ENGLISH JOURNAL ONLINE編集部員が本格的な英語学習と英会話力のスキルアップを目指し、3カ月間という短期集中のレッスンで成果を出す「スパルタ英会話」に通うことを決意!この連載企画では、「スパルタ英会話」で学んだことや3カ月間の学習記録をお届けします。第2回は、スパルタ英会話流の自主学習法について紹介します!
「VERSANT」で現時点での英語レベルをチェック!
皆さん、こんにちは!
ENGLISH JOURNAL ONLINE編集部のMANAMIです。
この連載では、「スパルタ英会話」で3カ月間学んだことや私の学習記録などをご紹介しています。
英語学習者の多くは、TOEICや英検を受験されているかと思いますが、実は私はそのような試験を受けたことがありません!(笑)しかし、「スパルタ英会話」を きっかけ に本格的な英語学習にチャレンジするとなった今、自分の英語力を客観的な数字で 把握 しておきたいと思いました。
皆さんは、「 VERSANT 」というテストはご存じですか?
VERSANTは、世界100カ国以上で採用されている英語力を測るテストです。テストの種類は大きく3つあり、その中でもスピーキング力を測る「 VERSANT English Speaking Test 」では、日常的に使用される 口頭英語に回答できる能力(自然さ、流暢さ、即時性) を採点することに重点を置いています。
試験は、ネイティブの自然なスピードで流れる質問を聞き、制限時間内で次々と回答していく形式で、PCやスマートフォンでいつでも好きなタイミングで受けることができます。
VERSANTについては、以下の記事でも詳しく取り上げていますので、興味のある方はぜひ読んでみてください!
ej.alc.co.jp現時点での自身の英語レベルをチェックするために、実際に「VERSANT」を受験してみました!
果たして、結果は・・・?
20~80あるスコア範囲で、私の 総合スコアは35点 でした!半分以下・・・。比較対象がないので、このスコアがいいのか悪いのか 判断 しにくいですが、「受験者の能力」の項目に見ると、ネイティブの会話のペースについていけなかったり、とっさに英語が出てこずスラスラと話せなかったりするのが、現状の課題だと認識しました。特に、語彙力や瞬発力を高めることを意識していこうと思います!
さて、英語の課題や伸ばすべきポイントがわかってきたので、これから英語学習を頑張っていきたいと思います!
3カ月で1800単語覚える学習法とは?
前回 の記事で、コンサルタントのKさんが作成した 学習カリキュラム と、2週間後に控える次回コンサルティングまでの 宿題 を紹介しました。
英単語学習には、『 チャンクで英単語 Standard 』という教材を使用しています。この単語帳のよいところは、チャンク *1 形式で覚えるため、英単語を記憶しやすいところです。
例えば、 substitute (~を代わりに使う)をそのまま「英単語」と「日本語の意味」だけで覚えるのではなく、 substitute water for milk(水を牛乳の代わりに使う)というように塊で学習するため、そのまま英作文や英会話に生かしやすいのがいいですね!
スパルタ英会話では、 3カ月間で1500~1800単語 覚えるのが理想で、その程度覚えていれば「英語が話せる」と言えるレベルになるそうです。
以下は、Kさんに教えていただいた英単語学習法です。
英単語学習法
・ 単語に出合う頻度を多くする ※重要( 1日に数回同じ範囲を学習 すると効果的)
・1回で覚えられなくても気にしない
・1単語に時間をかけず、テンポよく 単語の意味をイメージしながら声に出して覚える
・ 覚えられない単語はチェック (付箋)を入れて 何回でも見る (1カ月で5~6回繰り返しやることで覚えられる)
・ スピードを意識 して早めに課題範囲を一周する
・本当に苦手な単語には イラストを加えて イメージで刷り込む
・ 自分で使いそうな文章 を作成して声に出してみる(例文がイメージしずらいとき)
500単語分の学習が1周したら、2、3周目以降は意味がわからない単語のみを集中的に学習。私は覚えられない単語に付箋を付けて、覚えたら剥がすを繰り返しています。
最初は言える単語も少なく、「本当に2週間で500単語すべて覚えられるのか?」と憂うつになるのですが、付箋がどんどん減っていくことで、少しずつ自分の語彙力がアップしている実感が湧き、モチベーションアップにもつながっています!やはり学習は毎日の積み重ねが大切なんだなぁ。
ちなみに 、私はいつも仕事が終わった後の夜に学習することが多いのですが、余力がある方は、 1日に複数回単語を覚える時間を作り、何度も繰り返し学習する ことによって、より長期的な記憶につながりやすいそうですよ!
