写真を描写したりそこから連想できたりする、
空に光る星は・・・
A luminous object is flying away from the earth and reaching out into the space.
発光物体は宇宙のかなたへ飛び立っていく。
reach out into ~は「~の彼方へ飛ぶ」の意味。現実逃避の妄想にはflyがぴったりです。flyは仮定法過去との組み合わせもよく使います。I wish I could fly to you.(君のところまで飛んでいきたい)
That’s exactly the way I want to be right now.
それはまさに私の心の状態。
the way I want to beは「私がそうありたい姿」であることから転じて、「心の状態」を表します。「心」と聞けばheart、mindといった言葉を思い付きがちですが、「(心が)欲するもの」という文脈でも「心」は非常によく使われます。ここでは、the way I want to be(私がそうありたい姿/状態)と表現してみました。
I totally blew it in the presentation at work.
仕事のプレゼンで思いきりやらかしちゃった。
blowには「~を爆破する」といった意味もありますが、blow itだと「やらかす」の意味の定番表現です。made a (big) mistakeのような表現ももちろん使えますが、このblew itはカジュアルな表現で、映画やドラマでも驚くほどよく使われます。
この場合のitは「すべて/(状況の)全部」という意味で、You blew it.で、「やっちゃったね」「(すべてを)台無しにしたね」「(君のせいで)パーになった」という意味になります。過去形で使われることが圧倒的に多いことからも「やってしまった」というニュアンスを強く感じることができますね。
I want to run to any place far from here.
もうどこでもいいから遠くの別の世界に逃げてしまいたい。
escapeではなくrunを使うことによって、追い詰められた感じ、すなわち切迫感を出すことができます。突然起こった事故や事件、突発的なトラブルに巻き込まれそうなとき、敵が迫ってきたときなどに、Run!と言えば、「(とにかく)逃げろ!」という意味になります。
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文:横山カズ @KAZ_TheNatural
関西外国語大学外国語学部スペイン語学科卒。同時通訳者。翻訳家。武蔵野学院大学元実務家教員。 三重海星中・高等学校 英語科特別顧問。学びエイド、リクルート・スタディサプリENGLISH講師。英語を日本国内で独学し、多分野で同時通訳者として活躍中。楽天では英語社内公用語化に貢献する。英語4技能・英語スピーキングのエキスパートとして日本全国で授業と講演を行う。発音テストEPT(R) 100(満点)。ICEE(国際英語コミュニケーション検定)2回優勝。英検1級。著書多数。