増えています!インドに進出する日系企業
インドといえばカレー?ヨガ?ガンジス河?どれも間違いではないですが、これからはビジネスの相手国としても目が離せません。こちらのグラフは、インドに進出した日系企業の数の推移をまとめたもの。10年前と比べると、5倍近くに増加していますね。
※在インド日本国大使館調査 (2006年は1月、2007年は2月、その他は各年10月時点)。図版作成:GOTCHA!編集部。
次に進出するのはあなたの勤務先かも。社会人なら、インド英語のイロハ?を押さえておいて損はなし。この機会にチェックしましょう。ここでは「インド英語あるある」企画にお寄せいただいたTwitterでのつぶやきをご紹介。アルク刊『インド英語のツボ-必ず聞き取れる5つのコツ-』の著者、榎木薗鉄也先生にもお付き合いいただきます!
強すぎる“r”問題
多くの人が感じたのが、とにかく存在感の強い”r”。インドについた飛行機の中で、早くもこんな体験をした方も・・・。
長いフライトを終えて、インディラガンディー空港に到着。飛行機から降りたけど、忘れ物をした。CAさんに伝えて機内に戻ろうとすると、「ワットイズユアルナンバル?」と言われはてな。聞き返してみるとWhat is your number?座席番号の確認だった。インドの洗礼。#インド英語
— あらため (@aratame01) 2016年7月26日
単語のつづり通りに発音することを「つづり字発音」といいます。インド英語で“r”の音が強くなるのは、このつづり字発音をしているため。“car”が「カール」、“hamburger”が「ハムバルガル」と発音されたりします。最初は戸惑うかもしれませんが、慣れれば単語を思い浮かべやすいかもしれませんね。
また、“r”のあとに来る母音は、短い音になりがち。例えば、“forty”は「フォルティ!」と恐ろしく早く、恐ろしく強く発音されるのだとか。これも、「インド英語は英米の英語と違う」という印象を強める原因になっているようです。
@alc_press #インド英語
— ながっち (@nagasek3) 2016年8月5日
別の部署にインドの関連会社の人が出張で来てた時、休憩時間に雑談を仕掛けてみました。
いつ来たの?って聞いたら、何回も
ドゥダイ、ドゥダイ…って言うから全然わからなかった。
それが”today”だったとわかるまで随分時間が掛かりました…汗
これはかなりディープなインド英語かも!榎木薗先生いわく・・・、
「インドにはたくさんの在来語があります。その中の1つ、マラヤラム語話者の発話の特徴にあてはまるかもしれません。この言語では、t、p、kの音がそれぞれ、d、b、gと濁った音に聞こえることもあるそうです」
恥ずかしながら、マラヤラム語という言語の存在を本日初めて知りました。さすがインド英語、奥が深いですね。
思わず納得?インド流英単語
インドでは、単語も独特な使い方をします。最初は驚くかもしれませんが、日本人には結構納得感があるかも。なんだか和製英語みたいです。
インド英語でやはり一番初めに驚いたのは、postpone(延期する)の逆で前倒しするでpre-poneを使われることですね。結構多いんじゃないでしょうか?ちなみにwebsterにはすでにちゃんとした用語として登録されてますね。 #インド英語
— Shuzo Tomita (@ShuzoTomita) 2016年7月27日
@alc_press 食事のデリバリー(出前)や、ファーストフードを始め各レストランで持ち帰りするときには「parcel」がもっぱら使われるようです。郵便小包や、アマゾン通販ほか宅配品にももっぱら「parcel」の使用頻度高し、です。#インド英語
— 阿香(Axiang) (@qingxiang_wushu) 2016年7月29日
デリバリーやテイクアウトを頼みたいときは“parcel”のほかに“package”も使えます。覚えておくと便利ですね。ちなみに食事のデリバリーやアマゾンなどの宅配がちゃんと機能しているのは、榎木薗先生のようにひと昔前のインドを知っている人にとっては驚きなのだそう。「タクシーがネットやアプリで簡単に呼べ、料金もアプリ通り。運転手もきちんとしているとは、よい時代になりました」

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