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英語学習に最適!?今話題のSNSアプリ「Clubhouse」を体験してみた!

英語学習に最適!?今話題のSNSアプリ「Clubhouse」を体験してみた!

今年1月末から急に日本でも話題となり始めた「Clubhouse(クラブハウス)」。どんなことができるの?ほかのSNSとの違いは?など、まだまだ謎多き新しいSNSですが、ENGLISH JOURNAL ONLINE編集部員が実際に利用してみた感想をシェアします!「Clubhouse」が英会話や英語学習におすすめな理由もご紹介。

突然注目され始めた「Clubhouse」とは?

Clubhouse」は、ポール・デイビソン氏とローハン・セス氏が創業したベンチャー企業「Alpha Exploration」が、2020年春にリリースしたSNSアプリです。1月末から日本での運用が開始されると、連日ネットで話題となり、Twitterでトレンド入りするほどの盛り上がりを見せています。

「Clubhouse」が従来のSNSと違うのは、リアルタイムで「話す」ことによってコミュニケーションを図るという点。音声版Twitterとも言われています。

開発者の一人デイビソン氏はBloomberg Technologyのインタビューで、「Clubhouse」のコンセプトについて次のように答えています。

Clubhouse is a new type of social network that is based on voice, where people come together with others to talk and listen and learn from each other, all in real time....We’ve been gathering with other people and talking for as long as civilization has existed. It, it’s something that, that’s really human. And so our goal is to create a, a new type of network that’s more about those authentic human connections than about gaining likes or follows. And we found that voice is a really powerful medium.

テキストベースで他者と交流するこれまでのSNSとは異なり、実際に「話す」ことで他者とコミュニケーションを取るSNSを構築し、より人間味ある交流の場を提供することが「Clubhouse」のゴールとされています。

これについては、公式ブログにより詳しく書かれているので、興味のある方はぜひ読んでみてください。なぜこのアプリを開発するに至ったかについても明かされています。

www.joinclubhouse.com

なお、現時点ではまだベータ版アプリのため、一般公開はされておらず招待制の仕組みを取っていますが、上記インタビューでPaul氏が述べているように、システムが整備され次第、誰でも利用可能なアプリになる予定で、今後さらに人気が高まることが予想されています。

どんなことができる?

ユーザーはバーチャルな会議室(room)で、ほかのユーザーと「音声」でリアルタイムな交流をすることができます。公開されているroomには誰でも自由に出入りでき、オーディエンスとして会話を聞くだけでもいいですし、実際に会話に混じって発言することも可能です。音楽や映画、ビジネス、スポーツなど、さまざまなテーマで会話が繰り広げられています。

clubhouse

ユーザーが自由にテーマを設定し、roomを開くことができます。

著名人の「ここだけの話」が聞ける!

IT業界の著名人やセレブたちもこぞって「Clubhouse」の利用を開始しています。世界トップレベルで活躍する彼らの会話がリアルタイムで聞けるだけでなく、直接対話できる、なんてこともあるかもしれません。

また、ユーザー規約として、会話の録音や記録が固く禁じられており、アーカイブの仕組みもないことから、著名人の「ここだけの話」が聞けることも話題となっています。

テスラCEOのイーロン・マスク氏、Facebook CEOのザッカーバーグ氏が登場

例えば、アメリカの大手電気自動車メーカー、テスラのCEOであるイーロン・マスク氏が2月1日、突如自身のTwitterにOn Clubhouse tonight at 10pm LA timeと投稿し、彼のroomにユーザーが殺到しました。

イーロン氏は、宇宙やAI、新型コロナウイルスのワクチンについて自身の見解を語り、さらには今はまっているドラマや小説を紹介するなど、オフィシャルな場ではなかなか聞くことのない「ここだけの話」を展開し、多くのユーザーを楽しませました。

techcrunch.com

さらに、その数日後、FacebookのCEO、マーク・ザッカーバーグ氏も「Clubhouse」に登場!Facebook社のAR(拡張現実)とVR(仮想現実)への取り組みを語り、リモートワークにこの技術を応用することへの将来的な展望を明かし話題となりました。

www.businessinsider.com

「Clubhouse」開発者が質問に直接回答してくれる!

