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1980年代の名インタビュー!オードリー・ヘプバーンがユニセフの活動をする理由

レイ・チャールズにオードリー・ヘプバーン・・・1980年代を映した偉人の名言

今年、創刊50周年を迎える『ENGLISH JOURNAL』(EJ)。創刊当時から、ハリウッドスターや世界的なアーティスト、文化人の方々のインタビューを掲載してきました。そこには長い年月がたっても色あせない言葉があふれています。その中から今回は、時代が反映されている言葉や心に残る言葉をピックアップしてご紹介します。

※掲載時の表記とは異なる場合があります。

1980年代

ベルリンの壁が崩壊、共産政権が相次いで倒れるなど冷戦は終結。アメリカでは保守主義が隆盛した時代。大ヒット映画の爆発的な増加や、多くの象徴的なアーティストがキャリアをスタートさせたMTVのようなケーブルテレビの出現なども見られました。

Ray Charles
レイ・チャールズ(ミュージシャン)

I think probably what the changeover is that black music became more prevalent in the white market. In other words, when I was starting out in this business, black music as we know it today was basically played in black communities. It was not part of music that was considered popular. As a matter of fact, it was even called “race music” back in those days.

変化といえばおそらく、黒人音楽が白人の間に広まったことだと思いますね。言い換えると、私がこの仕事を始めた頃には、現在のような黒人音楽は主に黒人の社会で演奏されていました。いわゆるポピュラーな音楽ではなかったわけですね。事実、黒人音楽は当時「人種音楽」と呼ばれていたほどです。

Audrey Hepburn
オードリー・ヘプバーン(俳優、活動家)

Why am I involved with UNICEF? Because I’m a mother, and there are many, many, many mothers in Japan who, thank God, are not suffering what millions of mothers are today. And although a great deal of progress has been made — many children’s lives have been saved — there are still 30,000 children that die every day, and that with very little help, could be saved.

私がなぜユニセフの仕事をしているかといえば、私は母親だからです。今日何百万人という母親が苦しんでいますが、幸いなことに日本の多くの母親はその苦しみを味わわずに済んでいます。現在、状況はかなり改善され―大勢の子どもたちが救われていますが―まだ3万人もの子どもが毎日命を失っています。ほんのわずかな援助で、その子たちを救うことができるのです。

Sting
スティング(ミュージシャン)

We should really stop saying it’s impossible to solve this problem, and start realizing where the real problem is. We spend something like 850 billion dollars a year on weapons systems all around the world. A small percentage of that could solve almost all of the ecological problems we face.

「この問題を解決するのは不可能だ」などと言うのは、もう本当にやめて、問題の本当の根源はどこにあるのかに気付かなければなりません。世界中で、1年間におよそ8500億ドルを兵器に使っているんですよ。そのほんの一部のお金があれば、われわれが直面している環境問題のほとんどすべてが解決できるのです。

Peter Brook
ピーター・ブルック(舞台・映画監督)

Theatre can never be static — that even 10 years ago, everything would have to be done differently, and 10 years from now, 20 years from now, anyone who comes back to the Mahabharata and wants to do it, cannot do it, couldn’t do it the way we do it, because the world will have changed.

演劇の手法が変化しないはずがない―わずか10年前でも、すべてが別の形で行われねばならなかったでしょうし、10年、20年後に『マハーバーラタ』を再び取り上げたいと思う人は、決して私たちと同じようにそれを上演することはできません。世界が変化しているはずだからです。

Sophia Loren
ソフィア・ローレン(俳優)

If I want to be a slave, it’s my choice, I have to choose to be a slave. It’s my choice. I choose to be a slave — giving all yourself, in goodwill, and being very honest about the feelings you have for the man you’re in love with.

(結婚生活で女性が隷属的な状況になることについて)もし奴隷になろうと思ったにしても、それは自分の選択です、私が奴隷になることを望んだのです。私が決めるんです。奴隷になる場合も自分が決めます――喜んですべてを与え、愛する男に対する自分の感情に忠実に従うんです。

Juliette Greco
ジュリエット・グレコ(シャンソン歌手・女優)

Love songs are harder than songs about death. About death I don’t care. It’s something I can’t fight against. But love songs are more difficult. It’s more difficult to sing about love. I can’t stop thinking of him, that makes it difficult.

愛の歌は死の歌より難しいですね。死については、私はなんとも思いません。これは逆らえないことです。でも、愛の歌はもっと難しい。愛について歌うのはもっと大変です。彼(ジャック・ブレル)のことが忘れられません、ですから歌いにくいんです。

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※本記事は『ENGLISH JOURNAL』2021年4月号に掲載している記事を再編集したものです。

ENGLISH JOURNAL ONLINE編集部

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