岡田兵吾さんによるアルクの新刊『残念なビジネス英語 ひとこと変えれば、あなたの仕事はうまくいく』が12月24日(木)に発売されました!本書では、日本人がつい言ってしまいがちな「残念なビジネス英語」と、代わりに使えば好印象を与えることができる英語表現を掲載しています。
著者の岡田兵吾さんってどんな人?
著者の岡田兵吾(おかだ ひょうご)さんは、マイクロソフトアジア太平洋地区本部長で、「リーゼントマネジャー」と名乗り、テレビ・ラジオ・雑誌等のメディアに多数出演されています。
グローバルビジネスの世界でバリバリ活躍されている岡田さん。なんだか「手が届かない雲の上の人」と感じてしまいそうですが、そんな岡田さんも海外に転職したばかりのときは、会議の英語が聞き取れず発言できなかったために、上司から「このままだとお前はクビ」と宣言をされたり、その後転職した会社で1 年2カ月「営業成績ゼロ」の状態に陥ったりと、苦い経験をしてきたそう。そんなどん底の状態から、どうやって立ち上がり、「ビジネス英語力」を磨き上げ、周囲の信頼を勝ち取ってきたのでしょうか?
そのカギの一つが、 外国人をイラっとさせたり、自信なさげな印象を与えたりする「残念なビジネス英語」を意識して避け、代わりに「丁寧」「明るい」「信頼できる」英語フレーズを進んで使った こと。
『残念なビジネス英語 ひとこと変えれば、あなたの仕事はうまくいく』は、そんな岡田さんの「とっておきの英語フレーズ」が凝縮された本です。
ほかのビジネス英語本とどう違うの?
「一歩抜きんでるための生きたビジネス英語表現」だけを収録
前述したとおり、岡田さんが実際にグローバルビジネスの現場で試行錯誤しながら獲得してきた表現が詰まっています。思いがけず自分の印象を悪くしてしまう残念な表現も、ちょっと変えるだけでぐんと信頼度が上がる表現も、いずれも経験に基づいたものばかりなので、グローバル環境で働いている方、これから働きたいと思っている方は必携の1冊です。
自分で考えるから、記憶に残る
上記の画像の会話は、どこが残念かわかりますか?
本書は、単純に正解のビジネス英語を覚えていくものではありません。上記のように、まずはサンプルの会話例のうち、どの表現が残念なのかを考える構成になっています。
そのため、その後の解説もしっかり頭に入り、日本人がつい使ってしまいがちな残念な英語表現を避けられるようになります。
上記の会話の残念ポイントは、ぜひ本書で確かめてください!
詳しい解説で「なぜ残念か」がしっかり理解できる
実際に残念な英語表現を使ったときにどんな反応が返ってきたか、反対に望ましい英語を使えばどんな印象を持ってもらえるかなど、岡田さんが豊富な経験を基にじっくり解説しています。
英語表現だけでなく、海外の方と働く際にどんなところに意識のギャップが生まれるかなど、グローバルな環境で働く際に覚えておきたい心構えも 同時に 学ぶことができます。
仕上げの「クイックレスポンストレーニング」で本当に使える英語に
英語表現に含まれるニュアンスや使用シーンを頭に入れたあとは、「クイックレスポンストレーニング」で復習しましょう。
クイックレスポンストレーニングとは、日本語を素早く英語に変換するトレーニングです。このトレーニングを繰り返すことで、「知っているだけ」ではなく「実際に使える」表現が増え、ぱっと英語で言いたいことが言えるようになります。
岡田兵吾さんからのメッセージ
2020年は、本来であれば東京オリンピックが開催され、日本国内に過去最多の外国人が訪れて、日本全体が最高に盛り上がる1年のはずでした。
実際には、コロナ禍で国家間の移動は一気に制限されてしまいましたが、世界と日本とのビジネスは、留まることなく動き続けています。 人の動きは制限されていても、グローバルビジネスは今まで以上に加速している のです。
私たちは、これまで以上に外国人の文化や思考を理解しながら、意志が伝わりにくいオンラインでも誤解を生まない「ビジネス英語」でコミュニケーションを取ることが求められています。
現在さまざまな英語の書籍が出版されていますが、残念なことに、外国人をカチンとさせる英語が未だにあふれています。 このため日本人の多くは、「文法上は」間違っていない英語でも、失礼な言い方である「残念な英語」を、知らず知らずのうちに使っている場合が多々あります 。
本書では、「残念な英語」をあえて前面に出し、自身の英語の間違いに気付きやすい形式を取っています。
考える→学ぶ→トレーニングのサイクルで、グローバルビジネス現場で通用する「世界標準のビジネス英語」が習得できる 渾身の一作です。
ぜひお読みください!
岡田兵吾(おかだ ひょうご) アクセンチュア、デロイトコンサルティング、マイクロソフトにて、日本・アメリカ・シンガポールを拠点に活躍。マイクロソフトではアジア太平洋地区本部長を務める。「組織文化変革リード」、「CSR&ダイバシティ推進リード」も兼任。アジア全域の働き方改革をはじめとした活躍が認められ、数々の社内アワードを受賞する。世界トップレベルのIEビジネススクール・エグゼクティブMBA取得。米国PMI認定PMP。情報経営イノベーション専門職大学(iU)超客員教授。 「リーゼントマネジャー」と名乗り、テレビ・ラジオ・雑誌等メディア出演多数。シンガポールにあるコワーキングスペース「One&Co」が運営するオンラインサロン「兵吾村塾」主宰。著書に 『ビジネス現場で即効で使える 非ネイティブエリート最強英語フレーズ550』 (ダイヤモンド社)、 『武器になるグローバル力 外国人と働くときに知っておくべき51の指針』 (KADOKAWA)、 『残念なビジネス英語 ひとこと変えれば、あなたの仕事はうまくいく』 (アルク)などがある。人生目標は「ソーシャル・チェンジ」(社会変革)、座右の銘は「STAY GOLD! 」。
Twitter: @phoenix_hugo