「Clubhouse」の開発者デイビソン氏とセス氏は、ユーザーからの質問に直接答えるため、「Clubhouse Townhall」という名のroomを毎週開催しています。

clubhouse

毎週月曜日午前2時(日本時間)から開催されています。

二人がユーザーからの質問に直接答えてくれて、開発の裏話や今後の展望について聞けるとあり、開催時間になると毎回ユーザーが殺到し、一つのroomの上限人数(5000人)に一瞬で達してしまうほどの人気を見せています。この二人が話した内容をrecap(要約)するroomがいくつも開催されるほど・・・。

普段利用するSNSの開発者がこんなに身近に感じられるのは、音声で直接コミュニケーションが取れる「Clubhouse」ならではと言えるでしょう。

ENGLISH JOURNAL ONLINE編集部員も使ってみた!

さて、ENGLISH JOURNAL ONLINE編集部員も早速「Clubhouse」を使ってみたので、参加したroomを一つご紹介!

この日、参加したのはWhy aren’t you successful or more successful yet?というroom。

clubhouse

実際のroomスクリーンショット

数十名の起業家が登壇しており、ビジネスを成功するに至った過程や、なぜそのビジネスを始めたのかなど、成功の秘訣を共有していました。

そのほか「あなたにとって幸せとは何か?」や「もし今日ビジネスに失敗して一文無しになったら、明日まず何をするか?」というような、講演会やインタビュー記事などオフィシャルな場では聞くことのできない質問にも回答していました!

起業家たちのざっくばらんな考えを聞くことができ、最前線で活躍する人たちの頭の中を少し垣間見れたような気がしました。こういった体験は、リアルタイムでフランクなコミュニケーションが行われる「Clubhouse」だからこそ得られるものではないでしょうか。

「Clubhouse」は英語学習に非常に適したSNS?!

さて、私が実際に利用してみて強く感じたこと、それは・・・「Clubhouse」は生きた英語の宝庫であり、英語学習者にはもってこいのアプリである、ということです!そう感じた理由を二つご紹介します。

1. 自分の興味があるテーマに関連する英語表現や、最新のスラングを学べる!

「Clubhouse」は生の英会話をいつでもどこでも聞けるので、リスニングトレーニングには最適なSNSだと思いました。

政治や経済など真面目な議論をするroomから、最近見た映画やお気に入りの音楽など、日常の井戸端会議のようなroomまで、難易度もジャンルもさまざまなものがあり、自分の目的や興味に合ったテーマに関連する英語表現や単語、最新のスラングが学べます。

clubhouse

ジャンルを選んで自分と同じ興味を持っている人を探すこともできます。

またそのテーマに対し、海外の人がどう考えているのかなど、日本に住んでいるとなかなか知ることのできない、現地のリアルな価値観に触れられるのも「Clubhouse」の魅力の一つです。

2. スピーキング練習にもなる?!

英語のスピーキングに自信のある人は、実際に会話に交じることでさらなるスキルアップを図れると思います。

リアクションの取り方や、ネイティブの会話スピードについていく力、会話の途中に割り込んで発言する力など、英会話レッスンだけでは学べない、実践的なコミュニケーションスキルを鍛えることができます。

ネイティブスピーカーの会話に入るのはまだちょっと自信がない・・・という方は、Language Exchangeを行っているroomに参加するのがオススメ。例えば、日本語を学んでいる人たちが集まるroomで、会話に交じることから始めるといいかもしれません。

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MI (EJO)ENGLISH JOURNAL ONLINEエディター。最近はヨガとNetflixでおうち時間満喫中。