「書籍がたくさんあり過ぎて選べない!」という方に、進化し続けるTOEIC本を長年出版しているアルクが自信を持っておすすめする、書店で売れている10冊の人気本を紹介します。
目次
まずは模試で力試し!実力・自分の位置を知る
初めてTOEICを受験する方も、久しぶりな方も、まずは模試を1回分解いてみましょう。ポイントは、結果があまりよくなくても過度に落ち込まないこと!
自分の立ち位置がわかったら、何をすべきかが見えてきます。鍛えるべきところの学習に取り組み、模試本に戻って演習を繰り返してみてください。
『TOEICR L&Rテスト 究極の模試600問+』ヒロ前田
公式問題集も当然活用すべきですが、こちらの本がアルクのイチオシです。
TOEIC L&Rテスト研究の第一人者であるヒロ前田さんが、そのノウハウのすべてを注ぎ込んだ1冊。リアルな模試3本を収録し、詳細な解説であらゆるレベルに対応しています。
「弱点問題タイプ診断」や、3本の模試から問題を再構成した「復習用の模試 Test 4」、さらに「600問分の動画解説」付きで、効率的に復習できます。
1500人以上に実施したモニタリングテストから換算スコアを算出していて、本番のテストでのセクション別スコアを予想できます。
社会人や学生のキャラクターが登場する「ゼミ生中継」を読めば、講義を受けている感覚でコツを理解できるでしょう。
ヒロ前田さんが模試3回分(全600問)を解説する動画が視聴できるので、「本」だけではない、TOEIC対策体験が実現できます。
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TOEIC初心者におすすめ!英文法など基礎固めから
「そもそも中学・高校の英文法を完璧に理解しているか不安・・・」という方は、初級者の味方、小石裕子さんの3冊がおすすめ!
英文法がわからないとTOEICで高めのスコアを狙うのは厳しいですが、逆に、中学英文法がしっかり頭に入っていれば、600点も夢ではありません。
『TOEIC (R) テスト 中学英文法で600点!』小石裕子
「基礎力不足はわかっているけど、何から手をつければいいかわからない!」という人のためのベストセラー書籍です。
はりきってTOEIC学習書を買ったけど、解説を読んでもほぼ意味不明・・・。そんな経験はありませんか?それは、最低限必要な文法用語や文法構造への理解不足が原因の場合があります。焦らずに、英語基礎体力を付けることを最優先してみましょう。
いわゆる受験英語が苦手だった方も大丈夫!
本書では、社会人のTOEICスコアアップ指導に長年携わり、実績を挙げてきた小石裕子さんが、「誤解しやすいポイント」「混同しがちな項目」などをきめ細かくフォローしています。
シンプルでわかりやすいレッスンで、英語基礎力とスコアを同時にアップさせられます。
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『TOEIC (R) TEST 英文法 出るとこだけ!』小石裕子
本番直前の5日間の学習で100点アップを目指してしまおうという本です。
Part 5とPart 6で頻出する問題パターンを集中的に攻略することで、効率的にスコアアップを狙います。「解き方の極意=33の鉄則」をマスターし、本番に臨みましょう。
Part 7(読解問題)にじっくり取り組むためには、Part 5とPart 6をいかに素早く、正確に解くかという、 リーディングセクション全体のタイムマネジメントが必須です。本書で紹介する「33の鉄則」を活用すれば、文法問題をさっさと軽やかに解けるようになります。
例えば、「【鉄則4】自動詞の後ろには副詞を選ぶ」「【鉄則10】空所の直後に目的語があれば、名詞ではなく動名詞を選ぶ」などの「目の付け所」を具体的に伝授。選択肢や問題を見ただけで、解答の「アタリ」を付けることが可能になるでしょう。
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『はじめて受けるTOEICR L&Rテスト 全パート完全攻略』小石裕子
TOEICのスコアアップに必要な「すべて」である、「パート別攻略+実力UP勉強法+完全模試」が入った、「1冊完結」型の総合対策本です。
確実に600点を達成し、+αの学習で730点以上も可能に。何から始めればよいのかわからない人でも、この1冊に取り組めばOKです。
