アクチュアルな英語文学

才能ある女性が「男性的」とされるのはなぜか?ヴァージニア・ウルフと詩人サッポーから探る
才能ある作家や詩人が女性だと、「男性的」「同性愛者」というイメージが付きまとっていたのはなぜなのでしょうか?上智大学教授の小川公代さんが、イギリスの作家ヴァージニア・ウルフや同時代の女性詩人・作家たちと、偉大な詩人サッポー(サッフォー)を通して考察します。
2021-05-11
自殺ではなかった?疫病の恐怖を描いたエドガー・アラン・ポーの死の真相
エドガー・アラン・ポーが書いた感染症小説である短編「赤き死の仮面」。 コレラが流行していた当時、ポーはどう生き死んでいったのでしょうか?作家の死因に関する新説を紹介します。小川公代さんの連載「現代的な視点で読み解く アクチュアルな英語文学」第7回。
2021-04-02
#わきまえない女 になった吸血鬼と少女の関係は?映画『カーミラ』
エミリー・ハリス監督の映画『カーミラ』は、原作の著名なヴァンパイア小説とは異なるテーマを扱っています。#MeToo時代の吸血鬼はどう描かれているのでしょうか?小川公代さんの連載「現代的な視点で読み解く アクチュアルな英語文学」第6回。
2021-03-05
メアリー・シェリーの感染症文学『最後の人間』が描くのは連帯か分断か?
コロナ禍以降に注目されている、メアリー・シェリーの小説『最後の人間』。作者の自伝的要素と、帝国主義時代の人種差別に対する「罪悪感」、そして感染症の関係とは?小川公代さんの連載「現代的な視点で読み解く アクチュアルな英語文学」第5回。
2021-02-04
『ドリアン・グレイの肖像』のオスカー・ワイルドとシェイクスピアの同性愛
オスカー・ワイルドの同性愛的描写が見られる『ドリアン・グレイの肖像』の登場人物にはモデルがいました。その実在の人物とワイルドの関係とは?ワイルドが示したシェイクスピアへの関心とは?小川公代さんの連載「現代的な視点で読み解く アクチュアルな英語文学」第4回。
2021-01-07
『ジェイン・エア』の作家シャーロット・ブロンテのもう一つの物語――未発表作品の発見秘話
7000万円で落札された作家シャーロット・ブロンテの豆本が話題に。同じくシャーロットの未発表作品である別の2作がたどった運命から、家族の物語をひもときます。小川公代さんの連載「現代的な視点で読み解く アクチュアルな英語文学」第3回。
2020-12-03
フェロモンの名前になった「ダーシー」はどんな男性?性的魅力の源は?『高慢と偏見』
ジェイン・オースティンの小説『高慢と偏見』のエリザベスが恋する男性ダーシーがフェロモンの名前に。そのイメージは実はドラマ化作品の俳優と演出が発端でした。小川公代さんの連載「現代的な視点で読み解く アクチュアルな英語文学」第2回。
2020-11-05
「クリーチャー」は怪物か人間か?『フランケンシュタイン』の楽園喪失と#MeToo
ベネディクト・カンバーバッチとジョニー・リー・ミラーが主演したナショナル・シアター・ライブの舞台『フランケンシュタイン』から、「今」を生きるためのヒントやテーマを探ります。小川公代さんの連載「現代的な視点で読み解く アクチュアルな英語文学」第1回。
2020-10-01
2024 12
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