英語学習と言えば、やっぱり英単語。そして、英単語を覚えるなら、リズムに乗って楽しく取り組める「キクタン」シリーズです。「キクタン」の人気の秘密をチェックしました。
目次
やっぱり単語は「基本のき」
こんにちは!ライターの尾野です。
今日は、単語学習に役立つ「キクタン」シリーズを紹介します。
海外ドラマをネットで視聴したり、オンライン英会話を活用したり、便利で効果的な英語学習法が増えてきましたね。
ただ、どれもある程度の単語力がないと始まりません。また、大学入試や英検などの試験でも、やっぱり単語力が必要です。そんなとき、強い味方になってくれるのがこれ。クリアな色の表紙が印象的な「キクタン」シリーズです。本屋さんでも目立ちますよね。
暗記物といえば「地道にコツコツ」が常ですが、 「キクタン」はその名の通り「聞く」単語集。リズムに乗って楽しく覚えられ、しかもしっかり「効く」から効果を実感でき、モチベーションもアップ します。
黄色い表紙の『改訂第2版 キクタン【Basic】4000語レベル』は、「英語初級~中堅私大レベル」。大学受験をする方やそのレベルの英語力を身に付けたい方なら、まず挑戦するべき1冊です。
収録語の選定にもこだわりが!
収録する単語の選定にもかなりこだわっていて、最新の入試問題を徹底的に調査。その結果をもとに1200語の見出し語を選定し、頻出順、難易度順、品詞順に並びかえています。つまり、ムリやムダがなく、目標に向かって一直線に進める単語集と言えるのです!
さらに、アルクの 「標準語彙水準SVL12000」 も参照。 大学入試に役立つだけでなく、日常生活でネイティブがよく使う単語や使い方も網羅 しています。試験に合格するだけでなく、その後も長く使える英語力が身に付く。これも人気の理由の一つです。
「キクタン」の使い方をチェック!
本書のプログラムは、「1日16語×10週間+5日」。1冊を計75日間で終えられます。「最後の+5日って何?」と思うかもしれませんが、これは多義語に費やす時間。
1日16語なら、学習時間はあっという間。部活やほかの科目の勉強で忙しいときでも、これなら続けられます。
しかも、学習時間に合わせて「3つの学習モード」が設定されているので、さくっと派から完ぺき派まで、自分の性格やライフスタイルに合った使い方ができるのです。
①チャンツモード(1日1分半)
1日1分半って・・・。ごりごりの詰め込み教育を受けてきた昭和生まれからすると、冗談みたいな学習時間です。
これは、 1日16語の「チャンツ」を聞き流すだけ 。リズムに乗って「英語→日本語→英語→ポーズ」の順に音声が流れてくるので、ポーズのところで英語を口に出して言ってみましょう。
「朝起きたらキクタン」とか、「夜寝る前にキクタン」という具合に、習慣化するといいかも。
②フレーズモード(1日5分)
単語の意味だけでなく、使い方までまとめて覚えたい方はこちら。
「チャンツ」で単語の意味を覚えたあと、その単語を使ったフレーズをチェックします。例えば、 create (~を創造する)という単語なら create a new trend(新しい流行を創造する) 、 hold (~を開催する)という単語なら hold a symposium (討論会を開催する) といった具合。
お手本の英語の音声を聞いて、まねして言ってみるとより定着しそう。
③センテンスモード(1日10分)
ここではその単語を使ったセンテンス(文)を覚えます。先ほど出てきた、 create と hold ならこんな感じ。
Ken created a short story.ケンは短編小説を創作した
Mr. Ishii cooperated with us in holding this workshop .英単語だけ聞く場合と文章中の英単語を聞く場合とでは、まったく違って聞こえることもありますよね。このモードで 文中の英単語の発音もチェックしておけば、リスニング対策にもなります 。石井さんは、この研究発表会を開催して私たちに 協力 してくれた
また、英語の文を見てパッと和訳を考えたり、反対に和訳を見て頭の中で英作文をしたりすれば、かなり力が付きそうですね!
短期間で集中的に単語力を身に付けたい場合は、「1週間分を1日で聞き、それを何度も繰り返す」というようにスケジュールをカスタマイズしてもいいと思います。フレーズモードなら、1日5分ですから、7日分まとめてやっても35分!短期集中で 取り組む なら、これくらい頑張ってみてもよいのでは?
週末はディクテーションに挑戦
週末は、1週間のまとめとして、ディクテーション(聞き取った音声の書き取り)に挑戦。といっても、これも5分でできてしまいます。
正確に聞き取らないと書けないため、集中してリスニングする力がつき、スペルをマスターできる という効果も。できなかった問題は、その単語のページに戻って復習しましょう。
これも、お手本の音声について声に出して言ってみると、さらに力が付きそうです。
音声を聞くにはアプリがおすすめ
「キクタン」はその名の通り、「聞く」学習法が中心。となると気になるのが音声ですが、音声CDは付いていません。それももっともな話で、きょうび大学受験をするお年頃の方は、CDプレーヤーを持ってないかもしれませんものね・・・。
でもご 安心 を。本書の音声は全部無料で booco というアプリで聞けます!
自分の目標に合わせて選べる
この黄色いキクタン『改訂第2版 キクタン【Basic】4000語レベル』には、兄弟(姉妹?)がたくさんいます。
末っ子から順番に(易→難)並べるとこうなります。
- 改訂版キクタン【Entry】2000(桜色の表紙)
- 改訂第2版キクタン【Basic】4000語レベル(黄色の表紙)
- 改訂第2版キクタン【Advanced】6000語レベル(水色の表紙)
- 改訂第2版キクタン【Super】12000語レベル(紫色の表紙)
そして、中堅私大までを目標にするなら黄色い表紙の『Basic』、難関大学を目指すなら水色の表紙『Advanced』がおすすめ。超難関大学を目指すなら、紫色の『Super』も押さえておきたいものです。
この4冊は、いずれも booco に対応していますので、一度boocoをダウンロードしておけば、 すぐに 音声を聞くことができます。これは便利!
それではまた!
- 作者:【音声DL・赤シート付】改訂第2版キクタン【Basic】4000語レベル (アルク学参シリーズ)
- 発売日: 2019/09/25
- メディア: 単行本
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英語の勉強をもっと便利にする、英語学習アプリ「booco(ブーコ)」
英語の参考書や問題集をアプリ内で購入し、楽しくかつ徹底的に勉強できる英語学習アプリです。本のまま「読む」モード、音だけ流す「聞く」モード、力試しや復習テストができる「クイズ」モードを搭載。「聞く」モードの音声コンテンツは基本的に全て無料!「読む」や「クイズ」も一部無料で利用できます。まずは気軽に始めてみませんか?
※搭載モードは書籍により一部異なります
尾野七青子 都内某所で働く初老のOL兼ライター。
【トーキングマラソン】話したいなら、話すトレーニング。
語学一筋55年 アルクのキクタン英会話をベースに開発
- スマホ相手に恥ずかしさゼロの英会話
- 制限時間は6秒!瞬間発話力が鍛えられる!
- 英会話教室の【20倍】の発話量で学べる!