全部知ってる?ネイティブがよく使う「英語の相づち」30選!

ちょっとの工夫で、あなたの話す英語はもっと好感度が上がるかも?「教科書あるある」な英語と、より自然なフレーズをサマー先生に教えていただきます。今回取り上げるのは、ネイティブが良く使う「英語の相槌(あいづち)」です。

「好感度がUPする英語」とは?

コミュニケーションは、お互いが歩み寄って成り立つものです。日本語と同様、英語でも、 話し方や表現の幅広さで相手に与える印象は大きく変わります

「好感度がUPする英語」とは、上品過ぎるフレーズやネイティブにしか分からないイディオムやスラングではありません。どんな年齢や職業の方でも、どんな目的で英語を勉強していても、普遍的に使える英語表現です。

本コラムでは、すぐに良い印象を与える自然なあいさつや、話しかけ方、また、相手への興味を表現する相づちの打ち方、自分の話を流れよく相手に伝える方法など、好感度が上がる英語を紹介します。

相づちを打つのはどんなとき?

日本人にとって会話の中で相づちを打つことは、深く染み込んだ習慣です。英語で話しているときに、つい、「へぇ」「うんうん」「そうそう」と日本語で相づちをしていませんか?

日本語では極めて自然なのですが、英語には同し音の相づちは存在しません。

また、意外に思われるかもしれませんが、英会話において日本語の相づちは、大げさに聞こえてしまう場合があります。日本語を話すとき、外国人が「Uh-huh」「Umm」「Well」などを続けて使うのと同じ感覚でしょう。

もちろん英語でも相づちを使いますが、日本語ほどではありません。特に、相手が話をしている最中に相づちを打つことは一般的ではないため、日本語の「うんうん」と同じ感覚で相手の話の途中で相づちをすると、話を遮っているように感じてしまうかもしれません

ですので、相づちは相手がYou know?やRight?と同意を求めているときやひと息ついたとき、話を終えたときにだけ打つようにするといいでしょう。

意図せずにその人の気分を害してしまわないように、英語では、どの場面でどの相づちが適切なのか、紹介していきますね。

英語の基本的な相づち

Uh-huh.(うんうん)

「私はあなたの話を聞いていますよ」という合図として一番よく使われる相づちは Uh-huh.です。日本語の「うんうん」に相当し、カジュアルな場面でよく使われます。発音の仕方には2種類あり、口を開けて発音すると「アーハ」、口を閉めて鼻から発音すると「ンー+hの音」のように聞こえます。

Uh-huh.の他には、次のような相づちが日常会話でよく使われます。

I see.(なるほどね)

That makes sense.(そういうことね)

Right.(そうね)

Right. は「正解です」という意味もあるので、相づちの場合、「ラーイト」と伸ばして発音します。

相手の発言にもっと強い興味を示す場合は、次のような疑問の形が使われます。

Is that right? (そうなんだ!)

Oh yeah?(そうなんだ / そうなの?)

A: My boss called me into his office today.
B: Uh-huh.

A: 今日ね、上司が私を彼のオフィスに呼んだの。
B: うんうん。

A: And he gave me my next project. It looks really interesting.
B: Is that right? What kind of project is it?

A: それで新しいプロジェクトを任されたんだ。すごく面白そうだよ。
B: そうなんだ!どんなプロジェクトなの?

「何にでもに使える」相づち:That’s+形容詞

相手の話に興味を示したいときは、That’s ~.(それは ~ だね) という相づちがとても便利です。「~」の部分には、その状況に合った形容詞を入れます。

えば次のような感じで言います。

That’s true.(確かに)

That’s interesting!(面白いね!)

That’s great!(いいね!)

That’s amazing/awesome!(すごいね!)

A: I’m going to visit my sister in Niigata this weekend.
B: That’s great! What does she do?

A: She owns a restaurant.
B: That’s amazing!

A: 今週末姉に会いに新潟に行きます。
B: いいですね。彼女は何している人ですか?
A: 彼女はレストランを経営しています。
B: すごいですね!

「驚いたとき」の相づち

Really?(本当に?)

日本語では軽い相づちとして、「そうなんだ」と同じ感覚で「本当?」と言うこともよくあります。

そのため、英語でもつい毎回Really?と返す方がいますが、英語のReally?は、日本語の「そうなんだ」と同じではありません。Really?は、「えっ、そうなの?本当に?」という意味であり、通常、本当に驚いたときにのみ使われます。

ですので、相手が特別なことを話しているわけではないのにReally?と返すと、大げさに聞こえてしまうでしょうし、下手をすると、相手の言っていることが本当かどうかを疑っているような印象を与えかねませんので、注意が必要です。

Reallyの他に、もし相手が何かビッグニュースをあなたに知らせてきた場合には、次のようなリアクションが良く使われます。

Wow!(ええっ!)

