英語やり直しを目指す大人も、一から英語を習得しようとする子どもも、面倒な文法用語に惑わされずに英語の基礎が習得できるアプリ「タテ×ヨコ」。全6タイトルのうち、身近なテーマが取り上げられる、英検の受験対策にもなるアプリの体験談を紹介します。
※2019年3月31日まで特別価格【240円】で提供中!小学6年生の息子はもうすぐ中学に入学。親としてはこれを機に英語学習に取り組んでほしいと思うものの、何から始めればいいか悩んでいました。目標があった方がやる気が出ると思い、英検の受験を視野に入れてアプリを試してみることに。
小学校でもALTの先生による英語の授業があり、いくらか簡単な単語やフレーズは覚えているものの、英検の問題に対応できるほどの英文法までは身に付いていない様子。でも、最初から難解な英文法書を与えてしまうと、英語が嫌いになってしまうのでは、と 心配 でした。アプリなら、 楽しみながら感覚的に学べそう です。
体験者
小学6年生。中学受験が終わって、これから中学英語の先取りを始めるところ。小学校の低学年のときは英会話レッスンに通っていたが、受験科目には英語がなかったので、しばらく英語から遠ざかっていた。ここ数年、英語学習は小学校の授業を受けていただけ。
英検に必要な英文法や単語が身に付くアプリ「タテ×ヨコ」
使うのは、アプリ「タテ×ヨコ」の「英検5級編」。「タテ×ヨコ」とは、「21マスで語句を置き換えて英文を作っていく」メソッド。「英検5級編」では、「英検5級レベルの英語を、 文法用語は使わずに、理屈抜きで 、試験に頻出の英文と語句を使って学べる」とのこと。
※2019年3月31日まで特別価格【240円】で提供中!まずはアプリの「目次」をチェック。「英検5級編」は、7つのChapterに分かれています。それぞれのChapterが3、4の Unit に分かれており、全部で24 Unitsあります。息子が Unit 19を試しに選ぶと、まずは基本の英文「I am listening to music.」が出てきました。
穴埋め部分をタッチすると、正解が表示されるアプリの画面上で見出しの語句を横にスライドさせると、この英文の後半部分、「listening to music」が「watching TV」など別のフレーズに変わります。そして見出しの主語の部分を縦にスクロールさせると、主語の「I」が「They」や「The boy」などに変わります。この 仕組み を使って、 フレーズや主語が変わると英文がどう変わるのか を練習していきます。
主語(タテ)とフレーズ(ヨコ)を動かすと、動詞が自動的に活用する。空欄部分をタップすると、入る語句が表示される1回タップするだけで簡単に最初に戻れるので、途中でちょっと混乱しても、「さっきどうだったかな?」と すぐに 戻って確認できました。
組み合わせを変えて同じことを何度も繰り返すことで、自然と素早く正しく答えられるようになってきたようです。
判定 で◯を取りたい!と何度も挑戦">発音 判定 で◯を取りたい!と何度も挑戦
全ての英文で、発音のサンプルを聞いて発音練習ができます。声はマイク機能によって音声認識され、正しく発音できている かどうか を 判定 してくれます。発音した音がどのように聞こえたかが画面に英語の文字で表示されるため、 自分の発音を客観的に知る ことができます。これが子どもには面白いようで、○がもらえるまで何度も真剣に挑戦していました。
正しく発音すると○がもらえる音声認識された英語が画面に表示されるので、自分は正しく発音しているつもりでも、実際はどう聞こえているのかがよく分かります。これなら、英検の上の級で面接を受けるときにも発音で苦戦しないよう、今から発音をマスターすることができそうです。
発音がどのように認識されたのか一目瞭然英会話を習っていた人にこそ「文法ポイント」を読んでほしい
各 Unit には「文法ポイント」という解説が付いています。 練習自体は文法説明を読まずに進められるものの、理屈をちゃんと 整理 して理解できると、うっかりミスを防げます。そのため、一度は読んでおくといいと思います。
