せっかく英語を学ぶなら、ネイティブ・スピーカーがよく使う自然なフレーズを身につけたいものです。書籍『その英語、ちょっとカタすぎます!』から、日本人が知らないネイティブならではの英語表現を紹介します。どんどん覚えて使ってみてくださいね!
- 作者: キャサリン・A・クラフト,【編訳者】里中哲彦
- 出版社/メーカー: ディーエイチシー
- 発売日: 2017/09/08
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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アメリカ人は「コンビニ」とは言わない
お腹が空いたとき、ちょっと飲み物が欲しいとき。また、急に雨が降ってきて傘が必要なときなど、近くにコンビニがあると便利ですね。特に最近は、コンビニスイーツがどんどん充実してきているので目が離せません。
ちなみに コンビニは、covenience store の略称。では、「そのドーナツ、どこで買ったの?」と聞かれたとき、アメリカ人はどう答えるのでしょう?
I bought it the convenience store .(コンビニで買いました。)でしょうか? これは文法的には間違っていないのですが、アメリカ人は実際にはこんな言い方はしないそうです。
それどころか、department store (デパート)や home improvment store (ホームセンター)といった言葉も使わないのだとか。
「これ、コンビニで買ったの」と言いたいとき、アメリカ人はコンビニという業態名ではなくお店の名前を使う のです。
I bought it at Lawson.ローソンで買ったのよ。
Pick up some beer at FamilyMart?デパートやホームセンター、レストランなども同じ。店の名前で呼ぶのだそうです。面白いですね!ファミマでビール買ってきて。
「お店の名前」で読んでみよう!
では、どんな会話になるのか見てみましょう。
Where did you get that umbrella?
(その傘、どこで買ったの?)
I bought it at 7-Eleven .
(セブンイレブンで買ったのよ。)
ローソンでも、ファミマでもなく、セブンイレブンで。nanacoカードを持っている人なんでしょうか。
Let's stop at Starbucks .
(スターバックスで休んでいこうよ。)
We don't have time . We have to stop at Book 1st.
(時間がないわ。ブックファーストに寄らなくちゃいけないから。)
なんだかコマーシャルみたいな会話に……。でも、思えば店名を知っているのに「コンビニ」「スーパー」「本屋」と業種や店舗形式で呼ぶのも 不思議なもの。
また最近は、「ローソンのウチカフェスイーツは毎週チェックする」「セブンイレブンのショコラドーナツにハマった」というふうに、「あのお店のこれ!」というこだわりを持つ方も増えていると思います。日本でも、お店の名前で呼ぶようになる日も近いのかも。
ともあれ、 「アメリカ人と会話するときには、 具体的な お店の名前を言う」 と覚えておきましょう。そしてどんどん使ってみてくださいね!
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構成・文:GOTCHA!編集部
GOTCHA(ガチャ、g?t??)は、I GOT YOUから生まれた英語の日常表現。「わかっ た!」「やったぜ!」という意味です。英語や仕事、勉強など、さまざまなテー マで、あなたの毎日に「わかった!」をお届けします。
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