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「明日ご連絡差し上げます」は英語でなんて言う?ビジネスで主導権が握れるシンプルな定番表現【スティーブ・ソレイシィ】

「明日ご連絡差し上げます」は英語でなんて言う?ビジネスで主導権が取れるシンプルな定番表現【スティーブ・ソレイシィ】

2020年4月に、スティーブ・ソレイシィさんの大ベストセラー『英会話なるほどフレーズ100』が発売20周年を迎えました。前回『英会話なるほどフレーズ100』からお届けした連載「にじゅうまるフレーズ」が大好評でしたので、本連載では『英会話ペラペラビジネス100』から選りすぐりの英会話表現を紹介します。皆さんの「英語の得意表現」を増やしていきましょう。第9回はビジネスで主導権を取るときの定番表現「I’ll+動詞」です。

記事を読むのにかかる時間
約2分 

スーパー万能性を誇るI’ll get ~.

「これから~しておきます」という意味のI’ll get ~.は、物、情報、人にも使え、スーパー万能性のある表現です。3つの例を取り上げましょう。

I’ll get the personnel file.

人事ファイルを取得しておきます。

I’ll get the latest sales data.

最新の売り上げデータを入手しておきます。

I’ll get Mr. Yamada.

山田さんを呼んでおきます。

I’m going to ~.は決まっている予定を伝える表現

I’m going to ~.という表現も「これから~をする」というときに使いますが、こちらは事前に決まった予定を伝える表現です。「~することになっている」という意味であり、「~するつもり」という意思を示す表現ではありません。

I’m going to call Mr. Yamada tomorrow.

山田さんに電話することになっております。

予定を伝える表現には、I’ll ~.と’m going to ~.がありますが、おおまかな使い分けとしては、自分の予定を言ったり、人の予定を聞き出したりするときには、I’m going to ~.という表現が使われることが多く、その場で決めたことを言うときにはI’ll ~.が使われることが多いことを知っておくとよいでしょう。

例えば、I’ll visit Hong Kong next week.と言うと、「それでは、私が香港に行きましょう」という意味と勘違いされてしまうかもしれません。

ただ予定を伝える場合は、I’m going to visit Hong Kong next week.または、I’m visiting Hong Kong next week.と言います。なるべく時間を表す言葉を最後に。そうすれば、動詞の時制が間違っていても伝わります。

できるビジネスパーソンは有言実行!

I’ll ~.という表現を目にすると、「I’ll→willだから未来形」と思われがちですが、これは自ら「~しておきますね」という意味を表現するときに使います。

I’ll get the elevator.

エレベーターを呼んでおきます。

I’ll let you know tomorrow.

明日ご連絡差し上げます。

I’ll transfer it at the end of the month.

今月末にお振込みしておきます。

文末にfor youを付けると、「~して差し上げます」というニュアンスが出すことができます。例えば、「調べて差し上げましょう」と言うときは、I’ll check for you.となります。 

職場では指示待ちよりも、能動的な姿勢が評価されます。自らイニシアチブを取って、このような表現を使って有言実行してください。12月はクリスマスパーティーなどのときにも使えます。

I’ll put the Christmas wreath on the door.

ドアにクリスマスリースを飾っておきますね。

 I’ll send the online Christmas party invitation to everybody.

皆さんにクリスマスパーティーの招待を送っておきます。

I’ll wear the Santa costume.

私はサンタの衣装を着ます。

今日の英会話

A: Hi, everyone.

B: Hi, Jane.

C: How was the presentation?

B: Great! We got the White House job!

A: All right. I’ll get the White House file.

C: Great! We got the White House job!

D: I’ll reserve the conference room.

E: I’ll get the boss.

F: I’ll make some coffee.

A: ただいま。皆さん。

B: お帰りなさい。ジェーン。

C: プレゼンはいかがでしたか?

A: 最高。ホワイトハウスの仕事が取れました。

C: やりましたね。では、ホワイトハウスのファイルを取ってきます。

D: 会議室を押さえておきます。

E: 部長を呼んできます。

F: コーヒーを入れます。

EXERCISES

クリスマスパーティの場面を想像して、次の日本語を英文にしてみましょう。

クリスマスツリーのイルミネーションを付けておきますね。

 オンラインパーティー用にクリスマスソングを選曲しておきますね。

解答例は記事の最後をご覧ください。

※ 本記事は『英会話ペラペラビジネス100』の内容をもとに構成しています。

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EXERCISESの解答例

 I’ll turn on the lights on the Christmas tree.

 I’ll select the Christmas music for the online Christmas party.

スティーブ・ソレイシィ(Steve Soresi )

スティーブ・ソレイシィ(Steve Soresi )アメリカ・フロリダ州出身。1990年英語指導助手として岐阜県に初来日。1998年早稲田大学大学院政治経済学部でマスコミュニケーション理論を学び同大学院修士課程を修了。2009年青山学院大学大学院国際政治学研究科博士課程を修了。拓殖大学、東洋英和女学院大学の専任講師を経て、2011年ソレイシィ研究所(株)を設立。現在、同研究所の代表として日本の「英語が使える国の仲間入り」を目指した英語教材の企画開発、英語教授法の研究と人材育成、英会話コーチ、セミナー、公演などを行っている。BBT大学教授。NHKラジオ第2放送「英会話タイムトライアル」講師(2012年4月~現在)。