すぐに 言うための土台作り">瞬間英作文は言いたいことを すぐに 言うための土台作り
瞬間英作文の学習は、『 おかわり!どんどん話すための瞬間英作文トレーニング(CD BOOK) 』を使用しています。瞬間英作文は、単語と違ってただ英文を暗記するのではなく、 言いたいことを すぐに 言うための土台作りとその練習 。中学文法を使って長い英文をスラスラと言えるようになるまでひたすら特訓しています・・・!
とにかく 英文を身体に染み込ませる ことが大切なので、声に出してアウトプットしたり、実際に英文の状況をイメージしながら身振り手振りを使って発声したりして取り組んでいます。
もちろん、テキストの後半では難しい文法を使った英文も出てきます・・・。上手く英作文ができないときは 10回を目安に音読をした後で、英文を見ずに3回行う方法で口に慣らしていく ように、とKさんからアドバイスもいただきました。
いつも会話で使っている語彙や文法が限定されてしまっているのが悩みの一つでもあるので、この学習で普段使わない文法表現をインプットし、レッスンに生かしていきたい!
学習進捗はSlackで毎日管理
毎日の学習進捗は、「Slack」というチャットツールを利用してKさんに連絡しています。
報告する内容は、学習内容、各メニューの学習時間やレッスン参加時間だけでなく、学習で達成できたことなど、前向きなフィードバックも報告しています。
この毎日の学習報告は地味に大変ですし、「別に送らなくてもちゃんと勉強していればいいんじゃない?」と思いますが、 やはり 学習って管理されていた方がモチベーションにもつながります 。毎日、「Kさんに報告しなきゃいけないから、勉強しなきゃ!」と奮い立たせてくれます(笑)。しかもちゃんと翌日にポジティブな応援メッセージを返信してきてくれるので、「よし!今日もやるぞ!」という気持ちになり日々の学習が継続できているのだと感じます。
ほかにもさまざまなチャンネルが作られていて、コンサルタントから生徒へ お知らせ を発信する「公式ニュース」チャンネルや、英語学習やモチベーションアップにつながる「お役立ち情報」などもあります。
また、「english- chat -room」というチャンネルでは、自身の英作文を投稿するとなんと ネイティブ講師が添削 してくれるのです!ネイティブスピーカーに英文を添削してもらう機会はめったにないので、たまに活用させてもらっています!
今回のまとめ
英語学習でいちばん大変なのは、 毎日2時間の学習を習慣づけること だと感じました。社会人になってからまともに学習をしてきませんでしたので、仕事や日常生活を行いながらの英語学習は、実際かなりの負担です(笑)。毎日コツコツと学習を続けている皆さんには頭が上がりません・・!
しかし、この毎日の積み重ねが実を結ぶことを信じ継続していきたいと思います。また、このようなご時世のため、仕事終わりに友人と飲みに行く機会も減り、学習するには最高のタイミングとなりました。今の状況を前向きに捉え、英語学習に励みたいと思います!
次回は、スパルタ英会話のマンツーマンレッスンの様子などについてお話ししたいと思います。
どうぞお楽しみに!
▼単語学習に使用した教材
MANAMI ENGLISH JOURNAL ONLINE エディター/Webディレクター。旅行とお酒を楽しむことが生きがい。最近では日本酒に目覚めて、おいしいお酒と一緒におうち時間を満喫中!