息子は小学校低学年のときに英会話を習い始めたので、なんとなく感覚だけで「どうにかする」ことには慣れています。しかし、正しい語順で英文を作ることはなかなか難しいようです。
でも、英検では「正しい英文法」の基礎を身に付けることが合格に直結するので、この 「文法ポイント」をしっかり押さえた上での反復練習 は効果的だと思います。
学ぶフレーズの核となる文法解説がワンクリックで表示される「振り返りチェック」で実力の伸びを実感
それぞれのChapterの最後には「振り返りチェック」が付いています。これは、そのChapterで学んだ知識を生かして、単語を並べ替えて正しい英文を作るというものです。各Chapterに30問あります。
1問ごとに採点され、どこが間違っているかが すぐに 分かります。その都度、知識を 整理 できるので、10問、20問と進むうちに間違いが少なくなってくるのを実感していました。 成果が すぐに 感じられる というのは子どもを飽きさせないコツですね。もちろん大人もそうですが。
「振り返りチェック」でも音声を聞くことができ、問題を解くヒントになり、リスニングの練習にもなるのが気に入っていた「総合テスト」はレベルを調整できて便利
アプリが息子に合っていると感じたので、有料オプションも購入しました。そのうちの「総合テスト」は、非常に多機能です。過去に間違えた問題や不安が残る問題を「お気に入り」 に保存することができるので、 自分が苦手なところを重点的に学習 できて、便利だと思いました。
出題形式も、英文の意味を答えるものや、英語の音声を聞き取るもの、日本語を英語にするものなどの中から選ぶことができます。出題範囲をランダムに設定することも可能です。回答形式も、3択式、記述式、マイク機能で発音する形式など、いろいろ選べます。
出題形式と回答形式の組み合わせ次第で易しくも難しくもなるので、現時点のレベルに合わせてテストを受けられます。
「総合テスト」の選択画面。ここでテストの形式・内容を自由に選べる例えば、同じように日本語を聞き取って英語にする問題でも、「あなたの友達はどこに住んでいますか?」という日本語を聞いて、3択の中から「Where does your friend live?」を選ぶのは比較的簡単でも、これを正しいつづりで入力して答えるのは少し大変かもしれません。また、マイク機能を使って音声で答えて正解するには、発音が正しくなければなりません。
このように、自分の 学習進度に合わせて問題の難易度を自在に変えられる ところが気に入りました。
「発音集中トレーニング」で発音を可視化
別の有料オプションである「発音集中トレーニング」では、学習した英文を徹底的に発音練習。基本のSTEP学習の発音練習 と同様に 、アプリの音声認識機能で正しい発音 かどうか が 判定 されます。
違いは、オプションの「発音集中トレーニング」では、練習範囲の選択、練習時の補助英文・和訳の表示・非表示の設定ができ、英文を聞くか聞かないかも選べるため、自分で 難易度を調節しながら、集中して発音の練習ができる こと。
◯がもらえるまでひたすら発音し、正しい発音が自然に身に付く上に、すらすら口から出るまで繰り返し言うので、スピーキングの練習も 同時に できます。
「添削機能」で正確に書く練習も
さらに、「添削機能」の有料オプションでは、各 Unit のSTEP 3の英文をフルセンテンスで書いて、即座に添削が受けられます。大文字・小文字の書き間違いから文法の活用の間違いまでしっかりチェックできます。
英文の音声を聞いて書くこともできるので、いわゆるディクテーションの練習をすることも可能。 リスニング力を 強化 すると 同時に 、 正しいつづり を頭にたたき込める最適な方法だと思います。
ハードルが高いときは、英文や日本語を「表示する」設定にして、補助的に薄く表示される文字を頼りに言うことができるので、子どもも諦めずに 取り組む ことができました。
すぐに 音声を聞けるのが気に入った!"> すぐに 音声を聞けるのが気に入った!
