リスニング学習のあらゆるお悩みに、スパルタ英会話がお答え!

リスニング学習のあらゆるお悩みに、スパルタ英会話がお答え!

英語学習に欠かせないリスニング。「なかなか聞き取れない」「モチベーションが維持できない」など、お悩みの方も多いのでは。そんな方のために、今回は3ヶ月短期集中英会話スクール「スパルタ英会話」創業者の小茂鳥雅史さんと、日々多くの生徒に接している講師のカルメンさんに、効果的なリスニング学習法や日本人のリスニングの傾向を聞きました。カルメンさんの回答は英語のまま掲載していますので、チャレンジがてら英語で読んでみてくださいね。

リスニング学習のお悩み、ズバッと解決!

――リスニングを始めても、いつも内容に付いて行けず挫折してしまいます。自分のレベルに合ったものを見つけるコツを教えてください。

小茂鳥 TED Talkのプレゼンをおすすめします。その中でも、あえて「日本人プレゼンターが話しているプレゼン」を聞いてみましょう。つまり、日本人が話す英語を聞いてみるのです。

仮に「簡単過ぎる」と感じた場合は、ネイティブのプレゼンを少しずつスピードや内容のレベルを上げてゆっくり学習していきましょう。逆に、「日本人の英語だけど聞き取れない」という場合は、スピードに付いて行くための音読・シャドーイングといった練習が必要です。「聞き取れるけど、意味がなかなか・・・」という場合は、日本人が英語のプレゼンでよく使う単語・フレーズをそのスクリプトから書きだして覚えておきましょう。

このように、挫折してしまう場合は学習のハードルをいったん思い切り下げておいてから、徐々に学習レベル・負荷を上げていきましょう。私の知る限り、ネイティブが話すスピードがまったく聞き取れないのに、ネイティブスピードの教材ばかり聞いている方は少なくありません。

――リスニング教材がたくさんあって、どれが最適なのかわかりません。おすすめはありますか?

小茂鳥 一つ選ぶとすれば、『DUO 3.0』です。有名な英語学習教材の一つであり、現代において英語を話すための初歩・基礎・頻出単語・表現をこの1冊で網羅できます。さまざまな使い方がありますが、リスニング教材としては別売りCDで「ゆっくりスピード」「ネイティブ(ナチュラル)スピード」の2種類を聞くことができます。このネイティブスピードまで聞き取ることができれば、海外留学でもリスニングに困ることはありません。

――スクリプトを見ても聞き取れないことがあるのですが・・・

小茂鳥 まずは単語ごとにバラして聞いてみましょう。GoogleやWeblioなどを使い、「単語の読み上げ音声」を聞いてみましょう。それでもなお聞き取れない場合は、単語を覚える際に音声(読み方)を学習せずに、「スペルと意味だけ」を丸暗記してしまっている可能性があります。受験英語を頑張った方・また英語という教科が苦手だった方によくある現象です。

「単語なら聞き取れるけど、文章だと聞き取れない」という場合は、

・音声のスピードに慣れていない

・リンキング(音声連結。リエゾンとも呼ばれる)の聞き取りができていない

以上二つのうちのどちらか(ないしその両方)が原因です。

特にリンキングですが、例えばput it upをネイティブは「プッt イッt アッp 」ではなく「プリラッ」と発音します。「プリラッ」という音を聞いた上で、「プリラッというのはput it upだな」と一瞬で理解する必要があります。「英語の発音における『リエゾン』(リンキング)の特徴と主なパターン」のようなコラムなどで学習した上で、「自分で発音できるようにしておく」必要があります。自分で最低限発音できないものを聞き取るのは至難の業(わざ)です。

リスニング学習のあらゆるお悩みに、スパルタ英会話がお答え!

――英語教材や参考書、語学書だとなんとなく聞き取れるのですが、洋画などネイティブ向けのコンテンツはさっぱり聞き取れません。どうしたらよいでしょうか?

