普段からもっと英語を聞いてトレーニングしたい、そうした方が絶対いいに決まってる……などと思いつつ、なかなか重い腰が上がらない方。学習者のことを考えて精選されたニュース素材を使って、「続ける英語」を初めてみませんか。
- 作者: ジャパンタイムズ
- 出版社: ジャパンタイムズ
- 発売日: 2019/03/23
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
3月に発売された vol. 77 には、特集記事2本のほか、最新のニュース記事が15本と、過去のアーカイブ記事を2本収録しています。
ニュース記事はさらに、リスニングセクションとリーディングセクションに分けられていて、日本語でも聞いたことのある話題から、ちょっと好奇心がくすぐられるネタまで、バリエーションが豊かです。
どんな記事が取り上げられているかというと、
- ラミ・マレック、ブライアン・メイ大いに語る(特集)
- スタバ元CEOが大統領選出馬を検討、トランプは嘲笑(リスニング)
- 落書きアートのバンクシー、東京に見参?(リーディング)
- 大坂なおみ、二度目の正直で感涙(リーディング)
「TOEIC+アルファ」のリスニングセクション
リスニングセクションの体裁は、学習者の理解を助けるイメージ写真+TOEICパート4風の問題がセットになっています。
ニュースは4つで全8問。所要時間は約10分。音声はCDでも聞けますし、ウェブからダウンロードして聞くこともできます。これなら、 どこでも気軽にトライできそうです 。
エクササイズの後のページには、さらに内容理解が深められるよう、全文のスクリプトと訳、重要語句が 、大きな文字で読みやすく掲載 されています。
長さごとにStep 1~3まで並ぶリーディングセクション
リーディングセクションは、 11のニュースが単語数の 少ない ものから順番に 並べられており、学習を進めるにつれ、日本語アタマが徐々に英語アタマに切り替わるのが感じられます。
11のニュースには全44問の問題が付いていて、問題はどれもTOEICのパート7のような体裁です。制限時間は80分とのことなので、一気に模試のように解くのもよし、1セットずつ毎日 取り組む のもよし。 スタイルに合わせて使い分けができそう です。
ちょっとした仕掛けなのですが、筆者はニュースごとに記載してあるこの数字が気に入りました(下写真)。
ニュースごとのワード数、そして本誌の最初からの累計ワード数です。少しずつ数字が大きくなっていくのを目にすると、 何かを制覇していくような達成感 が得られます。小さなことだとは思いますが、何かを続けるにはこういう分かりやすい 指標 が絶対に必要です。
話題豊富で楽しみ方いろいろ
本誌は一度音声を聞いて、読んで、問題を解いて終わりではありません。内容が難なく理解できるようになるまで、時間のあるときに繰り返し読んで、聞いて、といった使い方がぴったりです。
小さいサイズなので、バッグに入れっぱなしでも邪魔になりません。でも、本当に入れっぱなしにしないように気を付けましょう!
- 作者: ジャパンタイムズ
- 出版社: ジャパンタイムズ
- 発売日: 2019/03/23
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
文:GOTCHA!編集部
GOTCHA(ガチャ、g?t??)は、I GOT YOU から生まれた英語の日常表現。「わかっ た!」「やったぜ!」という意味です。英語や仕事、勉強など、さまざまなテー マで、あなたの毎日に「わかった!」をお届けします。
【トーキングマラソン】話したいなら、話すトレーニング。
語学一筋55年 アルクのキクタン英会話をベースに開発
- スマホ相手に恥ずかしさゼロの英会話
- 制限時間は6秒!瞬間発話力が鍛えられる!
- 英会話教室の【20倍】の発話量で学べる!
SERIES連載
思わず笑っちゃうような英会話フレーズを、気取らず、ぬるく楽しくお届けする連載。講師は藤代あゆみさん。国際唎酒師として日本酒の魅力を広めたり、日本の漫画の海外への翻訳出版に携わったり。シンガポールでの勤務経験もある国際派の藤代さんと学びましょう!
現役の高校英語教師で、書籍『子どもに聞かれて困らない 英文法のキソ』の著者、大竹保幹さんが、「英文法が苦手!」という方を、英語が楽しくてしょうがなくなるパラダイスに案内します。
英語学習を1000時間も続けるのは大変!でも工夫をすれば無理だと思っていたことも楽しみに変わります。そのための秘訣を、「1000時間ヒアリングマラソン」の主任コーチ、松岡昇さんに教えていただきます。