2月の大事な行事といえば?そう、バレンタインデー!職場でチョコを配ることについては賛否両論ありますが、コミュニケーションの潤滑油と思えば、まあいいのではないでしょうか。女子にとっても男子にとっても何かとソワソワしちゃうこの日を、英語でディスってみます。
女子たちは準備が大変
職場で「女性全員からチョコを渡そう」となると、誰かがやらなくてはいけないのが買い出し係です。ちょっと早めのお昼休みを取ってデパ地下へいざ出陣!
しかし、目的のお店にたどり着く前に思わぬトラップが。デパ地下の試食って、なかなか豪華でおいしいんですよね。
I end up full trying out the food samples in the depa-chika.
(デパ地下で試食してるだけで、お腹いっぱいになる感じ)
My legs feel like lead already.
(もう脚が疲れた)
結局、試食だけして帰ってきたりして。昨今はやっぱりネットショップが便利です。
It's cheaper if you apply online.
(ネットで申し込むと安上がりだ)
そして気になるのはこれですね。やっぱりダメですかね?
Can we put this down to expenses?
(これは経費で落とせるかな?)
ひとまず、「ご注文ありがとうございます」メールは保存しておきましょう。
やっぱりドキドキ?男子たち
さて、対する男性チームはどんな塩梅でしょう。やっぱりちょっとは気になるのでは。でも風紀にうるさい職場だと個別にチョコをもらうのは難しいのでしょうか。
I can’t believe they still forbid office romance.
(いまどき社内恋愛禁止ってどうなの?)
社内恋愛は “office romance” なんですね。そこはかとなく昭和の響き。
さて、恋愛とまではいかなくても、なんとなく気になっちゃう人っているものです。いいじゃないの。人間だもの。
She is always cheerful so you can easily ask her to do a job.
(あの子はいつも明るくて仕事頼みやすいんだよね)
She brightens up the office.
(彼女は職場のムードメーカーだ)
そんな彼女からチョコをもらったら、たとえ義理でも悪い気はしませんよね。ちょっと照れくさかったら、こう言って受け取ればいいのでは。
When I feel like my brain is tired, chocolate is the one thing that works.
(脳が疲れたときは、やっぱりチョコレートだね)
I can’t resist eating sweets.
(甘いものの誘惑には勝てないなあ)
うるさい上司が離席中だったら、ついでにランチや飲み会に誘っちゃいましょう!
Let’s have fun while the boss is away!
(上司の居ぬ間に洗濯)
洗剤ドバー!はい、もうジャブジャブやっちゃってください。リフレッシュしたらお仕事も(できるだけ)がんばりましょうね。
おまけ情報
2月は3日の節分、8日の針供養、11日の建国記念の日と、渋めの行事や記念日が多い月。バレンタインデーの後は、28日の「バカヤローの日」でしょうか。
昭和28年のこの日、野党議員との質疑応答に興奮した吉田茂首相が「バカヤロー」と発言。これがきっかけとなり翌月3月14日(ホワイトデーですね!)には衆議院が解散しました。いわゆる「バカヤロー解散」です。
一国の総理大臣といえども職場でキレたらそれまで。いわんやサラリーマンにおいてをや。ヤバいと思ったら大きく深呼吸してチョコでもつまみ、心のなかでこうつぶやくとしましょう。
Come on! I can do it!
(頑張れ!わたし!)
なにがあっても英語でディスれば、立派な英語学習。今月もこの手で乗り切りましょう!
ここで取り上げたフレーズはこちらの本に掲載されています。ちゃんとしたフレーズもたくさん載っていますので、毎日の英語学習のお供にぜひどうぞ。
※2017年2月9日公開、2023年1月25日更新。
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