小茂鳥 スピードもそうですが、話している内容への理解が足りていないのかもしれません。TOEICのリスニングなどにも共通しますが、その場で聞き取る力に加えて、あらかじめ予備知識があるとリスニングがしやすくなります。

例えば映画『ソーシャル・ネットワーク』の場合は、Facebookが生まれた背景や主人公であるマーク・ザッカーバーグのプロフィールなどを最低限知っておけば、それだけで「要はこういうことを言っているのだろうな」というリスニングの補完がしやすくなります。

そしてもう一つは、「会話特有のフレーズ」の存在です。わかりやすい例を挙げると、ネイティブは私たちが教科書で習ったHow are you?だけではなく、How’s it going?What’s up?なども使うということです。これらのフレーズは、聞き取ってスペルがわかったところで、その文章の意味をあらかじめ覚えておかなければ理解できません。How’s it going?を「それがどういっている・・・?」と訳すのではなく、「How’s it going?はつまりHow are you?だな」と知識として知っておく必要があります。

この二つに共通するのは、リスニングをしている最中ではなく、その事前準備の情報収集で差がついているということです。

――相手の言っていることが聞き取れるかどうか不安で、英会話に苦手意識があります。 

カルメン Even though it may seem difficult at first, don’t give up, and continue practicing and finding as many opportunities as you can to listen to the language. With time and repetition, English sounds and pronunciation will become easier to understand. All you need is more exposure to the language.

最初は難しいかもしれませんが、諦めずに練習して、英語を聞く機会をできるだけたくさんつくりましょう。繰り返していれば、時と共により簡単に英語の音や発音の仕方を理解できるようになります。より多くの英語に触れることがすべてです。

――アメリカ、イギリス、オーストラリアなど、いろいろな地域の英語を聞き取れるようにするのはどれくらい必要でしょうか?

カルメン I think being able to understand various accents is very important. Unlike Japanese, there’s no standard form of English. Additionally, you will most likely meet people from various English-speaking countries, so it’s important to keep an open mind and ear to different accents.  It’s also fun to compare the different accents from around the world. Try going on to YouTube and searching to hear them for yourself.

さまざまなアクセントがわかるようになることはとても大切です。日本語と違って、英語には標準の形がありません。それに、英語圏のいろいろな国出身の人と会う可能性は高いでしょう。ですから、異なるアクセントに心と耳を開いておくことが重要なのです。また、世界中の異なるアクセントを比べるのも楽しいことです。ぜひYouTubeで検索して聞いてみてくださいね。

――シャドーイングをしていますが、正しく発音できているか自信がありません。

小茂鳥 いちばん簡単なのは、あなたの読み上げる音声を録音することです。その録音した声と、シャドーイング用の学習教材を聞き比べます。そうすると、「シャドーイングの見本の声を正しくまねできているかどうか」がわかります。アクセントが違う、発音の仕方が違う、イントネーションが違うというのは(機械に吹き込むという形で)客観的に聞くと自己チェックすることができます。
また前提として、あなた自身の普段(デフォルト)の英語の発音が合っている必要があります。Phonics SongのYouTubeビデオなどで自習するものアリです。
ただ発音矯正は英語学習において「自己改善」が難しい分野の一つなので、別の人(講師)にチェックしてもらうのが最も確実です。

――リスニング力がUPしている実感がなかなか得られず、モチベーションが保てません。

小茂鳥 「英語学習する前はまったく聞き取れなかったもの」が誰しもあると思います。あの映画、あの人の話す英語、あのプレゼンの英語・・・。そういったものを、ある程度学習が進んだらもう一度聞いてみましょう。「昔はあれだけ苦戦したのに、今は少しでも聞き取れる気がする!」というのが一つのモチベーションになります。

また、それでも「昔と変わらない・・・」という場合は、今行っている学習方法があなたにとって効果的ではないのかもしれません。ネットや書籍で調べる、人にアドバイスを求めるなどで「新しい学習方法を取り入れてみる」と効果が出るかもしれませんし、気分転換にもなります。もちろん、いちばんは専門の英語学習コンサルタントに相談することです。 

日本人のリスニング学習の問題点は?

――日々生徒の方と触れ合う中で、日本人のリスニング学習について感じることはありますか?

