英語で「~に弱い」「~に目がない」ってなんて言う?【映画で英語】

映画で英語

映画は生きた英語の宝庫。おすすめ映画から、ちょっとおしゃれですぐに使える英語表現を毎回一つ紹介します!映画『50回目のファーストキス』から、「~に弱い」「~に目がない」という言うときの表現です。

今日のおすすめ表現

I’m a sucker for

何かを大好きだと言いたいとき、日本語なら「~に弱い」「~に目がない」など「好き」以外の言葉を使っていろいろと表現することができますよね。

今回のおすすめ表現は、英語でもlikeやloveを使わずに、「大好きなこと」を表現できるフレーズです。

be a sucker for ... はまさに、日本語にしたら「~に弱い」「~に目がない」という意味になります。

表現の出どころ

前回同様、今回も夏にぴったりの美しい海と空のあるハワイを舞台にしたロマンティック・コメディ『50回目のファーストキス』(原題:50 First Dates)からのフレーズです。主役はアダム・サンドラーとドリュー・バリモア。

ばかばかしいものも含め、ギャグやツッコミどころ満載の作品ですので、夏休みに何も考えずに気軽に見る作品としてぴったりです。

ところで、映画が始まって20分ほどしたカフェのシーンで、お店のおかみさんが主人公のヘンリー(アダム・サンドラー)にHey you! Aloha!と声を掛けます。ヘンリーはこんにちは、のつもりでAloha!と返すとおかみさんは怒ったような顔でこう返します。

Not Aloha hello, Aloha goodbye!
ハローのアロハじゃないよ、グッバイのアロハだよ!

ハワイ語のAlohaには、「こんにちは」も「さようなら」もどちらの意味もあるからこそのやり取りですね。「Aloha」と「Mahalo」(ありがとう)はハワイに行くなら必ず覚えておきたいフレーズです。

表現の使い方

交通事故の後遺症で新しい記憶が維持できない(詳しい理由は前回の記事を参照してください)ルーシー(ドリュー・バリモア)に恋をしたヘンリーは、自分と会った記憶を翌日には忘れてしまう彼女と毎日出会うために、来る日も来る日もあの手この手で彼女の気を引こうと奮闘します。

自分に記憶障害があると知ったルーシーはその夜、また翌朝にはヘンリーを忘れてしまうことを悟り、ヘンリーに翌日自分に話し掛けるためのヒントとして、こう伝えます。

So maybe you could talk to me about lilies.
百合について話し掛けてくれたらいいかも。

ヘンリーがLillies?と尋ねると、ルーシーはこう言います。

l'm a sucker for lilies.
百合に弱いの。

つまり、相手が知らない男性でも、百合についての話題を振られてしまったら、つい反応してしまうくらい百合が好き、ということをルーシーはここで言っています。

まとめ

be a sucker for...は、「~が大好き」「~に目がない」という意味です。ジョナス・ブラザーズのヒット曲『サッカー』は、英語のタイトルは『Sucker』です。サビの歌詞にI’m a sucker for youとありますが、今回のフレーズに照らし合わせれば、意味がわかると思います!

ちなみに、映画『50回目のファーストキス』は、まったく同じタイトルで2018年に山田孝之と長澤まさみの主演で、同じくハワイを舞台にしてリメイクされています。こちらもばかばかしさ満点のお気楽コメディなので、英語版とどこが違うかを比べながら見てみると楽しいかもしれません。

50回目のファーストキス

50回目のファーストキス

  • 発売日: 2018/09/26
  • メディア: Prime Video

松丸さとみさん

文:松丸さとみ

フリーランス翻訳者・ライター。学生や日系企業駐在員としてイギリスで計6年強を過ごす。現在は、フリーランスにて時事ネタを中心に翻訳・ライティング(・ときどき通訳)を行っている。
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