イタリア語は、母語話者が約6,500万人にのぼるメジャーな言語のひとつです。旅行・出張の準備をしたい方や、オペラ・映画を原語で楽しみたい方など、学習を始めるきっかけはさまざまでしょう。本記事では、初心者が目的に合わせて選べるイタリア語学習アプリを5つ紹介します。
目次
イタリア語の勉強におすすめのアプリ5選
初心者や初級者の方におすすめのアプリを紹介します。
booco
booco はアルクの書籍を活用した語学学習アプリです。
「キクタンイタリア語」などの定番書籍を電子書籍として読めるだけでなく、学習履歴の管理や音声再生といったアプリならではの機能を活用して、効率よく学習を進めることができます。書籍と連動しているため、体系的にイタリア語の基礎を身につけたい方に特におすすめです。
Duolingo
世界中で人気の語学学習アプリで、ゲーム感覚でイタリア語を学べます。最近日本語で学ぶイタリア語のコースが正式に追加され、日本語での解説を読みながら学習を進められるようになりました。短いレッスン形式なので毎日継続しやすいのが特徴です。
ただ、動詞の活用や文法について詳しい説明は少ないため、初心者はほかの教材と併用しながら学習を進めるとよいでしょう。日本語で学ぶコースは現時点ではCEFR A1〜A2(初級)レベルに対応した内容で、英語で学ぶコースと比べてカリキュラムのボリュームに差があります。
Busuu
Busuuは、CEFR(ヨーロッパ言語共通参照枠)に基づいたカリキュラムでイタリア語を学べるアプリです。最大の特徴は、世界中のネイティブスピーカーから直接フィードバックを受けられるコミュニティ機能です。自分が作成した文章や録音した音声を投稿すると、ネイティブスピーカーが添削してくれるため、実践的なイタリア語を身につけることができます。
無料プランでは利用できる機能が限定的なので、本格的に学習したい場合は有料プランを登録するのが良いでしょう。
Mondly
Mondlyは、音声認識技術を活用した会話練習が特徴のアプリです。実際の会話シーンを想定したレッスンが充実しており、旅行やビジネスなど、目的に応じた学習が可能です。プロのネイティブスピーカーによるクリアな音声で正しい発音を学べるほか、動詞の活用表や辞書機能も備えているため、文法学習のサポートとしても活用できます。
基本無料で利用できますが、有料プランに加入するとより多くのレッスンや機能にアクセスできます。
Memrise
Memriseは、ネイティブスピーカーが実際に話す動画を使って学習できるアプリです。単語やフレーズをネイティブの発音・イントネーションとセットで覚えられるため、自然なイタリア語表現が身につきます。
アプリ内の日本語対応が一部にとどまるため、英語が苦手な方は最初に少し戸惑うかもしれません。基本的な機能は無料で使えますが、全コンテンツの利用には有料プランへの加入が必要です。
イタリア語を効率的に身につけるためのポイント
イタリア語は発音が規則的で比較的学びやすい言語ですが、独自のルールもあります。効率的に学習を進めるためのポイントを押さえましょう。
発音のルールを早めに覚える
イタリア語はアルファベットの読み方がほぼ一定で、スペルと発音の対応が規則的です。英語のように同じスペルでも読み方が変わる、ということがほとんどないため、発音ルールを一度覚えてしまえば初見の単語でもある程度正確に読めるようになります。
最初のうちに「c」「g」「sc」など、直後の母音によって読み方が変わる子音のルールをしっかり押さえておくと、その後の学習がスムーズになります。単語を覚えるときは必ず音声を聞きながら声に出して練習しましょう。
動詞の活用パターンに慣れる
イタリア語の動詞は、主語や時制によって語尾が変化します。主語が省略されることが多いため、動詞の活用を見て誰がどの時点で行動しているかを素早く判断できることが重要です。
規則動詞には -are、-ere、-ire の3つのグループがあり、それぞれに決まった活用パターンがあります。まずは現在形の規則動詞から始め、よく使う不規則動詞を少しずつ覚えるのが効率的です。完璧に覚えようとするより、使いながら慣れていく姿勢が継続のコツです。
名詞の「性」と冠詞をセットで覚える
イタリア語の名詞には男性名詞・女性名詞という「性」があり、冠詞や形容詞の形もそれに合わせて変化します。例えば「白い本」は un libro bianco(男性名詞)、「白いバッグ」は una borsa bianca(女性名詞)となり、形容詞の語尾が名詞の性に合わせて変わります。
名詞を覚えるときは単語単体ではなく、冠詞とセットで覚えるのが効果的です。il(男性単数)、la(女性単数)といった定冠詞の使い方に早めに慣れておくと、文章全体の理解がぐっとスムーズになります。
まとめ
今回紹介したイタリア語学習アプリは、それぞれ異なる特徴を持っています。自分の学習スタイルや目的に合わせて選ぶことが大切です。
楽しみながら効率的にイタリア語を身につけていきましょう。




