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「007シリーズ」のインタビューで見つけた、今すぐ使いたい英語フレーズ【EJ特派員】

「007シリーズ」のインタビューで見つけた、今すぐ使いたい英語フレーズ【EJ特派員】

写真:ロイター

アルクの英語学習誌『ENGLISH JOURNAL(EJ)』の読者が、EJを使った感想や自らの英語力を生かした取材など、編集部とは違った独自の視点で「おもしろ&お役立ち」英語情報をレポートする「EJ特派員」の活動。今月はEJ特派員のKAZUさんが、「007シリーズ」のインタビューで見つけた今すぐ使いたくなる英語フレーズをご紹介します。

こんにちは、「EJ特派員」のKAZUです。

気が付けば時は師走、ENGLISH JOURNALはお先に2021年1月号が販売されています。

雑誌を手にしてみると、表紙はシンプルな白ベースの真ん中に、目立つように大きく「世界の新語・流行語」と書かれています。しかし、ボクが最初に目にしてうれしくて小躍りしそうになったのが、ダニエル・クレイグさんの名前です!

ダニエル・クレイグさんといえば、「007シリーズ」です。EJでの学習を通じて映画鑑賞にハマりつつあるボクは、「英語好きならイギリス人俳優が主演している007シリーズを見なくちゃ!」という理由(単純過ぎ)で新作が劇場公開される前に、ダニエル・クレイグさん出演の過去作を一気に見ました。

彼の演技とクールさに魅了され、新作の『ノー・タイム・トゥ・ダイ』を楽しみにしていたのですが、COVID-19の影響で2020年4月公開が11月に延期、そして再延期で来年に・・・未だ未公開ですが、いつかEJで取り上げてくれないかなと思っていたので、今回で願いがかないました!

『ボヘミアン・ラプソディ』でフレディー・マーキュリー役を演じたラミ・マレックさんも登場します!

ということで、EJ1月号入手からこの原稿を執筆するまで、ダニエル・クレイグさんとキャリー・ジョージ・フクナガさんのインタビューを集中的に聞いたので、その中から参考になった表現や、ボクが普段実践している英文テンプレート探しについてご紹介します。

007インタビューで見つけた今すぐ使いたい英語フレーズ

carry the torch of ~

撮影開始に先立って行われた2019年4月の製作会見で、007シリーズ第25作目の監督を務めたキャリー・ジョージ・フクナガさんは、「名誉を感じるとともに重みがある」とお話しされた後に、

There’s a sort of responsibility to carry the torch of not only this character but the franchise and what it means to its fans and the people who love James Bond.

このキャラクターをはじめとしたシリーズの伝統や、ファンの皆さん、ジェームズ・ ボンドを愛する皆さんにとって大切なものを守る責任があります。

と続けています。

carry the torch of ~で「~(伝統など)を守る」という意味があります。torchは「たいまつ」という意味です。オリンピックの「トーチ・リレー」と聞くとイメージしやすいですよね。みんなで火種を絶やさぬようつないできたトーチを運ぶわけですから、伝統を守るというふうにイメージがつかみやすい表現です。

steep oneself in ~

監督のキャリー・ジョージ・フクナガさんがイギリスを代表する作品について、

I have tackled British icons before and, uh, really enjoyed the experience and, uh, steeped myself, I think, in British culture.

私はこれまでにもイギリスを代表する作品に取り組んだことがあり、その経験をとても楽しみ、イギリス文化にどっぷりと漬かったと思います。

と話しています。steepという単語は形容詞で「(道路・坂・丘などが)急な、 険しい」という意味がありますが、ここでは動詞として使われていて、steep oneself in ~ で「~に身を浸す、~に没頭する」という意味になります。

類義語として、soakがあり、soak oneself in ~ という形でやはり同じ意味で使われるので併せて覚えるといいですね。

~ has been part of my life

監督のインタビューの後に、ようやくジェームズ・ボンド役のダニエル・クレイグさんが話し始めます。

この製作会見は、ロケ地ともなったジャマイカにある、原作者イアン・フレミングさんの元別荘で行われていて、ダニエル・クレイグさんがジャマイカの地にいる喜びと幸福について話しをしています。さらに、このように話しています。

Playing Bond has been part of my life for well over a decade now.

ボンド役はもう10 年をはるかに超える期間、私の人生の一部を占めてきました。

「◯◯は私の人生の一部を占めてきました」という表現を見て、これはそのままテンプレートとして使える!と思い、チェックしました。◯◯ has been part of my life.の◯◯の部分に、自分に関連する言葉を当てはめて必要に応じてその他の語句を付け加えれば、自分の英語として取り込むことができます。

例えば、Music has been the most part of my life.(音楽は私の人生の大部分を占めています)などとして使えます。

知っている単語と文法で構成されている文でも、「こんなふうに表現できるのか!」と生の英語に触れるたびに発見があります。単語を入れ替えて自分なりの文にすると、誰かの発話がいつの間にか自分の中の英語回路に組み込まれていくので、このようなテンプレートとして使いたい表現をいつもチェックしています。

EJ特派員として

ここ最近の何回かの記事で、EJの活用法を具体的な実践例を基にして書きました。読者の方々のお役に立てればと思いペンを走らせていたわけですが、気が付けば自分自身のEJ活用法を見つめ直すきっかけにもなり、英語学習をしながらとても有意義な時間を過ごせました。

2021年もEJで得た気付きや学んだことなどを、EJ特派員としてシェアしていきたいと思います。お読みいただきありがとうございました!皆さんよいお年を!

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KAZU

KAZU約9カ月のイギリス語学留学を経て2007年4月から英語を使う仕事に就き現在に至る。仕事の幅を広げるため試行錯誤しながら英語学習中。やりたいことが多過ぎるのが悩みであるが、イギリス愛を貫き突き進んでいこうと決心した令和のはじまり。
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