#追記:7月22日から、日本版がリリースされました!
ここでは、英語圏のメディアが報じた Pokemon GO を簡単にまとめてみました。
史上最大の人気アプリに(SurveyMonkey)
まずは、ネットリサーチで有名な SurveyMonkey のブログが、Pokemon GO の勢いについてまとめた記事。
Pokemon GO is now the biggest mobile game in U.S. history上の通り「米国史上最もヒットしたモバイルゲーム」というのが記事のタイトル。 www.surveymonkey.com
これまで No .1だったキャンディークラッシュサーガよりも多くのユーザーを集めるゲームとなったこと、さらに、ゲームの枠を超えて、Twitter よりも多く、Snapchat や Google Maps にまで迫る勢いでユーザ―を獲得しつつあることを伝えています。
しかし、SurveyMonkey は、次のような見出しで記事をまとめています。
It’s too soon to call Pokemon GO a home run for Niantic and Nintendo Niantic と Nintendo にとってのホームランであると言うには、まだ早い同じく Nintendo のヒットである Miitomo の勢いが短期間で衰えてしまったことをあげ、スタート時の勢いは、事業としての成功を必ずしも 保証 しないと結んでいます。
ちなみに Niantic というのは、Pokemon GO の開発元のこと。このアプリを作っているのは Nintendo ではなくこちらの会社なのです。Google で Maps や Earth、Ingress を担当していたジョン・ハンケさんが独立して作った、アメリカの会社です。
www.nianticlabs.com株価もすでに急上昇中(Bloomberg)
Pokemon GO が生み出す利益がどの程度 Nintendo のものになるのか?これは想像するしかありませんが、株価はすでに、大きく上昇しています。
Nintendo Market Value Passes Sony on Pokemon Go Frenzy Pokemon GOの狂乱により、Nintendo が時価総額でソニーを上回る国内のメディアはもちろん、Bloomberg など海外の有力メディアも大きく報じています。Frenzyは、熱狂、狂乱、激情などど訳されます。 www.bloomberg.com
もちろん、多くのユーザーがGOのとりこに(Us Weekly)
Pokemon GO のために会社を辞めた人 の話、 大量の人々が普段は行かない教会に押し寄せる 様子などなど、ユーザーさんたちの夢中っぷりも各所で報じられていますが、そんな中でも目をひいたニュースのひとつがこちら。
Justin Bieber Played Pokemon Go Near NYC’s Central Park and No One Recognized Him ジャスティン・ビーバーがセントラルパークで Pokemon Go をする姿が目撃されるが、(周囲の人も同じく夢中なため)誰も気づかない次の投稿(Instagram)の通りですが、なんだか面白いですね。 www.usmagazine.com
「外に出る」のコンセプトを無視しちゃう裏技も登場(YouTube)
人気ゲームでは当然のことですが、制作者さんの意図とは異なる「裏技」的なチャレンジをする人が必ず登場します。
Hatch Pokemon GO eggs without walking例えばこちらは、歩かずにポケモンをゲットする(孵化させる)方法を解説した動画。 Hatch Pokemon GO eggs without walking
ターンテーブルを使うというのは、ちょっとアナログ風味で面白いです。
でも、ゲームボーイの時代から、ポケモンが大事にしているのは、少年時代に夢中になった虫捕りのように、外の世界に触れるという世界観。Pokemon GO はそれをついに実現したゲームなので、こういう裏技はほどほどにしたいものですね(じつはこの動画でも最後にそう言っています)。
国内でもDLはできるようになったぜ!という話もあり、ますます期待が高まる Pokemon GO。今年の夏休みの大きな楽しみです。