Question
What is meant by “Hana
(花より団子って何?)
いよいよ桜の便りが聞かれ始めました。桜前線の情報をチェックしながら、絶好のお花見のタイミングを見計らう人も多いことと思います。今回はそんなお花見を、古(いにしえ)の時代から諸行無常の感性まで含めて見ていきましょう。
preparation for a feast ">桜前線予報とお花見準備 The cherry-blossom-front forecast and preparation for a feast
When the blossom forecast is announced, it feels as though spring has finally come. Checking the announcement, people try to assess the best time to throw a hanami party, because the short life of the hanami season lasts only a week or so . Hanami usually means an outdoor party under cherry trees. Some people, of course , enjoy the drinking and eating rather than the cherry blossom viewing. We call those with that attitude, “Hana yori dango.”桜前線を天気予報で報道するようになると、いよいよ春。桜が咲く時間は1週間くらいと短いでので、予報を調べて桜の開花のタイミングを見計らい、お花見を開催する人もいることと思います。花見とは、通常は桜の木の下で開くパーティのことをいいますが、もちろん、人によっては花を愛でるよりも、飲んだり食べたりを目的とする人も多く見られます。そんな様子が「花より団子」と呼ばれるのです。
お花見の歴史 The history of cherry blossom viewing
In many places, paper lanterns are temporarily hung to enable people to watch yozakura (sakura meaning cherry blossom, at night) and to bring a cheerful atmosphere to the feast . The custom of hanami dates back many centuries. The chronicle Nihon Shoki records hanami festivals being held as early as the third century, while in the Heian Period , cherry blossom attracted more attention and hanami became synonymous with sakura. The custom was originally for the people in the Imperial Court, but soon spread to samurai society and to the common people as well in the Edo period .多くの地域では、夜桜を楽しみ、宴会の雰囲気を盛り上げるために、ちょうちんを下げたりします。お花見の歴史は数世紀さかのぼり、『日本書紀』には花見は3世紀に始まったと記述が見られ、平安時代になって、より桜の花に注目が集まり始め、花と言えば桜と同義語にまでなりました。かつてその習慣は宮中の人々のものでしたが、やがて江戸時代には侍や一般の人たちに広がっていったのです。
なぜ日本人は桜が好きなの? Why do Japanese like cherry blossom?
So why do Japanese like cherry blossom so much? It is said that it is because cherry blossom symbolizes the ephemeral nature of life due to the way it blooms spectacularly but only for a short while . Well , I'll tell you why in the next article . Stay tuned!でも、なぜ日本人はこんなに桜が好きなのでしょうか? なぜなら、その桜がパッと壮麗に咲いて、潔く散る姿が、もののあわれを象徴するからだとされています。その理由は、また明日見ていきましょう。
Answer
人によっては、桜の花を愛でるよりも宴会(飲んだり、食べたり)を楽しみます。そんな状態を日本語で「花より団子」というわけですね。
カナダ・オーストラリアに留学ののち、ボストン大学コミュニケーション学部修士課程ジャーナリズム専攻、東北大学博士前期課程人間社会情報科学専攻修了。通信社の国際金融情報部、出版社にて国内・海外の取材記事や交渉ほかを担当。海外通販会社の役員を経て、諸媒体の翻訳・執筆・プロデュース などを手がける。 著書に『 コトバのギフト~輝く女性の100名言 』(講談社)、『 スティーブ・ジョブズに学ぶ英語プレゼン 』(日経BP社)ほか多数。仕事と趣味で旅した国は50カ国を超える。
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