Seriously?(本当に?)

Are you kidding?(うそでしょう?)

No way!(信じられない!)

「良いニュース/悪いニュースを聞いたとき」の相づち

Congratulations!(おめでとう!)
I’m so happy for you!(それはよかったね!うれしい!)

相手がめでたいニュース、例えば、試験合格や就職、結婚の報告などをしてきた場合に使います。この2つを組み合わせて使うこともよくあります。

A: I have something to tell you ... I’m pregnant!
B: No way! Congratulations! I’m so happy for you!

A: ちょっと報告したいことがある。実は、妊娠したの!
B: うそ!おめでとう!本当によかったね!

また、青手が何かに成功したときなどには、次のようなフレーズも使います。

Good for you!(よかったね!)

A: I lost five kilos last month!
B: Wow! Good for you!

A: 先月5キロ痩せた!
B: すごいね!やったね!

その一方、相手に何か良くないことが起きたときには、次のような表現が良く使われます。

Uh-oh!(あらまあ!)

Oh no ...(えっ、そうなんだ・・・)

I’m sorry.(お気持ちをお察しします)

また、上で紹介したThat’s ~. を使って、こんなふうにも言えます。

That’s terrible awful!(それは大変ですね!)

That’s too bad.(それは残念ですね)

A: My phone broke yesterday.
B: Oh no! That’s too bad!

A: 昨日携帯が壊れちゃったんだ。
B: えっ!それは残念だね!

「時間稼ぎ」の相づち

返答を考えたり言葉を思い出そうとすると、時間がかかることもありますよね。そのようなとき、時間稼ぎのために相づちを使うことができます。

Let me see.

Let me think.

Well ...

多くの人が、これらのフレーズを習ったと思います。しかし実は、使う場面はとても限られています

Let me see.は、文字通り「見させて」という意味です。考える時間が欲しいときに使っている方が多いように感じますが、正しくは、自分のスケジュールなど、何かを確認しないと答えることができない場面で使います

Let me think.は、同じように、文字通り「考えさせて」の意味です。ですから、答えるのによく考える必要があるときに使います。返答にたくさんの時間が必要でない限り、あまり使いません

Well ...は、返答が複雑だったり、少し説明が必要なときなどに使います。特に、答えがYesでも Noでもないときによく使います。代わりにWell ...を使うことによって答えるのが難しい質問であることを表現しています

それでは、日本語の「ええっと」のように、ちょっとだけ考える時間が必要な場合は何と言えばいいでしょうか?実は、単に次のように言います。皆さんも耳にしたことがあるのではないでしょうか?

Uh ...(発音:ァー)

Um ...(発音:ァーム)

A: Can you recommend a good restaurant in Tokyo?
B: Well, what kind of food do you like?
A: We want to try real Japanese food.
B: Okay. Um ... Let me think.

東京でのおすすめのレストランありますか?
そうだね、どんな料理が好きですか?
本格的な日本料理を食べてみたいです。
わかりました。ええっと、ちょっと考えさせてください。

まとめ

聞いていることを示す相づち、 相手の話に興味を示す相づち、ビッグニュースに返答するための相づち、時間稼ぎの相づちなど、英語にはさまざまな相づちがあります。

場面によって使うものが変わりますし、また、組み合わせて使うこともよくありますので、知っていれば知っているほど場面に適した自然な相づちが打てるようになるはずです。

英語の相づちに慣れるのには多少の時間がかかると思いますが、一番大事なことは、くれぐれも相づちを使い過ぎないことです。

ただ黙って相手の話を聞いているのは、日本人の方には少し違和感があるかもしれません。ですが、相手の目を見て話を聞き、ときどき軽くうなずくジェスチャーをすれば、あなたが話を熱心に聞いていることは十分に伝わりますので大丈夫です!

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サマー・レイン
サマー・レイン

2012年に早稲田大学を卒業。2016年、大学院研究生として東京大学に入学。現在、スタンフォード大学大学院博士課程在籍中。 2008年に来日後、学業の傍ら9年間英会話講師として活動。2016年より英語教材の執筆、監修活動を開始。
WEBサイト:【サマー先生と英会話】
YouTubeInstagram も更新中。

編集:ENGLISH JOURNAL編集部

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