パート別攻略では、27の「解法テクニック」を紹介し、スコアアップ対策法を解説。攻略ポイントは、「600点クリア(必須)」と「730点以上狙い(高得点)」の2段階式で提示しているので、目標スコアや使える時間に合わせて活用できます。
しかも、「200問完全模試」付き!そのため、本番に向けての予行演習や時間配分の練習などもばっちりです。
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本番までの期間で選べる!テクニックも実力も手に入る手堅い2冊
初中級程度の英語力をお持ちの方には、アルクのベスト&ロングセラーの2冊をおすすめします。
これらの本を使えば、テクニックだけでは勝てないが、テクニックなしでも勝つのがきついTOEICの攻略法について、基本的な考え方と身に付け方を習得できるでしょう。
『TOEICR L&Rテスト 直前の技術』ロバート・ヒルキ/相澤俊幸/ヒロ前田
有名過ぎる1冊、かもしれません!改訂を行い、TOEICの最新傾向に沿った内容になっています。
執筆は、TOEIC L&Rテスト指導の専門家である、ロバート・ヒルキさん、相澤俊幸さん、ヒロ前田さんの3人。学んだ「技術」を試せるフル模試付きです。
大きな特長は何と言っても、「スコアが上がりやすいパートの順に学ぶ」スケジュール構成になっていること。
「学習時間が足りない!でもスコアは上げたい!」という方のために、受験票が届いてからでも間に合う、最も効率の良い学習スケジュールに基づいて作られたのが、本書なのです。無敵の11日間即効プログラムをお試しあれ。
ロバート・ヒルキさんのTOEIC対策講座は評価が高く、「約2時間のセミナーを3回受講しただけで、スコアが100~200点上がった」という報告が、講座受講者から続々と寄せられています。
本書では、そのセミナーで教えられている「定番のスコアアップ技術」と、日本と韓国で公開テストを繰り返し受験している相澤俊幸さんが導き出した「新しい技術」を合わせた、48の「解答テクニック」を惜しみなく紹介しています。
さらに、巻末別冊として「完全模擬試験」を用意。本書で身に付けたテクニックを試しつつ、本番に向けてラストスパートをかけることができます。
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『2カ月で攻略 TOEICR L&Rテスト 730点!』横本勝也/早川幸治
「本番まであと2カ月!さあ何をする?」
そんな状況にいる人向けの、「残り日数逆算シリーズ」のロングセラーです。
2カ月間、週休2日として、40日間(8週間)。その1日ずつのプログラムを組んでいるので、1日30分、無理なく、学習法に悩むことなく勉強できます。
毎週1~4日目は、TOEIC「本番さながらの問題」と「解法テクニック」に集中して取り組める演習問題を行います。5日目には復習テスト、そして最終40日目に4分の1サイズの模試が用意されているので、本番対策も万全です。
また、1日ごとに「リスニング」「リーディング」学習を交互に行うので、飽きずに学べます。
本書のプログラムは、300人以上のモニター試験の結果から判明した、「730点超の人は正解しているのに、600点前後の人は正解できない問題」を抽出・分類したデータを基に作られています。
例えば、Part 2なら「間接疑問文」「付加疑問文」「陳述文」、Part 7なら「~でないものを選ぶNOT問題」など、600点前後の人が受験中に悩んだ覚えがあるはずの問題をピックアップ。そのため、40日間トレーニング・プログラムに取り組むだけで、効率よく的確に弱点を克服していけるのです。
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パート別に強化!ゼミ形式の最強ラインナップ
「Part 〇は正解できるのに、Part △は間違いが多い」、そんな自分の傾向が見えてきたら、パート別の対策をおすすめします。
ここで紹介するのは、解説が講師とゼミ生との対話になっていて、わかりやすいと好評の「究極のゼミ」シリーズです。
また、巻末には模試を収録しています。すべての問題に「問題タイプ」が付いているので、自分が苦手とする問題タイプの診断が可能です。この「問題タイプ」は、TOEICテスト受験後に送られてくる「公式認定証」に掲載されている「項目別正答率(Abilities Measured)」を参考に作成されています。
強化すべきパートを扱っている本から始めて、学習スタイルが合うようだったら、シリーズのほかの本もぜひ試してみてください!
