まじめな人ほど注意したいのが5月病です。特に今年はゴールデンウィークが10連休。新人でなくても、休み明けはなかなかエンジンがかからないかも・・・。でも、大丈夫!われわれには映画という強い味方があるのです。ゴールデンウィークに見れば、きっとモチベーションが上がるはず!
アン・ハサウェイでやる気アップ?
まずは山本編集長のチョイスから。2本選んでいただいたら、なぜか主演女優が同じでした。確かにキュートで頑張り屋さんな役が似合う人ですが、管理職受けする何かがあるのでしょうか。
プラダを着た悪魔
この映画が公開されたのは2006年。私自身、月刊誌の編集に携わっていたこともあって、ファッション誌の裏の世界(?)が興味深かったのを覚えています。主演のアン・ハサウェイ、上司のメリル・ストリープがはまり役でした。決して、私自身の上司が「悪魔」のようだった・・・というわけではありませんので、念のため。【山本】
そうそう、当たり前ですけど月刊誌って毎月出るんですよね。あれはなかなかキツイです。
マイ・インターン
やる気が出る映画を、と思ってもう1作品思い浮かべたら、これもアン・ハサウェイが主演の映画でした。でもこちらの公開年は2015年で、『プラダを着た悪魔』の約10年後。ハサウェイの役は通販会社社長で、話は、シニア・インターン制度でその会社にやって来た、ロバート・デ・ニーロ演じる70歳の男性を中心に回ります。ペースの違い、考え方の違い。反発から共感。2人が心を通い合わせるまでのストーリーに心が熱くなります。【山本】
駆け出し編集者から通販会社社長へと、確実に出世を遂げるアン・ハサウェイ(別々の映画ですが)。われこそはと思う女子は両方チェックしておくといいかも。
さすが!プロフェッショナル
お次は各分野のプロフェッショナルが活躍する映画をご紹介。まずは、GOTCHA!編集部の伊藤部員が選んだこちら!
シェフ 三ツ星フードトラック始めました
ロサンゼルスの一流レストランのシェフが、料理評論家とSNSで口論になり、解雇されます。息子とレストランの元料理人と3人で、フードトラックで街を回りながら現地の素材を使ったサンドイッチなどを売って旅をするロードムービーです。料理のシーンは本当においしそうで、本場に行って食べたくなります。最後、思いも寄らないことが起こり、幸せな気分にしてくれます。【伊藤】
思いも寄らないことって何かしら?気になる!
そして、この映画では、主演のジョン・ファヴローが、脚本と製作、監督も務めているんです。すごい活躍ぶり。これも刺激になりますね!
ズートピア
物語の舞台は、肉食動物と草食動物が仲よく暮らす都市ズートピア。主人公はウサギの少女、ジュディです。正義感が強く、自分の可能性を信じるジュディは、ウサギ初の警察官となりますが、「ウサギには無理」という偏見から事件の捜査に加えてもらえません。でも、キツネの詐欺師ニックと出会い、ある大事件に挑むことに。序盤から伏線張りまくりですが、それらがすべてキレイに回収されていくさまは「お見事!」の一言。最初から最後まで目が離せません!【ライター尾野】
「なんだアニメか」などと侮るなかれ。この映画、とっても深いんですよ!
最後のスピーチは感涙もの。ヒツジの副市長にも同情を禁じ得ないところがあります。
やっぱりワークライフバランス!?
今、日本でお仕事がらみの話題と言えば、やはり「働き方改革」やワークライフバランスですよね。お仕事を頑張るのはいいことだけど、生活を犠牲にするのはいただけません。
というわけでワークライフバランスにまつわる2本をご紹介。といっても、これは・・・。
グッド・ワイフ 彼女の評決
こちらは映画ではなく海外ドラマ。とにかくテンポがよくて、次々と見たくなります。長年、専業主婦で、仕事をしていなかった主人公が、州検事の夫が収賄罪で逮捕されたことをきっかけに、久しぶりに弁護士に復帰して活躍します。日常にありそうな話ですが、なぜかハラハラします!【伊藤】
やっぱりちょっと違うか。
でも、幸せな専業主婦だった主人公が仕事に復帰するのは、家族を思う気持ちがあればこそ。同じ事務所にライバルがいたり、いろいろ大変みたいですが、頑張ってほしいです(合掌)。
さておき、続いては去年の大ヒット映画です。
グレイテスト・ショーマン
歌とダンスがとにかく素晴らしい!くさくさすることがあっても、これを見ればスパッと気持ちが晴れちゃいます。すっかり有名になったテーマソング「This Is Me」に感涙。ボンボン育ちの劇作家フィリップが、空中ブランコ乗りのアンと恋に落ちるシーンは美し過ぎて鳥肌ものです。乗ってきたら一緒に歌っちゃいましょう!【ライター尾野】
この映画は、撮影前のセッションの様子がYouTubeでたくさん公開されています。こちらもぜひ見てほしい!
中でもおすすめはこれです。ヒュー・ジャックマンは、なんとこの撮影の前に鼻のがんの手術をし、医師から歌うことを禁止されていたとか。しかし・・・。
そりゃもう歌っちゃいますよ!「あ~あ、この人やっちゃったよ」とニヤニヤしているザック・エフロンがたまりません。もしこれが自分の仕事だったらやめられないでしょうね。ともあれ、この歌を通して、仕事一筋だった主人公が、ワークライフバランスに目覚めていくわけですね。
ちょっと疲れてるかもという人も、見れば元気が出る映画です。 おすすめ!
そして僕らには明日がある!
始まる前は「10日もある!」と思っていたのに、あっという間に終わってしまうのがお休みというもの。さて、連休の最後に見たい映画です。
風と共に去りぬ
なぜゴールデンウィークにこの映画かって?3時間42分という長尺だから、お休みでもないと見られないではないですか。
それに、生きるためなら手段を選ばない主人公スカーレット・オハラのたくましさは、連休でダレ切った私たちを一喝してくれるはず。「もうすぐ休みが終わっちゃう」とため息をついているあなたは必見ですよ。
連休最後の日には、ちょっと気取ってこの名セリフをつぶやいてみては?
Tomorrow is another day.
明日は明日の風が吹く。
そうそう、明日はまた別の一日。何とかなりますって。スカーレットのガッツを見習って、元気にいきましょう。それでは!
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