インターネットやSNSの普及で、新語の誕生と変化が加速している昨今、ネイティブが会話で用いる新語をキャッチアップすることが難しくなっています。アルクの新著『これからの英単語』から、最新語彙がどれくらいわかるか、自分の英単語力を試してみましょう。
英単語クイズ
グローバル化がますます進み、ビットコインなどの新しい技術も登場する中、新語もどんどん生まれています。ビジネスで英語を使わなければならない人には必須の語彙ばかりです。
attention economy">Q. 1 attention economy
“The attention consumers have to dedicate to content ? and their interest in that content ? is waning. With consumers actively choosing where to put their focus , we find ourselves in what some experts call the age of the ‘ attention economy.’ ” ( Marketing Week)消費者がコンテンツに向ける注意、コンテンツに抱く興味は減少の一途だ。消費者が注目する先を積極的に選択しているわけで、一部の専門家が「( )」と呼ぶ時代に突入しているのだと分かる。
Q. 1 答えと解説
人々の注目度合いに経済的価値を置く概念。情報過多のこの時代、マーケターが消費者の注目を引き付けておくのが難しくなっている。商品やサービスの購買へとつなげるため、まずはどれだけ注目を集められるかに価値を置く考え。
Q. 2 bullshit job
Gladys was very hurt when Nora told her that he thought her job as an event planner was a bullshit job that was of no real use to society.グラディスは、イベントプランナーという自分の仕事のことを、社会の実際の役に立たない( )だと思うとノラに言われ、とても傷ついた。
Q. 2 答えと解説
人類学者デイビッド・グレーバーによる“Bullshit Jobs: A Theory”という本が2018年に出版されてからメディアでよく使われるようになった。彼は現代社会における仕事の半分以上は意味がないと言い、仕事と自尊心が同一化している場合、このことが心理的に有害であると彼は 指摘 している。
Q. 3 crypto
Elmer put all his money into crypto , but he lost most of it to cyberthieves.エルマーは持ち金全てを( )につぎ込んだが、ほとんどをサイバー泥棒に持っていかれてしまった。
Q. 3 答えと解説
cryptocurrencyは長過ぎて言いにくいので、短縮されるのも無理はない。が、専門サイトやSNSを超えて広まることはないようだ。というのも、cryptoと聞くと、偽物やいかがわしいものを連想し、うさんくさい意味で使われていると思う人が多いからだ。
Q. 4 gig worker
“ Gig Workers Are Here to Stay. It’s Time to Give Them Benefits.” ( headline , Harvard Business Review )( )たちはこれからも存在し続ける。彼らに給付金を与えるべき時だ。
Q. 4 答えと解説
gigは音楽業界で使われる1回限りや不定期のイベントやコンサートを表すスラング。gig workerやgig economyという表現は、近年の労働力 不足 のため広く使われるようになった。ギグワーカーはスキルを生かして、時間や場所に縛られない働き方ができるが、社会保険や休業補償などが課題になっている。
Q. 5 ramen profitable
Eric and Malcolm’s new company began to make a small profit after it started doing business , but it was only ramen profitable ? the profit margins were so thin.エリックとマルコムが始めた会社は起業後少し黒字になったが、( )で、利ざやはほんのわずかだった。
Q. 5 答えと解説
「ラーメン程度の利益しか上がらない」ということ。起業をしてから十分な利益が出るまでは、設立者は貧乏に耐えてインスタントラーメンをすすらなくてはならないという考えに基づいた表現。
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