Chapterの最後に付いている「振り返りチェック」の並べ替え問題を解いていたときのことです。「うーん、こうかなあ……」と悩んだ息子が、問題の隣にスピーカーのマーク (音声マーク)が付いていることに気付きました。タップすると、正しく並べ替えられた正解の英文の音声が聞こえました。「あっ、なるほど」とつぶやいた息子は、聞いた通りに正しく並べ替えることができました。
スピーカーマークをクリックすると、正解の英文が流れて、答えるためのヒントが得られる正しく並べ替えられた正解の英文の音声を、問題に答える前でも聞くことができるこの機能は、とてもいいと思います。
分からないのにただやみくもに並べ替えて、正解か不正解かの結果を見るだけでは、また同じ間違いをしてしまいそうです。でも、この機能があれば、一見しただけでは解けなかった並べ替え問題も、音声を聞きながら考えて解くことができます。リスニングのトレーニングにもなりますし、「正しい語順の英文は、聞いていて、流れや響きがきれいだな」ということも確認できます。
文字と音声のセットで正しい英文に触れる ことで、目と耳の両方から英文法の基礎を習得することができそうです。
体験者の感想:発音練習で○をもらいたくて何度もやってしまう!
「発音で正解するとうれしいので、何度も挑戦しました。お手本を聞いて、聞こえたままにまねをすると、結構正解できました。不正解になったときは、何度も聞いてみるうちに、どこが違うかが分かってきました。単語の並べ替えの問題は、何度かやっているうちに感覚で分かるようになってきました。これなら、中学校に入ってからも 学校の行き帰りの時間 などにやってみたいです。」
親の感想:飽きずに集中して取り組めるので、次回の英検に間に合いそう
「子どもに英語を教えてあげたい気持ちはあるのですが、文法をきちんと教えるというのは思いのほか難しく、手こずっている間に子どもが飽きてしまいます。このアプリなら、自然と文法が頭に入り、 すぐに 正しい答えと解説を見ることができるので、子どもも 飽きずに集中 して進められます。
『子どもっぽいことが大嫌い、ちょっとかっこよくて大人っぽいことに憧れる』のが子どもです。スマホ片手に英語を勉強している自分ってちょっとかっこいい、と思うこともまた、英語をマスターするための第一歩だと思います。
このアプリで効率的に学習すれば、今年度の第1回の英検に間に合いそうです。この級の問題に慣れたら、一つ級を上げて挑戦させたいと思います。」
「タテ×ヨコ」アプリ版と書籍版
アプリ版
※2019年3月31日まで特別価格【240円】で提供中!(アプリ本体[初期起動コンテンツ]の通常価格840円のところ)書籍版
- 作者: 山本崇雄
- 出版社/メーカー: アルク
- 発売日: 2017/09/07
- メディア: 単行本
- 21マスで基礎が身につく英語ドリル タテ×ヨコ 高校入門編
- 作者: 山本崇雄
- 出版社/メーカー: アルク
- 発売日: 2017/09/07
- メディア: 単行本
- 21マスで基礎が身につく英語ドリル タテ×ヨコ やりなおし英語編
- 作者: 山本崇雄
- 出版社/メーカー: アルク
- 発売日: 2017/09/07
- メディア: 単行本
- 21マスで基礎が身につく英語ドリル タテ×ヨコ 英検3級編
- 作者: 山本崇雄
- 出版社/メーカー: アルク
- 発売日: 2018/03/14
- メディア: 単行本
- 21マスで基礎が身につく英語ドリル タテ×ヨコ 英検4級編
- 作者: 山本崇雄
- 出版社/メーカー: アルク
- 発売日: 2018/03/14
- メディア: 単行本
- 21マスで基礎が身につく英語ドリル タテ×ヨコ 英検5級編
- 作者: 山本崇雄
- 出版社/メーカー: アルク
- 発売日: 2018/03/14
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文:村岡麻衣子
編集:株式会社 REGION https://region-net.jp/
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