小茂鳥 「その場で聞き取ることだけがリスニング学習である」と考えている節があるかもしれません。ところが、前述したネイティブ特有の会話フレーズのように、「事前に知っていないと聞き取りができない」という場合も多くあります。

リスニングは「聞いた音声を頭の中で活字に起こす」だけではなく、「その意味を理解すること」までがセットです。この二つが一瞬でできる必要があります。だからこそ、リスニング学習だからといって音声ばかりを聞くのではなく、事前のインプット(フレーズの理解・暗記)の学習も併せて行うとより効果的です。

カルメン Many people find it difficult to listen and understand words where sounds are omitted (elision). I believe this is because people are much more familiar with the written language and not the spoken language.
単語が連続するときに音が省略されるところ(エリゾン)が聞き取りづらい、わかりづらいと感じている方が多いです。話し言葉よりも、書き言葉に慣れているからでしょう。

「勝手にEJ」もリスニング学習におすすめ!

――大人気のPodcast番組「勝手にEJ!」では、スパルタ英会話の講師陣に毎回ゲスト出演していただいていますが、こちらもリスニング学習に役立ちそうですね。

小茂鳥 はい。番組では、英語×日本語の会話スタイルで、『ENGLISH JOURNAL』(EJ)についてトークしています。

『ENGLISH JOURNAL』は、「英語を」学習するコンテンツだけではなく、「英語で」学習するコンテンツが豊富なのがすてきですね。学習方法の紹介はもちろん、著名人のインタビューは季節の流行の紹介・取材など、英語という媒体を通じてさまざまなトピックに触れています。英語それ自体は目的ではなく、あくまでもツールです。皆英語を使ってやりたいことがあり、その手段として英語があります。そういったアクティビティやコラムが豊富にそろっているのが魅力です。

――リスナーには英語学習者の方が多いと思いますが、発信するにあたって気を付けていることはありますか。

小茂鳥 学習者の立場になって発信すること、これに尽きます。英語学習に携わっていると、どうしても「英語学習に詳しい人の視点」から学習方法を紹介しがちです。それでも実際に英語学習に取り組む方の中にはあまり英語学習に詳しくない方もいますし、現時点で英語がなかなかできない方ももちろんいます。英語を学ぶ目的や手段もバラバラです。そういった方々の視点に立ちながら、「私がもしこういう人だったら、こういう情報があれば助かるな」という考えを常に持つようにしています。

――反響はありますか?

小茂鳥 こうして英会話教室で働いていると、定期的に「『ENGLISH JOURNAL』見てます!」「あの記事を見て来ました」「Podcast面白いです」という方が体験レッスンに来られたりします。もちろん、生徒さんの中にも同様に声を掛けてくださる方がいます。やはりこういった際はうれしいものですね。

さまざまな教材を駆使して、リスニング学習を充実させよう!

たくさんの日本人生徒を見てきたお二人ならではのアドバイスは、とても具体的で「明日から実践してみよう」と思うものばかりでした。皆さんも、自分に合った教材を見つけて、リスニングのための知識を増やしてくださいね。

大人気Podcast「勝手にENGLISH JOURNAL!」

英語×日本語の会話スタイルで、ENGLISH JOURNALについて「勝手に」トークする番組。パーソナリティーは、おなじみのJun。相方のネイティブスピーカーには、英会話教室「スパルタ英会話」から毎回異なるゲストが登場。スマートフォン、PCでお聞きください。Spotifyでも配信中!

『ENGLISH JOURNAL』2020年8月号の特集は「Podcast&ラジオ大活用法」

『ENGLISH JOURNAL 』最新号の特集は「Podcast&ラジオ大活用法」。Podcastとラジオに着目し、EJおすすめの番組をご紹介します。あなたのお気に入りの番組を見つけて、効率的に英語力をアップさせましょう。

スパルタ英会話
3カ月という短期集中のレッスンで成果を出す「スパルタ英会話」。独自メソッドと脳科学、教育の知見に基づいたプログラムで3カ月後には 生徒様の英語力を「話せる=言いたいことを表現できる」ものにするスピーキング特化の学習を提供します。「他の英会話教室では全然伸びなかった」、「もう八方塞りで困っている」「至急英語を習得しなければならない」という方に最適。

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取材・構成:ENGLISH JOURNAL ONLINE編集部