夏といえば夏休み、夏休みといえば宿題、宿題といえば練習ドリル!月刊『ENGLISH JOURNAL』で毎年特集し、難問揃いで好評を博していた「オトナの英語ドリル」。この記事では、その中の【文法問題】5問にチャレンジしてみましょう。
文法問題にチャレンジ!
問1~5の短文を読み、空所に入る適切な語句をそれぞれ(A)~(D)から一つ選びましょう。
1. Buyers who return items purchased from MegaMart’s online store( )a $5 restocking fee.
(A) to be charging
(B) would charge
(C) has charged
(D) will be charged
2. ( )who wish to work additional shifts during the holiday season should notify Mr. Delgado in the personnel office by December 5.
(A) Each
(B) Those
(C) Anyone
(D) That
3. The Community Excellence Awards ceremony( ) by a musical performance, which featured noted local pianist Lola Chung.
(A) was followed
(B) following
(C) will be followed
(D) would follow
4. Mr. Farina will immediately step down as president( ) the merger with Hercula Logistics be accepted by the board of directors.
(A) and
(B) should
(C) whereas
(D) because
5. The scholarship committee plans to streamline its selection process, ( )currently takes nearly three weeks to complete.
(A) when
(B) what
(C) which
(D) where
解答と解説
1. 正解:(D)
【訳】
メガマートのオンラインストアから購入した商品を返品する購入者には、5ドルの返品手数料が請求される。
【解説】
主部はBuyers who ~ storeで、続く空所には動詞が入る。よって(A)は除外する。次に、buyers(購入者)はfee(手数料)をchargeするのか、それともされるのかを考えると、空所の動詞部分は受動態の(D)will be charged(~を請求される)が正解となる。
2. 正解:(B)
【訳】
休暇シーズン中に働くシフトを増やしたい人は、12月5日までに人事課のデルガドさんに知らせてください。
【解説】
those who(~の人たち)を知っていれば即答可能。who以下の部分は、「人」を修飾する関係代名詞節となっている。(A)Eachは、後にone やindividual を伴えば「人」を表す語句となるが、each単独では「人」とはならない。さらに、関係代名詞節の動詞がwishなので、先行詞に当たる空所部分は単数ではない。よって、(A)Eachも(C)Anyoneも不適となる。(D)That では、文構造が成立しない。
3. 正解:(A)
【訳】
コミュニティー優秀賞の表彰式の後に音楽演奏があり、地元の著名ピアニストのローラ・チャンが出演した。
【解説】
まず、空所直後のbyに注目する。「Aに続いてBが行われる」という表現は、A is followed by B. である。次に、which以下の動詞の時制がfeaturedと過去形になっているので、全体の時制も過去。よって(A)was followed が正解。
4. 正解:(B)
【訳】
ハーキュラ・ロジスティクス社との合併を取締役会が受け入れるようなことになれば、ファリーナ氏はすぐに社長を退くだろう。
【解説】
the merger with Hercula Logistics の後の受動態の部分be acceptedのbe動詞が原形になっていることに注目する。この文は、「If+主語+should+動詞の原形(もし[万一]~なら)」の構文で、shouldを主語の前に出してifを省略する構造である。よって正解は(B)shouldとなる。設問にある表現step down as ~(~の地位を降りる)も要チェックである。
5. 正解:(C)
【訳】
奨学金委員会は、現在のところ終えるのに3 週間近くかかる選考過程について、合理化を計画している。
【解説】
空所以下の部分「現在のところ終えるのに3週間近くかかる」のは、空所の前にあるselection process(選考過程)と考えられる。また、空所の後には動詞のtakesがある。よって、空所には主格の関係代名詞(C)whichが入る。
こちらの問題にも挑戦してみよう!
- 作成:2022年8月22日、更新:2024年8月14日
【トーキングマラソン】話したいなら、話すトレーニング。
語学一筋55年 アルクのキクタン英会話をベースに開発
- スマホ相手に恥ずかしさゼロの英会話
- 制限時間は6秒!瞬間発話力が鍛えられる!
- 英会話教室の【20倍】の発話量で学べる!