Twitterで大人気!「タメ口英語」本、おすすめ活用法3つ

Twitterで大人気のKazumaさんをご存じですか。 「今日のタメ口英語」 というアカウントで、カジュアルで使いやすそうな英語表現をたくさん紹介し、フォロワー数はおよそ26万人!そしてこの度、「今日のタメ口英語」が紹介してきた英語表現が1冊の本になりました。その名も『今すぐ使えて、会話がはずむ、今日のタメ口英語』。この本の活用法を紹介します!

今すぐ使えて、会話がはずむ 今日のタメ口英語
 

【1】同じような意味の表現をまとめて覚える

1章目から順番に……というのが、よくある英語学習本の使い方ですが、本書はちょっと違う使い方ができそうです。

まずは目次を見て、自分が言いたいと思う表現を選び、該当するページの英語表現をチェック。よく似た表現も一緒に覚えちゃいましょう。例えば「聞きなおす」という項目では、こんな表現が紹介されています。

ごめんなんて?

Sorry?

どゆこと?

Specifically ?

もっかい言って?

Say that again?

同じような意味の表現は、いくつかまとめて覚えたほうが身に付きやすく、応用も効きます。

さらに、本書には ダウンロードできるお手本の英語音声も付いています から、聞いてまねしてみてください!

【2】海外ドラマを見るときのおともに!

NetflixやHuluなどのサービスを使って、ネットで海外ドラマを楽しんでいる方も多いのでは?

海外ドラマは英語学習の素材としても、とっても優秀。でもときどき、「今なんて言ったの?」「日本語字幕では○○となっているけど、ホントかな?」と、セリフについて疑問がわくこともありますよね。そんなときには本書をめくってみてください。

よく使うフレーズがわかる

例えば、「主人公が 同僚 から How are you? と声をかけられ、一言だけ返事をしていたな」というような場合。教科書的には、I'm finethank you .  And you? となるところですが、どう見ても(聞いても?)そんなに長々としゃべっていないぞ、という場合です。

本書では「How are you? などへの返事」として、次のようなフレーズを取り上げています。一部を紹介しますね。

普通普通。

I'm OK.

調子いいよ。

I'm good.

まあまあって感じかな。

Not too bad.

ギリ生きてる。

Surviving.

ドラマの中で使われたものや、それによく似たカジュアルなフレーズが見つかる はず。また、これらのフレーズを覚えておけば、実際に自分が英語を話すときにも役立ちます。

使ってはいけないフレーズもわかる

ドラマの中では差別的な表現やいわゆるスラングなど、使わないほうがいい表現も頻繁に登場します。それらの表現も紹介しているのが本書のいいところ。「禁断のスラング」と題した章で、30ページ以上に渡って紹介しています。でも……。

僕らが使う必要はないです。こういう言葉だけ使えても逆にダサいんで。

ただ映画やネットなんかでも頻出で、知ってると理解が深まったり、より楽しめたりするんで参考程度に見てみてください。

はい、その通り。この章のフレーズは、ドラマやネットを楽しむためにのみ使いましょう。 

【3】「話すための英文法」を読んで話すときの不安を減らす

本書には、「会話のための英文法」と題して、文法について解説したコーナーがあります。文法と言っても堅苦しい表現は一切なし。読めば すぐに 会話に生かせるようになっているので、 一通り読んで理解しておけば、英語を話すときにもっと自信が持てる ようになるはず。

例えば、苦手な人も多いのが「時制」です。本書によれば、「時制がズレるのは遠いとき」。話題に上っているものが元の状態から遠いとき、時制がずれるのです。

文を見てみましょう。「現在から遠い」と「過去」になります。

週一で彼に会う

I meet him once a week.

ゆうべ彼に会った

I met him last night.

「現実から遠い」場合は「仮定」になります。
お金が十分にある。

I have enough money.

もし十分にお金があれば、

If I had enough money,

そして、「立場、仲が遠い」と「敬語」になるわけです。
…していい?

Can I …?

…していいですか?

Could I … ?

「この人との仲は近いかな?遠いかな?」と考えれば、can と could のどちらを使えばいいのか、すぐわかりますね。

まとめ

kazumaさんのアカウント「今日のタメ口英語」には、よく使う英語表現に加え、思わず目が止まる画像が登場します。

これは「使わないほうがいい」ほうの表現かな、と思うものもありますが、画とフレーズが一緒になるとインパクト大。つい覚えてしまいます。

や、やられる……。この表情、もう忘れられませんね。

こちらのワンちゃんも、おそらく普段はとてもかわいいのに、なぜこんなことに。

楽しくて、ついつい見続けてしまいます。

英語カップのカギは、やはり続けること。本書に加えて、このアカウントもチェックすると、楽しく英語学習を続けられるはず。

ぜひやってみてくださいね!

今すぐ使えて、会話がはずむ 今日のタメ口英語
 

構成・文:浦子
GOTCHA!のエディター兼ライター。ひところ、毎年のように3月に海外旅行に行っていたので、この時期は空港にいる夢をよく見ます。大体何か食べています……。

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