毎日コツコツ英語力アップ!英語で手帳をつけるコツ3つ

毎日使う手帳を英語で書いたら、英語力がアップしそうですね。でも、なんだか難しそうでもあります。そんなときに読みたいのが書籍『英語で手帳をつけてみました。』です。タイトル通り、英語で手帳をつけるコツ、続けるコツを網羅した1冊。毎日使う手帳は、とっても手軽かつ英語学習に役立つアイテムです。早速3つのポイントを見ていきましょう!

英語で手帳をつけてみました
 

【1】まずは「1カ月の予定」を英語で記入

手始めに 取り組み たいのが、見開きの「1カ月の予定」のページに、英語で予定を書き込むこと。

1カ月の予定のページは、ほぼどんなタイプの手帳にもあります。家族や友人との予定や、月1回の大きな会議、資格試験など、何かしら書き込んでいる方が多いはず。

「13時に 同僚 とランチ」や「15時にミーティング」などなど、いつもなら日本語でメモするところですが、あえて英語で書いてみます。

いきなり日記や長い文を書くとなると難しく感じますが、簡単に記録するだけなのでとっても気軽。例えば、以下のようなイメージです。

Dentist @3pm

(歯医者、午後3時)

Meeting w/Mr. Jones @10am

(ジョーンズ氏と会議 午前10時)

Dinner w/Chris in Shibuya @8pm

(クリスとディナー、渋谷で午後8時)

いかがでしょう?

「あれ、これくらいなら書けるかも」と思った方も多いのではないでしょうか?この調子で、自分の予定をどんどん書きこんでみてください。

ちなみに時間の前に付ける前置詞 at は@と略します 。w/Mr. Jones や w/Chris のように、 人の名前の前にある w/ は、 with の略語 。ます。こうした略語を知っていると、素早く英語で書き込むことができますね。

英語でどう言えばいいのかわからない単語や言い回しは、本書巻末の “Words and Phrases” のコーナーを見ればいいので 安心 です。

  • 遅番 late shift
  • 早番 early shift
  • 給料日 payday
  • 飲み会 drink
  • エステ spa
  • バーゲン sale
 

これなら、予定として書きたい言葉が すぐに わかりますね。「日常生活」「オフィス」「健康」「旅・交通」などのいくつかのカテゴリーに分かれているので、自分が書きたい表現を すぐに 探せるのがうれしいところ。

英語で手帳を書いておけば、人にチラッと見られたとしても、何が書いてあるのか一瞬ではわからない という意外なメリットも!英語学習がプライバシーの保護にも役立つなんてラッキーですよね。

「英語で手帳をつけるなんてハードルが高い」という英語初心者でも、これならできると思いませんか?

【2】簡単な英語日記をつけてみる

手帳には、1日ごとの予定を書くスペースもありますね。1行でもいいので、空きスペースに日記を書いてみましょう。

自分の普段の生活を英語でつづることは、英会話の練習にもつながります。本書66ページでは次のように述べています。

「英語日記は「単なる自己満足」や「個人的な趣味」ではなく、立派な「勉強」であり、「英会話本番に備えた予行演習」なのです。
例えば、本書の著者・有子山博美(うじやまひろみ)さんは、お子さんが2、3歳のころ、次のような日記をよく書いていたとか。
娘を保育所に預けた

left  my daughter at the daycare

娘がニコニコ手を振ってくれた

she waved me good-bye smiling

今日はミーティングです

I’m having a meeting today

自宅で執筆しています

I’m doing some writing at home

何気ないことですが、こういったフレーズを日ごろから手帳に書いていると、会話するときにも役に立つのです。

例えば、外国人から「今日は何をしていたの?」と聞かれたとき、すぐ次のよう答えられます。

I left my daughter at the daycare and did some writing for my book.

を保育園に預けて、本の執筆をしていたよ。

こういったフレーズがスラスラ出てくるのは、日ごろ書き慣れているからこそ。このように英語日記は、英会話の練習にもなるのです。

【3】一緒に頑張る!学習仲間を作ろう

何事も一人で続けるのはなかなか難しいもの。つらいことがあったときや忙しい日が続いたとき、英語での手帳や日記を続けていくのは大変です。しかし、学習仲間がいれば、励ましあったり刺激をもらったりしながら続けることができるのでは?

本書のおすすめはSNS。特にTwitterを使うことです。著者はTwitterで簡単な英語をつぶやくことで、英語学習仲間を増やしていったのだとか。

つぶやくことは難しく考えず、今日の予定や、その日あったことを一文書くだけでもOK!「友達と会った」「〇〇と話した」などなど、気軽につぶやくのがポイントです。 毎日続けることで、「これは英語ではなんて言うんだろう」と考える癖がついてくる そう。

#twinglish というハッシュタグを付けて投稿すれば、英語日記をつけている人たちに見てもらえます。また、このハッシュタグで検索すれば、他の人の英語日記を見ることができて参考になりますよ。

『Chat Diary 英語で3行日記』 という本のユーザーが使っている #chatdiary部 というハッシュタグもおすすめ。この本では、毎日質問が出され、それに回答するかたちで日記を書きます。自分がいい例を思いつかないときには、他の学習者の日記が参考になるそう。たくさんの英語学習者が、このハッシュタグを使って交流し オフ会 も開催されています。

ハッシュタグは日々さまざまなものが誕生しているので、自分と同じように英語学習をしている人が使っているタグがないか、探してみるといいかも。いろいろな人と交流してみると、日常のことでも英語学習法についてでも、新たな発見があるに違いありません。

まとめ

英語で手帳をつけると聞くとちょっとハードルが高いように感じますが、本書を読めば、思っていたより簡単にできそうですね。まずは、新年の予定を英語で書き込むことから始めてみましょう。 ちなみに 本書は、 『英語手帳』 という英語学習に特化した手帳と一緒に使えばさらに効果大!

2018年の英語アップに、この本とあなたの手帳を役立ててみてください。

英語で手帳をつけてみました
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構成・文:GOTCHA!編集部
GOTCHA(ガチャ、g?t??)は、I GOT YOUから生まれた英語の日常表現。「わかっ た!」「やったぜ!」という意味です。英語や仕事、勉強など、さまざまなテー マで、あなたの毎日に「わかった!」をお届けします。

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