『TOEICR L&Rテスト 究極のゼミ Part 2&1』西嶋愉一/ヒロ前田
リスニングセクションの前半である、Part 1の「写真問題」とPart 2の「応答問題」で確実に得点するための対策書です。
本書では、「難問」とされる出題パターンのツボを押さえ、「練習問題」「模試」などで徹底演習をして、完全勝利を狙います。
Part 2は出題パターンを7つに分類。苦手なパターンに集中的に取り組んで、弱点を把握・克服することが可能です。受験者を悩ませる「間接的な応答」が正解になる問題、意図を把握しにくい「メッセージ」タイプの問題、長い質問や節の選択疑問文を取り扱った「パニック型」の問題など、Part 2攻略のために落とせない問題にフォーカスしています。
Part 1は攻略のカギとなる「動詞句の聞き取り」、表現を言い換えたり抽象化したりする「不自然な描写」に絞って対策します。
さらに、ユニークな練習をする「トレーニング」コーナーも!TOEICのスコアアップだけでなく、英語力アップにつながるトレーニングができます。
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『TOEIC(R) L & R テスト 究極のゼミ Part 3 & 4』早川幸治/ヒロ前田
リスニング最大の難所とされる「長文聞き取り問題」であるPart 3とPart 4の制覇を目指す本です。
人気講師の早川幸治さんが問題パターンを網羅し、豊富な「練習問題」、狙いを定めた「トレーニング」、本番さながらの「模試」で、ハイスコアを実現させます。
Part 3は「設問のパターン」別に、Part 4は「トークのパターン」別に問題に取り組みながら、聞き取るべきポイントや、ヒントになる表現、よくあるストーリーの展開を学びます。
また、正解を選ぶコツが自然に身に付くように工夫された、オリジナル形式の「トレーニング問題」も掲載。「意図問題」「図表問題」や、3人による会話、やりとりの多い会話などの対策も万全です。
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『TOEICR L&Rテスト 究極のゼミ Part 5&6』ヒロ前田
「得点源」にしたいPart 5とPart 6で、確実に正解することを目指します。
「講義」と豊富な「問題演習」で、「文法・語彙問題」の戦略的アプローチを伝授。Part 6の「文選択問題」も、もちろんカバーしています。
本書では、本番でリーディングセクションの Part 5とPart 6を20分で解くことを目標に掲げています。
効率的かつ正確に問題を解くためのポイントを、人気講師が全13回のゼミで伝授。3人の受講生と講師との対話形式で進行する講義・解説は、実際にゼミを受講しているような臨場感で、「わかりやすい」「楽しい」「挫折しにくい」と好評です。
ゼミは「問題タイプ別」に構成されているので、苦手を把握しやすく、ピンポイントでの特訓・復習も可能です。各ゼミは、「講義」で傾向を知り、「例題」「練習問題」での演習によって問題に慣れるよう設計されています。
また、毎回用意されている著者オリジナルの「トレーニング」に挑戦することで、勘に頼らずに正解する思考力が鍛えられます。
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『TOEICR L&Rテスト 究極のゼミ Part 7』ヒロ前田
「長文読解問題」であるPart 7は、問題文を「できるだけ読んで解く」のが大切です。
本書では、そのための戦略的アプローチを伝授。「位置選択問題」「意図問題」「トリプルパッセージ」などの形式にも完全対応した、計15回のゼミで学習を進めます。
「設問タイプ別」学習により、タイプごとに解き方や注意点を徹底解説し、「パラフレーズ」や「不正解の見抜き方」など、Part 7に取り組む上での重要なポイントも網羅しています。
「ゼミ生中継」では、自分も受講生の一人になったつもりで、間違いやすいポイントやその対処法を考えることができます。正解・不正解の理由や、Part 7の解答手順なども丁寧に紹介しています。
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取り組むべき学習書が見えてきましたか?アルクは、あなたのTOEICスコアアップをいつでも応援しています!
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