。

なぜなら、実は英語を話す人のうち6割以上はノンネイティブ。仮にあなたが英語がペラペラだったとしても、相手が理解できなければコミュニケーションは成り立ちません。

つまり 話すほうも聞くほうも、短い英語のほうがわかりやすいのです。

短い英語を初めて聞いたとき、「こんなに簡単でいいんだ!」と驚くとともに肩の荷が下り、「新しい世界が開けたようで、ワクワクした」という mami さん。

あなたも本書を手に取って、このワクワクを体験してみませんか?

文:尾野七青子

都内某所で働く初老の元OLにしてフリーライター。かなり久しぶりに海外旅行を計画中。先立つものはやはり英会話・・・。

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